アウェイで勝てないドルトムント、ジャンの退場が響く【マッチレビュー】マインツvsドルトムント【ブンデス24-25 第10節】
ブンデスリーガ 2024-25 第10節
日時: 2024年11月9日(土) ※日本時間
会場:MEWA ARENA
試合結果
マインツ 3-1 ドルトムント (HT2-1) (終了3-1)
マインツ:李在成 36'、ヨナタン・ブルカルト 45' + 3'、パウル・ネーベル 54
ドルトムント:セール・ギラシ 40' (pk)
試合の展開:前半
【BVB ドルトムント】
シュロッターベック、ザビッツァーが2CB、SBは広く開き、2CB間でパス交換しながら前進し、サイドから打開を図っていく入り方。【M05 マインツ】
基本陣形は3-4-2-1。基本はドルトムントが持つ形で、マインツは5-2-3、5-3-2のようなのブロックを敷いて構えていく。それほど前から厳しくいかない試合の入り。【BVB】10分頃〜サイドから仕掛けていくドルトムント。陣形を敷いて守っていくマインツに対し、ドルトムントはクロスで入れてその間を突いていく。
【BVB】14分頃〜引き続きドルトムントの時間。サイドから前進し、難しければ一旦アンカーのヌメチャに戻して逆サイドへチャレンジしていく。
【M05】最初のチャンスはマインツ。両チーム右サイドに寄っているところから、ドルトムント選手の間を抜け出すスルーパスからアミリが抜け出しシュートを放つが枠外へ。
【M05】20分頃、マインツが押し込む時間。ドルトムントは後ろに引いてしまい中盤にスペースが空いた状態。
【BVB】23分頃、カウンターをきっかけに再びドルトムントが押し込む展開へ。マインツは引き続き5-2-3or5-3-2でブロックを敷いていく。ドルトムントとしてはスペースが開く脇をつかっていきたい。
【BVB】ジャンはスライディングで一発レッドで退場。これまでの時間うまくいっていただけに、10人での試合を余儀なくされることに。ヌメチャが一列落ちて4-4-1へ
【M05 先制 1-0】36分、ボックス内でドルトムントがクリアしたボール、セカンドボールをカシが浮かし、最後はイ・ジェソンがヘディングでしっかり合わせて決め、先制を果たす。
【BVB 同点 1-1】ボックス内へ突入したギラシへ、イ・ジェソンのファールでPK獲得。40分、キッカー ギラシは左下隅に、刺さるような高速シュートを決める。厳しい状況のドルトムント、幸いにもすぐさま同点に。
【M05 再び勝ち越し 2-1】前半終了間近、右サイドからの展開、追われながら前進するダニー・ダ・コスタがグラウンダーの早いクロスにブルカルトがピンポイントで見事に合わせて、再びドルトムントを突き放す。
試合の展開:後半
【BVB】後半から10人の陣形に変更をくわえる。最終ラインは3バック、ヌメチャが少し前にでてボランチのような働き。ザビッツァーがアンカーの位置に落ちる。
【M05 追加点 3-1】54分、パウル・ネーベルがボックス中央から右下隅へ左足でシュート。フィリップ・ムウェネのアシスト。
【BVB】後半、陣形を代えチャンスを伺っていたドルトムントだか、追加点で差が決定的になったか、以降はマインツの展開。ドルトムントは選手交代を駆使して、できる限り消耗を抑えながら試合を終わらせにいく。
試合の入りは良かったように見えたドルトムント。しかしジャンの退場が大きな影響を与えました。一時はPKで同点に落ち着いてこれからというムードにもなりましたが、それを打ち砕くには、前半ATの相手ゴールが決定的だったでしょうか。いずれにせよ退場が悔やまれる試合でした。