【言葉の力を作る本①】 読書記録
言葉の力ってなんだろう。
興味をそそられるタイトルだったのでこの本を取りました。そもそも興味を引くタイトルも言葉の力に吸い寄せられたんだなと読んだ後に気がつきました。言葉んの素晴らしさを前編と後編に分けてまとめたので読んでいただけると嬉しいです。
●言葉があなたを作っている
・言葉=人:言葉はその人の人生、姿勢、考え方、目配りの広さ、深さ、
暖かさが反映されている
・現代伝える手段は言葉や文字から画像、短文投稿、スタンプへと変化して
いる
★全世界の約6000言語を比較すると日本語的配列の方が多い
・英語など 主語+述語+目的語 30%程度
・日本語など 主語+目的語+述語 40%程度
→実際英語がほとんど公用語として話されているため錯覚が起きている
○日本語は内容よりも喜怒哀楽の表現が優先される
<日本語の自由度の高さ>
①並びが自由
②主語が省略できる
③相手との関係性で主語を言い換える
⇨法則性よりもその時の気分や相手との関係性に重きを置いた言葉
○仕事が出来る人はひらがなとカタカナを使い分ける
・漢文系の言葉→漢字+カタカナ:公式文書や硬いイメージ
・やまとことば系→ひらがな中心:親しみやすさ、伝わりやすさ重視
○言葉の量を増やす方法
①電窓に流れる景色を見ながら実況中継する
②見たものを題材にして「プロフェッショナル風」の物語に仕立てていく
★「無知の知」こそ言葉を増やすはじめの一歩
○小学生の言葉は届く
→コアメッセージは七夕の短冊を参考に
・単純明快に!例:「算数のテストで100点取りたい」
=努力の方向が分かりやすくなり結果を引き寄せやすく達成感も大きい
願望と努力と結果が一直線
○「子ども言葉」で目標を書けば行動の起点となる
例:「競合会社に勝つ」「得意先の人に認めてもらいたい」
・抽象的な考えは一切排除し具体的に正直に自分の想いをぶつける
①この仕事の目的は何か。何を達成すれば良いか。何を目指して走るか。
②協議して優先順位をつける
③欲しいことややりたい事をむき出しにしたシンプルで力強い言葉で書く
④仕事の起点になる
○朝短冊の作り方
①今日1日の目標
②20文字程度
③具体的な「子ども言葉」
④小学校で習う漢字のみ使用
⑤大きな文字ではっきりと
→朝短冊により今日1日の作業が明確となり脳が活性化される
○つかうと評価が下がる「ヘタレ語」
・流行語→新語、流行語大賞に選ばれる言葉やブームになったギャグなど
・カタカナ英語→日本語で通じるのに無理に英語を使うのはカッコ悪い
・専門用語→科学や医学、政治や法律など一部の人にしか分からない用語を
一般的に使うのはNG
○何事も起承転結のドラマ仕立てにしていこう
事実=「起」
例:今日、会社帰りに少し寄り道して隣駅で下車した
発見=「承」
例:隣駅の商店街にいくつもの美味しそうなお店があった
教訓=「転」
例:どうやらこの商店街は歴史もありテレビなどにも取り上げられている
らしい
宣言=「結」
例:今度休みに改めて散策してみようと思う
○芯になる自分の言葉を探す
→過去の体験の中から自分の感性に最もあったコピーを1行切り出してくる
長くなってしまいそうなのでまとめは一旦終了です。
語彙力を高めていくためには今見ているものを実況したりして言葉のバリエーションを増やしたり読書によって言葉の引き出しを多く作ったり感性を磨いていくことも大事だなと学びました。
後半は「自分の過去を棚卸しする」方法についてまとめていきます。ぜひ明日の投稿もみてください!
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