神田昌典『非常識な成功法則 新装版』聞いた

最近なんだか今更のごとくFIRE欲が高まり、それに伴い意識も成層圏まで舞い上がっている。

というわけで昨日に続いて意識高い系です。

神田昌典氏の『非常識な成功法則』は意識高い本とかYoutubeを見てると頻繁に言及される書籍である。それならばということで、コインも余ってることだし、Audible版をゲットしたのである。

タイトルの示す非常識なところは、序盤から存分に発揮されている。まずお金を稼ぐことにまつわる罪悪感を捨てなさいということだ。まず稼いでなんぼということらしい。そして嫉妬、憎悪などのネガティブなエネルギーを利用せよと。まあそれはそうなのかもしれない。

これに関連して、成功者のよくいう、やりたいことや世の中の役に立つことをやっていたらお金は後からついて来るという発言を鵜呑みにしてはならないことも強調する。それはすでに成功してお金をたっぷり持っている人が自分を戒めるために言っているのであって、まだ成功していない人が真に受けてはいけないらしい。まあそれはそうかもね、東大卒の人が学歴なんか関係ないと言うようなもので。

後はやりたいことをはっきりさせるために、やりたくないことを列挙しなさいとか、適当でいいから自分に凄そうな肩書をつけろとか、潜在意識をコントロールすること(いわゆるセルフアファーメーションね)などなど。まあ常識的なことも、普通でないこともいっぱい言っていた。

そして最後に成功に伴うダークサイドに触れておしまい。ダークサイドにとらわれないためには稼いだお金で社会貢献しないといけないようだ。そして、結局はお金じゃないんだと気がつくらしい。お金の問題ではないと気がつくためにめっちゃ稼がないといけないという、、、

普通に面白くて、十分に意識が高めることができた。面白かったのですでに2回も聞いてしまった。1回目は1.7倍速、2回目は2.1倍速だった。

なんといってもナレーションがすごく自然で、話にスムーズに入っていける。そしてギトギトしたお金の話なのに嫌味がない

このてのオーディオブックは1回聞いただけで胸焼けしそうになるのだが、これは2回いけたので名著なのかもしれない。とはいえ、3回目は少し時間を空けてからにしようと思うのであった。

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はむっち@ケンブリッジ英検
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