0-2からの逆転劇!【マッチレビュー】ブライトンvsトッテナム【PL24-25 第7節】
プレミアリーグ 2024-25 第7節
日時: 2024年10月7日(月) ※日本時間
会場:アメックススタジアム
試合結果
ブライトン3-2トッテナム (HT0-2) (終了3-2)
ブライトン:ミンテ48'、リュテル58'、ウェルベック66'
トッテナム:ブレナン・ジョンソン23'、マディソン37'
試合の展開:前半
【TOT トッテナム】
序盤から次々と仕掛けていくトッテナム。前節ユナイテッド戦でも見せた馬力を活かした攻撃でブライトンゴールへ迫る。【BHA ブライトン】
開始早々、ウェブスターが負傷交代。ブライトンはCBの怪我人が続きやり繰りが厳しいところ。【BHA】ラインを高く上げるブライトンだが、トッテナムの前線を前に裏を取られる場面が続く。ブライトンのバックラインは快速というわけではないので、戻りながらの対応で危うい場面が続く。また、守→攻の局面でも、無理に繋いでいく傾向が見られ、ミドルサードで行き詰まる展開。
【TOT 先制 0-1】23分、マディソンが相手陣内でボール奪取、ソランキへパス。ソランキは戻る相手DFの間を通すスルーパスを、受けたブレナン・ジョンソンが決め、トッテナム先制。
【BHA】31分、やはりブライトンのチャンス創出は三笘から。右足での早いクロスは、ウェルベックが合わせられず惜しくも枠外へ。その後もカディオグルと三笘の連携なども見られる。底からのビルドアップで行き詰まるなら、ロングフィードで一気に前線へという打開策。
【TOT 追加点 0-2】37分、ブライトンに流れがいきかけたところ、トッテナムが突き放す。ソランケが左サイド ヴェルナーを走らせるパス、ヴェルナーのパスをマディソンが落ち着いて決め、追加点。
ラインを高く敷くブライトンに対し、その裏抜けや、サイドからのカウンターを狙っていくトッテナムのアプローチはあまりに効果的で、2失点ともにそのような課題が浮き彫りになる。個の質が高く、縦に早いこのようなチーム相手にはかなりリスキー。一方、ブライトンの攻撃場面では、やはり三笘が起点となる戦術三笘の様相。
試合の展開:後半
【BHA】後半開始、カディオグルに代えエストゥピニャンを投入。結果的にこの交代策により左サイドの攻撃が活性化。
【BHA 1点返す 1-2】48分、後半開始早々、三笘からのクロスをミンテが決め、ブライトンが1点を返す。
【BHA 同点 2-2】58分、左サイドからの展開でボールを受けた三笘は、スパーズDFに挟まれながら走るリュテルの前へパス、うまくかわしてリュテルが決める。
【BHA 逆転 3-2】66分、次は右サイドから。リュテルが粘りながら中へ持ち運び上げたボールを、ウェルベックがヘディングで決め、ブライトン逆転。
0-2の展開から3点を取り返し、ブライトンが劇的な勝利。前半はブライトンのハイラインをトッテナムが突く展開ながら、後半はブライトンが攻勢を強め、トッテナムがビルドアップで引っかかったところをブライトンが突いていき、捕まえられるように。