『ハイパフォーマー思考 高い成果を出し続ける人に共通する7つの思考・行動様式』読んだ
今月の意識高い一冊だ。
Kindle Unlimitedだったので読んでみた。
電通の人がめっちゃ仕事できる人を大量に見つけてきてインタビューし、共通する思考様式を見出していくというもの。
やたら横文字が多いことも含めて、非常に意識が高い。
結論は、なんとかなると思ってやってみる、前向きに考えるとか、そんなところである。
インタビュー形式なので、そういう当たり前のことも説得力がある(説得されるとはいってない)。
笑ったのは清原和博の巨人移籍の件である。
清原は力勝負のパリーグに比べて、変化球を多用するセリーグの野球は肌に合わなかったらしい。
要は直球しか打てないということなのだが、それだったらセリーグ来なけりゃいいのにと著者はdisっているのだ。
岡田彰布監督はこれについて、直球も打ててないけどな、とさらに小馬鹿にしていたが、それはさておき。
つまり自分の得意なフィールドで勝負するか、そうじゃないなら謙虚に学び直すことが必要ですよと、そういう残当なことを言っているのだ。
わかりやすいね。
悪くはない本ではあるが、今年は意識高い本は月に一冊までと決めていて、その貴重な一枠を消費するほどの内容とは思えなかった。
まあ私は意識高い本を読みすぎており、ちょっとやそっとのことでは心を動かされないのである。
しょうがないので私のおすすめの意識高い本をおいておきます。
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