人の考えは年齢じゃなく、心の柔軟性で決まる
今出産の方法は多岐にわたります。
ずっと逆子だった私は、『帝王切開』のお話もいただいていました。
ですが、26wでもとり戻りました。
父に帝王切開の話をした時、出産経験はもちろんなく、父の年齢くらいの人は
「帝王切開だったら楽だったでしょ」
と、いう人もいうくらい周知されていません。
帝王切開はリスクも傷も残り、おまけに回復が遅いです。
痛くて、数日歩けない人もいるくらいです。
だいたい2ヶ月ほどその痛みや感染症リスクと戦はなくては、いけないほどです。
父は私から帝王切開もありえると、メールで話が出た途端、電話をしてきました。
すごく心配していましたし、怖いなと思う気持ちにも理解を示してくれました。
帝王切開が免れたと思ったら、今度は『無痛分娩』の話が出てきました。
私の場合精神面から、パニックなる可能性があるからとのことです。
少しだけデメリットを医師から聴きました。
後日麻酔科の先生から、さらに詳しくお話があるそうです。
その話をした時も、父は心配してくれました。
無痛分娩と聴くと
「すぐ楽ようとして。私たちの時代は…」
なんて語り出す人もいるくらいなのに、父はそんなこと一言も言いませんでした。
たぶん普段から読書や新聞を熱心にしているから、知識だけでなく心が豊かなんだろうなぁと思います。
私がフォローさせていただいている、イラストレーターさんもおそらく、父と同じくらいの年齢だと思うのですが、私の感じたコメントなどを残すと、否定することはしません。むしろ、その逆のことあります。
「初めてしりました」とか「そういう考えもありですね」等と言ったニュアンスの言葉をかけてくださることがあります。
年を重ねてるから、頭が固い
若いから、知見が浅い
と、時折目にしますが、心が豊かな人は年齢関係なく、柔軟な対応をしてくださいます。
目上の方からまなぶこともありますし、10以上若い方から教わることもたくさんあります。
私も柔軟な心を持ち、向き合ってくださった方には誠意を持って接していきたいです。
もちろん肯定的な意見だけでなく、否定的な意見もきちんと飲み込んでいきたいです。