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サカの復帰弾とサラーの執念:エミレーツの2-2ドロー【マッチレビュー】アーセナルvsリヴァプール【PL24-25 第9節】
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プレミアリーグ 2024-25 第9節
日時: 2024年10月28日(月) ※日本時間
会場:エミレーツ・スタジアム
試合結果
アーセナル2-2リヴァプール (HT2-1) (終了2-2)
アーセナル:ブカヨサカ 9'、ミケル・メリーノ 43'
リヴァプール:フィルジル・ファン・ダイク 18'、モハメド・サラー 81'
試合の展開:前半
【ARS アーセナル】怪我人が続くアーセナル、不完全な状態ながら、どこまでリヴァプールに食いつけるか。その中でもサカとティンバーの復帰は大きいところ。左SBにはティンバーを起用し、リヴァプール サラーとマッチアップ。ホワイトはCB。
【LIV リヴァプール】リヴァプールは4-2-4のフォーメーションで、前から連動しながら圧力をかけていくリヴァプール。アーセナルの前進を底から阻害していく。SBに渡らせて捕まえたい意図でしょうか。
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【ARS 先制 1-0】9分、先制はアーセナル。最終ライン ホワイトからの縦のロングフィードに抜け出したサカが追いつき、強烈なシュートを叩き込む。リヴァプールのプレスがかかっていない瞬間をいかしてフリーで蹴ることができ、サカも復帰早々、ファーストチャンスをものにしました。
【ARS】その後アーセナルは、リヴァプールの保持の際、4-4-2のブロックを敷いてある程度低く構えていく。
【LIV 同点 1-1】18分、CKからの展開、手前でルイス・ディアスが後ろにフリック、それをファン・ダイクがゴールへ押し込む。瞬く間に同点で振り出しに戻す。
【ARS】20分〜アーセナルはサカを起点にカットインからボックス内へ切り込んでいく。アーセナルはリヴァプールのプレスに慣れてきたか交わしながらビルドアップを図っていく。序盤こそ前から捕まえに行っていたリヴァプールだが、ミドルサードをこえられると自陣内で構えていくように。
【LIV】リヴァプールは、両WG サラー、ルイス・ディアスが守備時に完全には戻りきらずラインを高く保ちたい。一方、アーセナルはそのスペースを使っていきたい。
【ARS】28分、アーセナル GKラヤからの場面。リヴァプールの前線が前に位置しており、グラーフェンベルフ、マクアリスターらの中盤との間に空いたスペースが。そこへトロサールが降りていき、持ち運び、左サイドへ展開していく場面も。隙をついた縦に早い攻撃でリヴァプールへ迫っていく。
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【LIV】攻防が続く中、ヌニェスは守備で低い位置まで戻って来る献身的なプレーを見せる。
【ARS 再び突き放す 2-1】43分、FKでライスが見事な精度でピンポイントのボールを蹴り、メリーノが高さで決め、再びリヴァプールを突き放す。
アーセナルがサカの個の力、そして組織的なセットプレーの強さでリードして折り返しという展開になりました。アーセナルの怪我人続出の中、急造のDFラインに対して、リヴァプールはそれほど脅威にはなりきれず。
試合の展開:後半
【ARS】54分、ガブリエル・マガリャンイスは負傷であえなく交代、キヴィオルを投入。アーセナルのバックス陣はさらに厳しい状況へ。。。
【LIV】リヴァプールはディアス→ガクポ、マクアリスター→ソボスライ、ロバートソン→ツィミカスの3枚替え。
【LIV】後半はほぼリヴァプールがボールを握っていく展開。79分時点、後半の保持率はリヴァプール67%。
【ARS】75分、再びアーセナルに厳しい試練が。左SB ティンバーが足を攣ってしまいプレー続行ならず。18歳、マイルズ・ルイス・スケリーが緊急出場する展開に。
【LIV 同点 2-2】81分、瞬く間のカウンター返しで同点。アレクサンダー・アーノルドはソボスライとのワンツーで前進し、縦のボールを背後のスペースへ。ヌニェスが間に合い、ボックスへ侵入し、サラーへパス。サラーが確実に決め、2-2同点。
【LIV】AT、カーティス・ジョーンズに代えて遠藤を投入。ボランチよりも前の位置でボールを奪取しにいくような位置取り。
後半はほぼリヴァプールのペースで試合が進みました。アーセナルは逃げ切りたかったところですが、急造の4バック、しかもそれも負傷による途中交代もあった中、試合をつくりドローで耐えきったともいえる試合でした。
ハイライト
監督のコメント
アーセナル監督 ミケル・アルテタのコメント
・チームの奮闘を誇りに思う。特に現在の厳しい状況下でのパフォーマンスを評価。
・前半は完全に試合を支配し、非常に良いプレーを見せた。しかし2点を与えてしまったのは残念。
・結果には非常に失望している。チームの方が良かったと感じている。
・サカの一貫したパフォーマンスを称賛。数週間離脱後の彼のプレーと競争力は素晴らしかった。
・ガブリエルとティンバーの負傷について、詳細はまだ不明。
・審判の判定については言及を控える。
・チームは生きており、選手たちは勝利を望んでいる。状況は好転すると確信している。
リヴァプール監督 アルネ・スロットのコメント
・アーセナルの時間稼ぎについて不満を表明。「彼らがボール保持した後に何度も倒れこんでいた」と指摘。
・第4の審判とのやり取りについて説明。「これはふざけている(f*cking joke)」という発言は審判ではなく、コナテに向けたものだったと主張。
・イエローカードを受けたことで、今後は審判に対して慎重に接する必要があると認識。
https://www.sportingnews.com/us/premier-league/news/liverpool-boss-arne-slot-insulting-official-arsenal-draw/a885094d5247e9c64809114d
スタッツ
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選手評価
Sofascore
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FOTMOB
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