字をきれいにするのは環境を整えることである
このところ手書きの量を増やしているのだ。
たくさん書くようになると困ったことが出てくる。自分の下手くそな字をしょっちゅう見る羽目になるのである。
手書きした文章を人に見せることはほとんどないから、自分さえ読めればいいし(読めるとはいってない)、汚いからといってそんなに困るわけでもないのだが、やはり気分は良くない。
散らかった部屋にずっといるような気分になる。一人暮らしをしていたときは、部屋が散らかっていても別に死にはしないと嘯いていたが、やっぱりあれはよくなかったと思う。
環境はメンタルに露骨に影響を与える。
であれば、毎日毎日へたくそな字を見続けるのがいいわけない。
というわけで美文字である。
表紙とタイトルからわかるように、わりとカッチリした字を書くという趣旨である。きれいな字を書くポイントがまとまっているのがいい。また万年筆の長所にも短所にも触れられている。
まあこれを読んだだけで字がきれいになるわけないのだが、意識はやや高まったと思われる。
こちらはよりかわいい文字を書くことを目指したもの。
オリジナルのフォントが楽しい。万年筆だけでなくガラスペンやカリグラフィーにも言及しているのが楽しい。
これらのペンに慣れるためのエクササイズが紹介されているので、とりあえずそれを始めてみるのであった。通信添削など受けたほうがいいのだろうが、今はその時間がない。
それにしても、いつかインスタ映えする字を書いてみたいものだなあ。
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