ロジクールのワイヤレスMMOマウスG604お買い上げ
MMORPG用にめちゃくちゃたくさんボタンのついているマウスがこの世の中には存在している。そしてこれは通常の業務用にもけっこう重宝する。
本来であればショートカットキーをたくさん覚えてマウスはあまり使わないほうがいいんだけど、現実問題としてマウスから手を離せないことも多い。それなら多ボタンマウスにすればいいんじゃね?ってことである。
ところがMMOマウスというのは、ゲーマー用なのでワイヤレスのモデルがあんまりないんだよね。ゲーマーは通信速度のわずかな遅れをめちゃくちゃ気にする人たちなので。
でも無いわけじゃない。
例えば以前に紹介したRazorのNaga pro。
サイドに12個ボタンがついてて、さらに左右スクロールもついているというすぐれものだ。USBとBluetoothを瞬時に切り替えられるのもいい。さらに用途に応じてサイドパネルを交換して、サイドボタンを減らすこともできる。
しかしちょっと高いよね。気に入って使ってるけど、もう1個買おうという気にはならない。
コスパがいいのはGamespeedとかいうブランドのやつだ。
左右スクロールがないけど、コマンドの割り振りの自由度はNaga proよりも高い。ただしUSB接続のみ。充電はUSB-Cなのがちょっとうれしい。
Naga proの3分の1の値段だけど、なんの問題もなく使えていた。サイドボタンに微妙に傾斜がつけてあるので押し間違えにくくもなっている。
しかし半年ちょっとで動かなくなってしまったんだよね。
気に入ってたし、そんな高いものではないからリピートしてもよかったのだが、やめといた。なんとなく。
ほんでロジクールのこれ買った。
ワイヤレスのMMOマウスは事実上この3つしかないと言っても過言ではない。有線ならCorsairなどからいくつか出ている。
3つしかないワイヤレスのうちの1つだけ使ったことがないのは良くないかなと思ってお買い上げした。
見てのとおりサイドボタンが6つしかないのでやや物足りないが、まあしょうがない。充電は電池。接続はUSBとBluetoothを瞬時に切り替えられる方式なので便利。
使用感は特に問題なし。G hubに接続してボタンを割り振るが、なんせ数が少ないので、DPIシフト、戻る、カット、ペースト、コピー、バックスペース、スペース、Enterで終了。Ankiのカード作成に必須のYとかEが入る余地はないのであった。
それ以上たくさんボタンがあっても覚えられないのでは?という人がいるかもしれない。そんなことはないと言っておこう。
頻度が高いキーから割り振っていくので覚えてしまうのである。よく出会う英単語は覚えやすいのと同じだ。もし覚えられないなら、割り当て方に問題がある。
というわけでロジクールG604、特に不満があるわけじゃないが、中途半端かなあと思った。
なのでちょっと高くてもRazor Naga proがおすすめかな。
本当はもっと安いGamespeedをおすすめしたいのだが、半年ちょっとで壊れやがったので強くは推奨できないって感じだ。
今日はこんなところで。