40歳の子供おじさんが 唯一、人に誇れるもの
それは中学卒業時に、陸上部の恩師から頂いた言葉です。
私は小・中と陸上部で短距離を続けていました。
周りより足は速かったものの、陸上部の中では下の下でした。
中学でも陸上を続けてることになって、より真剣に競技に打ち込むようになり、3年生になる頃には、学年でも陸上部の中でも短距離では一番速くなることができ、短距離走のリレーでもアンカーを任させれていました。
ただ、大会では目立った功績を残せたわけではないので、単に足が速くなったことを誇れるわけではなく、卒業アルバムの余白に陸上部の恩師にメッセージを書いてもらった後に頂いた言葉が、数少ない私の人生で人に誇れるものです。
一年生の頃は、下の下だった私が3年でみんなをごぼう抜きにして、成長できた事を認めてもらった気がしました。
顧問の先生はいつもクールで、口数が多い方ではなく、この言葉もサラッと言っただけなんですが、頂いた言葉はとても嬉しかったです。
部活の練習中もあまり褒められた記憶がないですし、いつも淡々と練習を見守って、支持しているタイプの方でしたのでなおさらでした。
人に誇れるものって言っても、他人からすれば、笑っちゃうくらい大したことないことなんですが、社会に出てから今まで、何も積み上げてきたものが無い私にとっては人生で誇れる唯一の言葉となってます。
ただ、本気で私はこの言葉を今も自分の誇りにしいます。
顧問の結城先生ありがとうございました。
当時、陸上部で起きた事件を記事にしたものもあるので、興味を持っていただけたら、読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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