スパルタ・Pの堅守、シュトゥットガルトの猛攻を凌ぐ【マッチレビュー】シュトゥットガルトvsスパルタ・プラハ【CLリーグフェーズ第2節】
チャンピオンズリーグ 2024-25 リーグフェーズ 第2節
日時: 2024年10月2日(水) ※日本時間
会場:メルセデス・ベンツ・アレーナ
試合結果
シュトゥットガルト0-0スパルタ・プラハ (HT1-1) (終了0-0)
シュトゥットガルト:ミロー7'
スパルタ・プラハ:カイネリン32'
試合の展開:前半
【SPP スパルタ・プラハ】キックオフ後、前から強烈なプレッシングを仕掛けていくスパルタ・プラハ。まだ試合に入れていないシュトゥットガルトが危うい場面もあるが、なんとかクリアで耐え凌ぐ。
【VfB シュトゥットガルト 先制 1-0】7分、明らかにスパルタ・プラハペースの中、先制したのはシュトゥットガルト。左サイドから前進し、クロスを供給。ボックス中3人のうちファーサイドから前に出てきたミローがヘディングが決める。中に人数をかけるシュトゥットガルトに、スパルタ・プラハは対応しきれず。
【VfB】スパルタ・プラハは依然として前からの強烈なプレスを図っていくが、先制点をきっかけにリズムを掴んでいくシュトゥットガルト。いざミドルサードさえ越えてしまえば、スパルタ・プラハもスペースが出来てしまうので、下手には前には出ていかず、ブロックを組んで構えていく。
【VfB】シュトゥットガルトは左サイドから攻撃の起点をつくっていく。ドリブルでの前進もあれば、最終ラインからロングボールを供給していく試みも。そしてボックス内に入ってくるFW陣に対してクロスを供給していく。
【SPP 同点 1-1】32分、シュトゥットガルトペースの中、カイネリンの見事な直接FKは、右上隅を捉え試合を振り出しに戻す。
前半はシュトゥットガルトが保持率67%でボールを握る中、シュート数は9本同士となった。シュトゥットガルトは押し込んでアタッキングサードでのパス回しや、中に人数をかけたクロス供給などでスパルタ・プラハゴールを脅かす。対してスパルタ・プラハはカウンターを起点に仕掛けていく。
試合の展開:後半
【VfB】後半開始から攻勢を強めるシュトゥットガルト。やはり左サイドから、ワンツーでつなぎながらスパルタ・プラハのライン間をこえていく。ワイドに使っていくシュトゥットガルトに、スパルタ・プラハはつられて開き気味。
【VfB】62分:デミロヴィッチとシュテンツェルに代わってフューリッヒとチェイス・アンリがピッチへ。
【VfB】後半はほぼずっとシュトゥットガルトがボールを握り続ける展開。アタッキングサードでもボールを奪われず、つなぎながらスパルタ・プラハのゴールへ迫っていく。しかし、スパルタ・プラハGKの活躍もありこじ開けられず。
【SPP】スパルタ・プラハは押し込んでくるシュトゥットガルトに対し、ボール奪取から即カウンターを図っていく。
スパルタ・プラハは完全なシュトゥットガルトの中、勝ち点1をもぎ取った内容。対してシュトゥットガルトは、スパルタ・プラハの良さを消しながら、自分たちの形でアタッキングサードで展開を図れたが、最後のあと一本が出ず。