「保護者のための国語講座」の感想 @ 保護者様の声

6 月 6 日に行った「保護者のための国語講座」について、ご参加いただいたお母様に、講座の中で気付いたことを書いていただきました。
執筆、ありがとうございます。
ちなみに、題材は 2020 年の桜蔭学園の入試問題でした。

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自分で問題と向き合って見て、難しさが身にしみ、これが本当に小学生向けなのかとびっくりしました。制限時間内に長文を読み、要点と設問の意図を汲み取るだけでも一苦労でした。

また、綺麗な字で答案を書くよう、子どもには言い聞かせてきましたが、自分ではそれどころではありませんでした (笑)
よく知りもせずに、難しい要求をしていたと反省しています。。。

解説を聞いて、設問の意図を自分が深く読み取れていないことに気づきました。国語の出題の意図に、その学校の「求める人物像」がこんなに現れているとは驚いています。

文章にある語句をうまく組み合わせて、答案を書けばいいと高をくくっていたのですが、文章に出てこないことが「問われているテーマ」と知り、レベルの高さに圧倒されました。あらかじめ受験校の出題の意図をつかんでおくと、飛躍的に点数が伸びるだろうと思います。

子どもが作文を苦手にしていて困っていますが、作文の作法や語句の使い方以前に、身につけるべき力があることがわかりました。子ども自身が、世の中のこと、自分と世の中の関係など、これまでの小学校生活ではあまり考えてこなかったことに、しっかり向き合って、「自分の考えを持つこと」「考えを人に伝えること」ができるようになる必要性を感じています。それなしでは、国語の点数は伸びそうにないです!
そして、その力をつけるためには、日常生活での親子での対話が大切だと思いました。

他の塾の先生からも、ニュースを見て、親子で話し合うことは、受験の役に立つと聞いていましたが、具体的にどういうことなのか、今回ようやく理解できたと思います。

演習を重ねる以前に、親子でまずできることがあることを、もっと早く知っていればよかったな、と思いました。とても有意義な講座でした。

大田区、6 年生保護者様

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