プロ野球セ・リーグ(ほぼ)終了
昨日、阪神が負けてヤクルトが勝ったので、ヤクルトの優勝が決まった。
おめでとうございます~
いやあ、ヤクルト強かったわ。阪神もずっと勝率5割5分くらいあったはずだが、それでは追いすがるのが精一杯だった。
序盤はヤクルトは阪神にボコられていた。計算できる先発は小川しかいないし、打線は山田と村上以外は怖くないし、Bクラス決定と思っていた。
阪神は、他球団がコロナ禍で助っ人外国人が揃わない中、サンズ、マルテ、スアレス、ガンケルがフル稼働した。これにルーキーの佐藤、中野、伊藤も加わり首位を独走した。何度も言うが、これだけルーキーと外国人が爆当たりして優勝できなかったらいつ優勝するのだろうか。
首位を独走して最大で2位に8ゲーム差つけたらしいが、古くからの阪神ファンでこれをセーフティーリードと思った人はいないだろう。
それで後半戦どうなったかというと、、、
エース西の調子が上がらない、エース級の活躍をしていた青柳がオリンピック出場後に調子を崩す、前半戦大活躍した佐藤とサンズが大失速、岩崎とスアレス以外のリリーフ陣がぱっとしない、などなど。
他にも些細なことではあるが、マルテがオリンピック後の再開に間に合わなかったこと、コロナ禍で遅れて合流したロハスがなかなか適応できなかっったこと、先発の駒が足りないわけではないのに実績のないルーキーを先発させる謎采配、高橋遥人の復帰が大幅に遅れる、といったネガティブ要素が多かった。まあこれくらいのことはどの球団にもあることだが。
一方のヤクルトは、オスナとサンタナの合流、塩見の台頭で打線につながりができた。リリーフも清水=マクガフの勝ちパターンが確立され、また序盤戦で先発しては阪神にボコられていた田口をリリーフに回すなどして、簡単に負けないようになった。
結局、阪神って外国人が最初からいてくれたのが大きかっただけという気がしてくるな。
コロナ禍による外国人助っ人の影響は、読売の大失速にも現れた。けっこう嫌らしい打者だったスモークがホームシックで帰国してしまったのである。まあこれだけが原因ではないけど、打線の世代交代に失敗しているチームでは外国人の影響が大きい気はする。
この記事で8月末から9月初頭にあった読売との3連戦について書いたが、このときの読売は本当にひどかった。というかこの後もずっと負けっぱなしだった。6点リードして坂本を下げたら追いつかれた3戦目が特にひどかった。
こんなひどい有様でも3位って、、、他の3球団はどうなっているんだ?
阪神が最後まで首位争いができたのは読売が例年になく勝たせてくれたからだが、ヤクルトにも勝たせまくってるから、それはわからんか。
負け越している読売が3位で出てくるなど、クライマックスシリーズの存在意義がもはやよくわからないが、どの球団もがんばってほしいものである。