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喫茶店のマスターに出会って

数回しか行っていない喫茶店のマスターと、とても仲良くなりました。
70代と年配者ながら、喫茶店を一人できりもりしています。

妊娠前に2度行って、色々お話を聴かせていただきました。
妊娠してから。病院の方針により原則他人と会うの禁止になったため、マスターにお手紙を書きました。
何通かしてから、LINEを毎日欠かさずしています。
本当に挨拶だけだったりするのですが、いつも可愛いスタンプを送ってくださいます。
ほっこりします。

その喫茶店ですが、居抜き物件として出しているそうです。
つまり、引退をするのです。

理由は、高齢だからと、自由な時間が欲しいということだそうです。

マスターと話していて、私がいつもニコニコしているのを見て
「笑っている人は、何か抱えている人が多い」
と言いました。

あぁ。確かになと思いました。

マスターと話していて昇華されたことがありました。
以前父にも、話を聴いてもらって、少し整理できましたが、やっと呪縛からとき離れたので、ここに記して、あとで見返したいと思います。

私はDVを2度受けたことがあります。
1回目は、大学4年のころ、ある方とお付き合いをしていました。
最初は楽しかったです。ですが、次第に心を操られていきました。
精神的DVにあっていました。
詳しくは書きませんが、笑ったり、しゃべったりすることをやめるように言われるようになりました。
DVだということは、ともだちに言われるまで気づきませんでした。
3度別れを切り出しましたが、泣いて懇願してきました。
それで別れられずにいました。

私が大学卒業まじかに、震災が起きました。
付き合っていた方は、宮城出身でした。
彼のためと、色々できることをしましたが、全部否定さられました。
大変だから仕方ない。そう思いつつも、私の心はいっぱいいっぱいになっていました。
このままでは自分がダメになる。
メールで、別れを切り出しましたが返信はありませんでした。

それから10年以上罪悪感でいっぱいでした。

多分前に記事で書いた記憶がありますが、より強く受け入れられるようになったので、再度書きました。

震災の中振ってしまったこと、でも、いつかはきっと別れていました。

父とマスターに言われたことは、震災で絆が強くなった人もいる。
でも、別れた人もほかにいる。
自分だけじゃない。罪悪感を持たなくていい。
賢明な判断だった。

泣きそうになりました。
自分を責め続けたけれど、ここいらでやめにしよう。
そう思えるようになりました。

DVは、受けている側は自分が悪いと思っている人が大半だと思います。
受けていることに自分じゃ気が付かなくて、心がまひして従うだけで。
じっと我慢をして、自分を責め、負のループ。

今もきっとDVを受けてい辛い思いをされている方もいらっしゃるかとおもいます。
どうかその人たちが、救われますよに。


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