バックグラウンドの整理①「柔道」
「みん職 小林昭文ALラボ」で授業改善に取り組んでいます。小林さんのプレゼンに倣い、自分の教育観、人生観などを確認するために、私も自分のバックグラウンドを整理しようと思います。今回はその1です。
習得するためのスパン
柔道は高校から始め、大学では柔道同好会に入っていました。好きな技は背負い投げと絞め技で、二段を持っています。バックグラウンドに柔道をあげたのは、「わかる」「できる」を体感するスパンを意識させてくれたからです。柔道を始める前は、「わかる」「できる」を体感する場面は机上の勉強が中心でした。しかも、それは非常に短い期間で完結するものでした。むしろ、短いスパンで行うものという意識しか持たなかったと思います。しかし、柔道を始めてから意識が変わりました。技を習得するためには、技を何度も何度も繰り返し、工夫をしたり、修正をしたりして取り組むことが重要でした。すなわち、短いスパンではなく長いスパンで取り組むことを身をもって学びました。
ある日突然
そして、成果はある日突然やってくることも学びました。背負い投げの練習を何度も繰り返し、工夫をしたり、修正をしていたら、なぜかある日突然面白いように技が決まるようになりました。技をかけるタイミング、力を入れるコツなどの流れの全体像がイメージできるようになったのです。ここから順調に二段を取ることができました。学習についても同じように取り組むようになりました。中学と異なり高校の学習はすぐに理解できるものばかりではなく、苦労したことを覚えています。しかし、柔道と同じように繰り返し、工夫をしたり、修正をすることにより、ある日突然面白いようにわかるようになりました。
まとめ
長いスパンで物事を習得することと成果はある日突然やってくるということを柔道を通して学ぶことができました。
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