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親の援助なしで都内で子育てできるのか


里帰りしなかった理由

①高齢の親に孫の世話は無理

(親も高齢出産)+(私も高齢出産)=親が老々介護中に子(私)と孫が来る
つまり無理ゲー
という構図が見えますでしょうか。

②夫と離れたくない

夫に全信頼を寄せているため、親よりも夫と一緒にいたい。そばにいたい。親と一緒にいるとストレスがある程度あるから東京に出てきたんだった、と帰省するたび思う。夫と一緒にいてのストレスは(ほぼ)ゼロ。

③夫に一日一日変わる子どもの成長や姿を見逃してほしくない

一番大変であろう時期、二人でいろんなことを乗り越えたい。毎日変わるという赤ちゃんの顔、表情、そして成長を見逃してほしくない。そうやって過ごすことで父性を育て、パパになってほしい。と思いました。多分、自分の母親に「お父さんはほんと何にもしなくてねぇー」と言われて育った背景があるのかもしれません。ま、昔はね。そうだよね。

なぜ親が手伝いに来ないのか

自分の実家は新幹線で片道1時間半(東北地方)、夫の実家は新幹線で4時間(中国地方)。来れなくはない。遠いけど。

①自分の家にスペースがない=親に泊まってもらうところがない

うちは賃貸1LDK、家の中に親が入るスペースがそもそもない。子ども産まれてもう定員オーバー。ダイニングテーブルの椅子すら2脚しかない。

②そもそも親が泊まりで東京に来れない

私の父は東京に来れるほどの元気はない。そしてそんな父を一人置いて数日東京に来れるほどしっかりしてない。来ても日帰り。夫の実家には高齢のネコちゃんがいるので、やっぱり猫ちゃんを置いて何日も東京に来れない。

結論:夫の育休(最低1ヶ月)+都のサポートを駆使(課金)すればできる。

①人的サポートはやはり必須

産後何が辛いって、寝てる姿勢以外全部辛い。
なんなら寝てる時ですら痛みと闘っていた。立っていることもできない、いや、立たない方がいい。(臓器が重力で下に下がることが産後の体にはやめた方が、とも聞いた)家のことって、立つ動作ばっかり。トイレに行くことと授乳すること以外寝てるべし。
私は椅子に座ることすら無理でした。しゃがむなんてもってのほか。
夫に沐浴、食事調達(作ったり買ったり)、なんなら授乳もぜーんぶしてもらったからこそ、今日の元気な私がいます。

②都のサポートは優秀。使うべし

特に産後ケア。みんなに「都はやっぱ違うね」と言われるもののBEST1です。

私は聖路加で出産し、退院したその足で(徒歩で)隣の聖路加助産院(マタニティケアホーム)に5泊6日しました。これができたのはとっっっっっっっっっても良かった。一番良かった。これがなかったら親のサポートは必須。だって、産院では、ミルクの作り方、消毒の仕方、教えてもらえないもん。3食+おやつも出るし(美味しい)、昼間は赤ちゃん預かってもらえて自分は回復に努められる。わからないこと、心配なこと、いつでもプロに聞ける。
ちなみに区の助成を使って5泊6日で37,500円。3食おやつ付き(美味しい)!
この値段であの内容、満足度120%です。ゆりこさんありがとう。

もう一つ、うちの区では育児支援ヘルパーが使えます。1時間最大2,500円(所得によって利用金額が違う)で使えます。夫の育休がなければこのあたりももっと使っても良かったかも。今のところ2回使いました。しかし、結果、夫ができるじゃんみたいな部分も大きかったので、今後どう使おうかちょっと考え中です。産後6ヶ月まで12回しか使えないからなぁ。夫が出張の時とかに利用しようかな。

以上、都のサポートは優秀なので皆さん使いましょう。そしてもっと充実させてもらいましょう。男性の育休ももっと普及させましょう。それがこれからを担う子どもたちの笑顔のためです。だって、子どもが笑顔でいるためには私(母)が笑顔じゃなきゃね。母(私)が笑顔になるためには母(私)の負担を減らしましょう。
これからもよろしく、夫よ。

#育児日記

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