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『林陵平のサッカー観戦術』読んだ

大人気サッカー解説者の林陵平さんの新著を読んだのだ。

選手の奥さんや彼女のSNSまでカバーする異常な情報量と「独特」のダジャレセンスが人気の秘訣だが、本書では楽しく観戦するための戦術的ポイントを中心に説明されている。

わかりやすくてコンパクトにまとまっているので、誰でも読めるだろう。海外サッカーを楽しむ人がもっと増えてほしいので、どんどん売れるといいなあ。

例えば、11人をどのように配置するかのパターンは無数にあるが、的を絞って説明してあるのがいい。覚えないといけないパターンは実はそんなに多くないし、違う名前でも実質的に同じなパターンもある。

林さんほどではないにしても、海外サッカーファンは膨大な知識を蓄えている。初心者からどのように大量の知識を身につけていくかも、しっかりと説明してあるのもおすすめポイントだ。

もちろん初心者向けなだけではない。おすすめの若手選手はマニアックすぎて、私はプレミアリーグ以外ではサンチャゴ・ヒメネスしかわからなかった。サンチャゴ・ヒメネスは上田綺世の同僚だから名前を知っているだけで、ちゃんと観たことはない。アーセナル来てくれないかな。


サッカーは頭を使いながら(もちろん使わなくてもOK)、世界中の人々と連帯しつつ、楽しく無限に時間をつぶせる科目である。

だからみんな林さんの本を読むんだ。

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はむっち@ケンブリッジ英検
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