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フォーデン2発!勝利目前のシティに悪夢…ブレントフォードが見せた執念【マッチレビュー】ブレントフォードvsマンチェスター・シティ【PL24-25 第21節】

  • プレミアリーグ 2024-25 第21節

  • 日時:2025年1月15日(水) ※日本時間

  • 会場:

  • 試合結果
    ブレントフォード2-2マンチェスター・シティ (HT 0-0) (終了 2-2)
    ブレントフォード:ヨアネ・ウィッサ 82'、クリスチャン・ノエルガード 90' + 2'
    マンチェスター・シティ:フィル・フォーデン 66', 78'


2025年1月14日に行われたプレミアリーグ第21節、ブレントフォード対マンチェスター・シティの試合は、2-2の引き分けに終わりました。この試合は、特にブレントフォードの粘り強い戦いぶりが注目されました。以下に、戦術面を中心に試合を詳しく分析します。


試合の背景

  • マンチェスター・シティは、首位リヴァプールとの差を縮めるために勝利が必要な状況でしたが、負傷者が多く、万全の布陣ではありませんでした。

  • ブレントフォードは、リーグ中位に位置しながらも、強豪相手に粘り強い戦いを見せることで知られています。特にカウンターアタックとセットプレーでの得点力が武器です。


マンチェスター・シティの戦術

攻撃面

  1. ポゼッション重視のアプローチ

    • シティは試合を通じてボール支配率56%を記録し、短いパスを繋ぎながら相手陣内でのプレーを試みました。

    • ケビン・デ・ブライネを中心に、サイドからのクロスや中央突破を組み合わせた多彩な攻撃を展開しました。特にフィル・フォーデンが2列目からの飛び出しで相手守備を揺さぶり、2得点を挙げる活躍を見せました。

  2. サイド攻撃の活用

    • サビーニョとデ・ブライネがサイドでの突破を試み、クロスからチャンスを作りました。特に66分の先制点は、デ・ブライネのアーリークロスをフォーデンが合わせる形で生まれました。

守備面の課題

  1. 終盤の集中力の欠如

    • 試合終盤に守備の集中力を欠き、82分とアディショナルタイムに失点を許しました。特に2失点目は、右サイドからのクロスに対する対応が甘く、クリスティアン・ノアゴールにヘディングを許しました。

    • 中盤の守備が緩く、ブレントフォードのカウンターを許す場面が多く見られました。


ブレントフォードの戦術

守備面

  1. コンパクトな守備ブロック

    • ブレントフォードは4-3-3のフォーメーションを採用し、中盤と最終ラインをコンパクトに保つことで、シティの攻撃を制限しました。

    • 特に、マンマークとゾーンディフェンスを組み合わせた守備で、シティの攻撃のリズムを崩しました。

  2. ゴールキーパーの活躍

    • GKマルク・フレッケンが複数の重要なセーブを見せ、シティの追加点を防ぎました。

攻撃面

  1. カウンターアタックの鋭さ

    • ブレントフォードは、ボールを奪った後に素早く前線に展開するカウンターアタックを武器にしました。特にヨアヌ・ウィサとブライアン・ムベウモのスピードを活かし、シティの守備を脅かしました。

    • 82分のウィサのゴールは、右サイドからのクロスを冷静に押し込む形で生まれました。

  2. セットプレーの活用

    • ブレントフォードはセットプレーからも得点の可能性を伺い、試合終了間際のノアゴールのヘディングゴールはその成果の一つでした。


試合の総括

  • マンチェスター・シティは、攻撃面ではフォーデンの活躍が光りましたが、守備面での集中力の欠如が勝ち点3を逃す要因となりました。特に終盤の守備の脆さが課題として浮き彫りになりました。

  • ブレントフォードは、粘り強い守備と鋭いカウンターでシティに対抗し、終盤に追いつく粘りを見せました。この試合は、ブレントフォードの戦術的な柔軟性と精神力を象徴する内容でした。

スタッツ

選手評価

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