鬱病サバイバー、ゆっくり、ゆっくり、前進
鬱になってから、文章に触れるのが怖かった。
鬱になって数か月、久々に本を読もうと思って本棚に手を伸ばした。
…読めない。びっくりするほど読めないのだ。
何が書いてあるのか、表面的には解るものの、それを咀嚼し理解する前に脳みそから滑り落ちてしまう感覚。
そう、鬱になった私は、文章を読めなくなっていた。
この衝撃の事件から数か月たった。
自分の唯一自信があった読解能力を大幅に失っていることに絶望した私は、しばらく本と、文章と距離を置いた。いざ直面したら泣いちゃうから。
今はこれでもだいぶ回復した方で、漫画や小説も少しずつなら読めるようになってきた。
そこで、受験期、鬱のせいもありほとんど動かせていなかったこのnoteを動かす気に…ちょっとなった。
でも、まだ文章を書くのは怖い。自分が書きたかった内容をすらすら書けるかと言われると別で、頭の中をまとめるのが極端に下手になっている気がする…というよりも、鬱になったせいで自分の頭で考えられるキャパが大きく減り、自分の言葉で話すことがものすごく下手になった気がする(元からうまい訳でもないけれど)。
私はいつまでこのままなんだろう。
私はこの先果たして大学に行けたとしても、うまく生活して行けるのだろうか。
毎日要らないことばかり考えて、そのたびに泣きながら薬を飲む。
こんなんで仕事なんてできるのだろうか。
そんな不安ばかり抱えながら、泣きながらうずくまり、波が過ぎるのをおびえながら待つ日々。
それでも、少しずつ、できることは増えている。
バイトも始めたし(ついに今日体調不良で休んだ)、受験勉強だって再開した(一日30分できていればいい方)。
それ以外は底辺期とさほど変わらない。寝るか起きてぼーっとするか。気が向いたときにゲームをやる。
できることは増えている…ハズ? あ~~~…。
でもこのnoteはリハビリ代わりにまた次も書けたらいいな、と思っています。またね!