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経営指針の書/環境大善
皆さん、こんにちは。
環境大善の窪之内 誠です。
出張もなくなり、社内にいることも多く、帰宅後もたっぷり時間があるので、ブランディングの一環で制作したアプリケーションについても何回かに分けて書いていこうと思います。
今回は「経営指針の書」という弊社のミッション・ビジョン・基本方針などを1冊にまとめた「社員手帳」の説明をしたいと思います。
「外に出す前にまず内側から。」
役職員全員に弊社、そして私の考えている理念・ミッション・ビジョンを伝え、「使われる理念」を目指してインナーブランディングをしていきます。
「経営指針の書」説明会
1年以上の歳月を費やして作成し、2020年3月26日、ついに配布する日がやってきました。
まず、私からこの会の趣旨を説明し、新デザインの説明をしました。
続いて弊社アートディレクターの鎌田順也さんから新デザインコンセプトをご説明いただきました。
鎌田さんとお仕事をさせていただいてちょうど2年。
「神は細部に宿る」ということをミーティングの度に何度も教えていただきました。
本当にすごい方と仕事をできて光栄です。
そして、いよいよ「経営指針の書」の配布です。
社員の皆さんに前に出ていただき、一人一人に手渡しさせていただきました。
その後、社員手帳の内容を朗読して詳細を説明するスタイルで進めました。
私の説明で足りない部分を鎌田さんにお話いただくことで、漏れがなく、より具体的に説明できたのではないかと思います。(鎌田さんフォローありがとうございました)
締めは会長から創業期のお話。
創業者が第二創業に対して理解を示し、エールを送ってくれることに感謝をしています。
そしてロゴが自分に似ているとの発言に一同苦笑い(笑)
会長が新社名やロゴを気に入ってくれているのは、鎌田さんが来社時に会長ともしっかりコミュニケーションをとってくださったお陰です。
デザインはコミュニケーションなんだなとつくづく感じた次第です。
それでは、環境大善「経営指針の書」の一部を公開したいと思います。
経営指針の書
こちらが環境大善の「経営指針の書」になります。
四隅は機械ではなく、職人さんが手仕事で切り落としているそうです。
「善玉菌の大善君」がこちらを見つめています。
手帳の綴じ方は「コデック装」という、綴じている糸が見える綴じ方で、それ自体がデザインとなっているデザイン性の高い綴じ方です。
また、開きやすさも特徴になっています。
発酵経営®
弊社の理念である発酵経営®をイメージ図で表しています。
図にしていただくことでより直感的に伝わります。
適用期間・目次
この社員手帳は年度末(1月31日)に回収し、新しい期(2月1日)のスタートに合わせてアップデートしたものを再度配布します。(弊社の事業は日々早いスピードで変化していますので、もうすでに追加・修正したい事項が何点かあります)
1年間で新たにできたり、変更になった事項をアップデートすることで、より「発酵」を促すことが狙いです。
毎週水曜日にスタッフ全体ミーティングをするのですが、その際には必ず携帯して参加することにしています。
基本理念
鎌田さんから「仕事がうまくいかない時や、どうしたら良いかわからなくなった時にこの手帳を見ると答えが書いてあります」という言葉通り、最近は社員も何かにつまずいた時にこの手帳を開いているようです。
ここには弊社の基本になる考えが書かれています。
全ての意思決定はこの基本理念である「発酵経営®」を基に実行されていきます。
存在意義
「何故北見に本社を置き、善玉活性水™を製造しているのか?」
ここには、私達がどのように社会・地球に貢献していくかが書かれています。
行動指針
微生物に学んだ経営をしていますので、行動は善玉菌に学びます。
4つの項目を深く掘り下げ、日々の行動に落とし込んでいきます。
うっかり悪玉菌になりそうな人を叱咤激励することも忘れていません。
善玉活性水™
先日リリースしましたが、弊社の製造する液を「善玉活性水™」とすることに決めました。
何故そうしたか?がここには書かれています。
消費者の皆様に知っていただく前に、まずは社員に理解いただく為に記載しております。
ブランドプロミス
ここまでは社員向けのお話でしたが、「ブランドプロミス」とはお客様と弊社との「約束」のことです。
私達はお客様とのブランドプロミスを守る為に日々発酵技術を進化させ、善玉活性水™のブラッシュアップ、品質安定に努めています。
環境大善の成長イメージ
「環境大善チームビルディング」です。
私と取締役の工藤さんが受講した仲山進也さん(ガクチョ)・長尾彰さん(アキラ)の「チームビルディングプログラム」で
「チームの成長プロセスって発酵のプロセスに似ている!!」
と閃き、弊社用にアレンジいたしました(ガクチョ、アキラ、ありがとうございました!!)
スタッフにもわかりやすいように、発酵プロセスをチームの状態に見立てて表現しています。
そのお陰もあってか、先日地元北見市より「きたみワーク・ライフ・バランス」の第三ステージ認定(最高ステージ)を頂きました。
スタッフ・微生物が力を合わせて仕事ができる環境を整えて参ります。
環境大善が考える豊かさとは
使用することでお客様・地球が同時に幸せになる「善の循環」が自然と起こることが環境大善が考える豊さです。
いかがでしたでしょうか?
ここから先は「社外秘」でお見せできないのですが、重点目標や基本方針など企業活動を永続的に行っていく為の指針が書かれています。
鎌田さんとの定例ミーティングでSWOT分析を何度もやり、様々な議論を重ねてこの1冊が出来上がりました。
経験したことのないようなリスクが発生しても、「経営指針の書」に書かれていることをベースにアレンジしながら進むことで、一筋の光明が差し、導いてくれるのではないかと思っております。
経営指針の書を配布してからどんな効果があったか??
経営指針の書を配布してから、社員の仕事に対する姿勢が非常に前向きになったと感じています。経営トップとしてこんなに嬉しいことはありません。
事務所のレイアウトを変更し、皆が働きやすい環境にする。
雑談が活発になるような仕掛けをする。
私が言わなくても皆で作り上げた「経営指針の書」にどうしたらより良い「発酵」をするか?が書かれています。
弊社の今のチームの状態は「三番槽」。
善玉菌優勢、ガンガン発酵中の状態です。
(そんな発酵から週明けには既存サービスを大きくアップデートいたします。スタッフ達、素晴らしい発酵をさせてくれたなーと感激しております。)
環境大善公式ストア https://store.kankyo-daizen.jp/
次回はまた違うアプリケーションをご紹介いたしますね。
それではまたお会いしましょう!!