今日からできる「やる気スイッチ」の作り方
1.やる気が出ないのは気持ちのせいでは無いこともある
何かを始めてみたときに、「続けられない」「やる気が出ない」「集中できない」ということはありませんか?
僕のところにご相談に来る方も、軒並み同じ悩みを持っています。
もちろん僕もそうです。
仕事でも日常のことでもやる気が出ない時、私たちは自分のモチベーションが高まらないからだ、思考が浅いからだと、自分の心ばかりを責めてしまいがちです。
確かに、何か目標に向かい始めた時は、高いモチベーションを維持できるかもしれません。
しかし、その道程にはやりたく無い事や、やる気の湧かない事も雨のように降り注いでくるものです。
そこから目をそむければ物事は滞ってしまい、いずれ辞めてしまうことになってしまいます。
心は常に穏やかでいることはできないので、作業環境という外的要因を使って自分の生活ルーティーンの中に「やる気スイッチ」を作ってしまうという方法があるので、ご紹介させていただきます。
2.五感をガジェットでドーピングする
例えばゲームを始める時の状況を思い浮かべてみてください。
〈我が家のマイサン事例〉
ゲームの準備をして、ポテチを置いて、お手拭きティッシュを置いて、ペットボトルの飲み物を準備して、iPadで音楽を流してと万全の体制を整えて挑んでいるはずです。
まずはいつもパフォーマンスを出せる環境を整えてから取り組むことが大前提です。
そこから「やる気スイッチ」を設定する作業を始めます。
それは、「五感」を刺激して「やる気スイッチ」を発動するということです。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感を外的要因で直接アプローチして刺激することで、安定して体と脳に働きかけることができます。
自分のテンションをあげようぜ!ってことですね。
2-1視覚ドーピング
視覚はメラビアンの法則でも実証されている通り、感情に大きな影響を与える感覚です。
〈作業スペースを整理する〉
整理されたスペースは集中力を高めます。作業前に整理整頓をするだけで、もはや「やる気スイッチ」は半押しされたようなものです。
〈視界に入るものはポジティブなものに〉
次に、視界に入るものはポジティブなものだけにしましょう!例えば、お気に入りのメモや付箋などの文房具です。この傍に、放置中で日課を進めているスマホゲームなどがあると集中力激下がりなので要注意です。
パソコンの壁紙などもお気に入りものにしておくとナイスです!
2-2聴覚ドーピング
音楽や音は、感情に直結する強力な外的要因です。
よく、ながら作業は良く無いなどと言いますが、それも使い方次第です。ゲームや動画はダメです。
僕は掃除や作業を一気に進めたい時はノリノリのロックをかけ、熟考したい時は瞑想系など自然の音(雨や川の流れる音)を場面に合わせて自分でチューニングして音楽を流しています。
休憩したいときはクラシックもいいですね。この記事を書いているときは「水曜日のカンパネラ」でノリノリモードです♪
音楽で脳をチューニングするのはおすすめです!前職の時も僕のチームの場所だけ、音楽でノリノリでした。上層部からはだいぶ睨まれたけど(笑)
2-3嗅覚ドーピング
嗅覚は脳内での記憶・感情を強く結びつきを持っていて、とても大切です。
いいなと思った異性が香水のきつい佇まいでガッカリした経験はありませんか?嗅覚は直感的に効果があるので、適宜利用するといいですね。
僕はオフィスでも車でもアロマやお香を使っています。ハンドクリームや除菌も無香料か好きな香り重視で選んでいます。お香は山ほどあるのでご紹介は避けます。香水は僕はNGです。
2-4味覚ドーピング
味覚は気分転換で脳と体をリフレッシュさせるのに効果的です。
僕は、オフィスに入ると先ず珈琲を淹れます。お湯を沸かしている間に掃除機をかけたり植物に水をあげたりして整えます。たまに紅茶も飲みます。
同時に嗅覚も刺激してくれるのと、デスクや作業に集中しすぎて気分転換したいときに珈琲をドリップする作業もとてもリフレッシュになるのでおすすめです。
2-5触角ドーピング
デスクワークなどで固まった体をほぐすことで、心身をリフレッシュすることができます。
僕は実はここが一番できてい無いのでこれからの課題です。
ジムもサボり気味ですが撮影中は常に動いているので普段から意識して屈伸したり背伸びをしています。デスクチェアは背伸びができるものにしています。
3.まとめ
このように、自力でやる気を出せない時はガジェットに頼って「やる気スイッチ」を入れてみましょう。
ちょっとした工夫で「やる気スイッチ」は物理スイッチとして有効的にコントロールできそうですよね。
日常の中に自分なりの「やる気スイッチ」を作ってみてくださいね。
僕のコーチングはあなたの中にある「やる気スイッチ」の動線を探して無意識にコントロール出来るように一緒に舵をとる作業です。
自分を使いこなして「理想の自分」になりたい方へ、本気で向き合います!
写真:朔丸
Please wait for the next series….