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親がコーチから学ぶこと

実の親よりもサッカーのコーチの方が子どもの性格をつかんでいてうまく育てているような気がする。

ひとりひとりの子どもの性格にあわせた指導
ある試合の後半途中、ボールがタッチラインを割り、プレーが止まったときコーチがチームで一番明るくて、良くしゃべるフォワードの子どもに声をかけた「フォワードなのに全然シュート打ってないじゃないか。今日は1本も打ってないだろう」その子はボールから目を離してベンチに向かって「1本打ったよ。さっきそこで。見てないの」
ボールが動きプレーがはじまったのにもう一言いいたそうだ。「はじまったぞ」とコーチ。その子に火がついたようだった。その後、ボールを追い掛け回し、シュートまではいかなかったがアシストは決めた。

我がコーチは子どもたちを6年間、見ているから子どもひとりひとりの性格を知っていて反発して燃える子にはわざとこのような声をかけているようだ。逆に、おとなしい子には問い掛けながら元気をださせるトークを用いてくれる。 子どもの特徴にあわせ自信を持たせてくれる。 もちろん性格だけでなく、各個人の得意なプレーを尊重して育ててくれる。プレスキックが得意な子にはどんどんフリーキックを蹴らせゴールを狙わせる。得点すれば自信とやる気につながりどんどんうまくなる。

画一的な親と学校の先生
親や学校の先生は、子どもをひとりひとり見ているだろうか。親は隣りの子どもが塾に行けば負けずと行かせ、性格の違う兄弟がいても同じように躾る。学校の先生は定められたカリキュラムを走らせるだけ。画一的なものからはみださなければ「良い子」として評価される。
教育の効率を上がるには、画一的なものが良いけれども、ヒトはひとりひとり違う。

反省
コーチがうちの子に接するように私も接すれば良いと3年前から気づいた。コーチの方が子どもを見る目があるといのは親としては情けないかもしれないが、事実だからしょうがない。


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