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エンゲージメントへの取り組み~4年間の挑戦と成果を大公開~
こんにちは!
ブレイン・ラボの人事担当です!
こちらの記事では、ブレイン・ラボ(以下、BL表記)がこれまで取り組んできた組織改善についてご紹介したいと思います。
特にエンゲージメントサーベイに焦点を当て、約4年間にわたり向き合ってきた結果、組織がどのように変化したのかをお伝えします。
この記事を通じて、BLの取り組みやその成果をご覧いただけたら嬉しいです!
エンゲージメントに本気で向き合うようになった背景
コロナ禍において在宅勤務制度を立ち上げ、フルリモートで業務を行う社員が増えたことで、直接顔を合わせる機会も減り、社員間のラフなコミュニケーションも大きく減少しました。それと同時に社員一人ひとりのモチベーションや状態を把握することが難しくなったことが課題でした。
このような状況を踏まえ、会社全体や組織、チームの現状を可視化し、より良い組織づくりを実現するためには、エンゲージメントの推進に本格的に取り組む必要があると考えました。
組織改善チームとしての取り組みと協力体制
当社では、組織改善に取り組むため、人事から3名、開発部と営業部からそれぞれ1名ずつの計5名で組織改善チームを結成し、スコアの振り返りや施策の検討を進めてまいりました。
ただし、改善を実現するためには、チームメンバーだけでなく各部署のマネージャーの協力が不可欠と考え、スコア取得後には自部署の強み・弱みやスコアの変動要因を分析し、その結果を基に次のアクションを検討・実施してもらうよう依頼しました。
他にも、新入社員面談や人事面談を定期的に実施し、従業員の意見や要望を反映させながら制度の改定や新たな施策の策定に取り組み、より働きやすい環境づくりを目指してきました。
4年間の成果
4年前、当社ではあるエンゲージメントサーベイを活用してスコアを管理していましたが、その後は一時的に別のシステムを用いてスコア改善の運用を行っていました。そして、この度、約4年ぶりに以前利用していたシステムで再度スコアを取得したところ、驚くべきことに全体で +11.5ポイント という大幅な改善が見られました。
各項目の対比を見ると、一見小さな変化に見える部分もありますが、すべての項目でスコアが向上しているということは、大変嬉しい事実です。
特に、「施設環境」「制度・待遇」「内部統合」といった項目で顕著な改善が見られましたので、実際にどのような施策に取り組んできたのかをご紹介し、この成果につながった背景をお伝えしたいと思います。
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実際に取り組んだ施策と満足度向上の要因
①施設環境や制度待遇(身体的な快適性、IT環境の充実度、休日や就業時間、多様な働き方など)
4年間で新たに下記の制度新設・改定を行いました!
・在宅勤務制度の導入、在宅勤務手当支給
・フレックスタイム制度の導入
・関東ITソフトウェア健康保険組合への加入
・ワーケーション制度の導入
・リゾートワークスの導入
・corolla制度の導入(業務に必要と判断できるものに対し一部費用負担)
・人事制度改定×2回
・年1回、全社員向けの人事面談の実施
・メンターガイドラインの導入
・東京本社、沖縄オフィスの移転
・コーヒーサーバーやドリンクバーの設置
・休暇付与日数増加(年末年始休暇、夏季休暇、ファミリーサポート休暇)
・有給休暇付与タイミングの変更(半年後→入社初日へ)
その他、福利厚生一覧はこちら↓
②内部統合(業務目標や計画の共有、メンバーの目標達成意欲、職場の一体感や業務連携度など)
この項目については、特に人事制度の改定が大きな影響を与えたのではないかと考えています。以前の制度では、ミッション設定や評価基準が曖昧だったため、不満を感じる社員が多かったと認識しています。
改定後は、年齢や在籍年数にかかわらず、等級ごとに明確化された基準に基づいて実力や成果を評価する仕組みを導入しました。
これにより、公平性とメリハリのある運用が可能となり、社員の納得感も向上していると感じています。
また、運用面でも評価期中に 「サポート面談」 を設け、上司が社員の目標達成をサポートする場を提供することで、評価に対する納得感がさらに高まっていると感じています。
人事制度の詳細はこちら↓
冒頭でお話ししたコミュニケーションへの課題に対しては一例ではありますが、以下のような施策を実施し、社員同士のコミュニケーションの活性化から一体感のある組織を目指しました。
アニバーサリーイベント(オフライン)の開催
創立記念日を祝うイベントを実施し、社員同士が直接顔を合わせ交流する機会を提供しました。経営陣からの定期的な全社発信
経営陣から定期的に業績報告や各部署の活動紹介、社員の称賛や趣味の共有など、多岐にわたる内容を発信しています。社内報の発信
新入社員の紹介、表彰者インタビュー、新部署立ち上げの背景紹介など、社員に知ってほしい情報の共有を図っています。
これらの取り組みを通じて、職場全体の一体感や業務連携度を向上させるとともに、社員が会社やチームに対してより強い帰属意識を持てるよう努めてまいりました。
まとめ
エンゲージメントへの取り組みと成果は如何だったでしょうか?
決して、こんなにやったよ!ということをアピールしたいのではありません。ただ、今後、労働人口がより不足するといわれている中でエンゲージメントは、組織の成功に欠かせない要素だと思っています。
高いエンゲージメントを持つ従業員は、より高い生産性を発揮し、職場の雰囲気を向上させ、顧客満足度の向上にも寄与します。逆に、エンゲージメントが低い場合、離職率の増加やチーム全体のパフォーマンス低下を招くことがあります。
だからこそ、当社は社員の声に耳を傾け、柔軟に対応しながら誰もが「ここで働き続けたい」と思える職場を作り上げていきたいと考えていることだけはお伝えしたいと思います!
最後に
ブレイン・ラボでは事業グロースに向けて共に働く仲間を募集しています。
「少し話を聞いてみたい」という温度感でも構いません。
カジュアルに面談をすることも可能ですので、是非お問い合わせください。
お待ちしております!