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浅草の街をもっと楽しく、おもしろく!瓦割り屋の立役者 川口民夫さんの挑戦

皆さん、こんにちは!

私たちボーダレスハウスは、浅草橋オフィスの1階にて、国を超えた異文化理解や交流を生み出すコミュニティプレイス「ボーダレスステーション(通称:Bステ)」を運営しています。

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「グローバル」に加え、Bステが大切にしているもう一つのキーワードは「ローカル」。
今回のnoteは、Bステで収録を行なっている“まちづくり”をテーマに収録を行なっている「せかいまちラジオ」の最新回レポートです。

新たなゲストとして、浅草エリアで話題沸騰中の「瓦割り屋」を展開している、合同会社ハハハ 代表、川口 民夫さんをお招きしました!

<お先にコンテンツをお聴きになりたい方は……>
BステのSpotifyやYouTubeチャンネルでぜひともチェックしてみてくださいね!



ゲスト紹介

川口民夫さん プロフィール

1979年生まれ、横浜出身。慶應義塾大学卒業。
学生時代、猿岩石の有吉弘行に似ていると言われたことからヒッチハイクデビューし、その後バックパッカーとして世界70ヶ国を周遊。
大学卒業後はベンチャー企業を経て株式会社リクルートへ入社し、営業・バックオフィスなどの部署でマネージャー職に従事。

36歳の誕生日を迎えた折、さらに楽しい毎日を実現したいと考え、本業を続けながら合同会社ハハハを設立。
サービス第一弾としてリリースした瓦割り体験サービス「カワラナ」がブレイクし、正式に独立、経営者の道を歩み始める。
その他、ソーシャルな活動として読書会や台東区100人会議の運営、さらにColorful Life Design合同会社、合同会社フフフの設立など、多岐に渡る活動を続けている。

川口さんのnoteはこちらから

ハハハとフフフ。印象的な社名の由来と設立の裏側

一度聞いたら忘れられなくなる、「合同会社ハハハ」という社名。
そこには川口さんの人生のテーマでもある、「楽しく暮らす人を増やす」というコンセプトが込められていました。

独立前、株式会社リクルートでマネージャーとして活躍していた川口さん。
結婚して家庭も持ち、公私ともに順風満帆な人生を送っていましたが、36歳の誕生日を迎えたタイミングで学生時代に出会った志村けんさん著「志村流」に書かれた一節が頭をよぎったそう。
そこには人生を72年と捉え、それを時間の24時間に置き換えるという考え方が記されていました。

当時の川口さんの年齢は36歳。
時計に置き換えればちょうど正午0時、1日の折り返し時間です。

人生の前半戦は、世間的にもいい人生と評価されるような生き方だった。
でもこれからの人生も、このままでいいのだろうか?
これからの後半戦、どうせ生きるなら自分が心から楽しいと思えることに全力で挑戦して生きていきたい。
そして自分と同じように、楽しく暮らす人を増やしていく取り組みをしていきたい。

そうした願いのもと、合同会社ハハハを立ち上げる決意をしたといいます。

ちなみに、合同会社ハハハの設立年月日は、平成28年(2016年)8月8日、そして資本金は888円!
その後設立することとなる合同会社フフフは、2022年2月2日に資本金222円という語呂のよさも、川口さんのこだわり。
888+222=111 0(=川口の文字に似ている)ということからも、運命的なものを感じているそうです。

なぜ瓦割り屋?言語要らずで誰でも楽しめるコンテンツを求めて

(↑大人気YouTuber Fischer’sさんも瓦割りを体験。
1000万回再生を超える大ヒット動画に!)

合同会社ハハハ設立時点では、本業とかけもちながら週末起業という形で事業を展開していた川口さん。
当時はまさにインバウンドの波が最盛期だった時代で、海外観光客の利用を狙ってドラッグストアやホテルがたくさん建設されているころだったそう。
浅草の街が変わっていく様をつぶさに見守りながら、街の魅力をさらにアップさせる面白いコンテンツがないか探っていました。

そしてそこで偶然の縁もあり思いついたのが、現在もさまざまな国や人から愛されている瓦割り体験サービス「カワラナ」
海外の方もすぐにその面白さを体験できるよう、ノンバーバルな体験コンテンツを考えたなかでのアイデアでした。

一見珍しい瓦割り屋というサービス、実は事業としてもスタートしやすいという側面があったそう。
瓦の在庫は腐ることもなく、かかる費用は家賃と自分自身の稼働時間のみ。
接客業はほとんど未経験な状態でしたが、新しいサービスを創造していく過程もおもしろく、本業と両立するのはもってこいの好条件で無理なくスタートさせられたと語ります。

そして事業を始めて1年足らずのうちに、カワラナは一気に世間の話題を集め、東京メトロのCM撮影でなんと石原さとみさんとの共演も実現したそう!
他にもたくさんの芸能人や著名人がカワラナを訪れ、現在に至るまでたくさんの方に注目される人気サービスへと成長しました。

44歳の現在、失敗も込みでまだまだ人生を楽しむ!

収録中にはせかいまちラジオのパーソナリティで、現役大学生でもあるメイメイから、「大学時代はどのような学生生活を過ごしていたんですか?」という質問が飛び出しました。

現在、ご自身のやりたいことに全力で取り組んでいる川口さんも、学生時代はバックパッカーとして旅をしたり、さまざまなサークルに顔を出したりと、自分探しのためにいろいろなアクションを試みていたそう。
そのような時間を過ごしても、「自分が人生で成し遂げたいことがなんなのか?」その答えが見つかったのは36歳のことだったと言います。

「あちこち世界を見てみれば、きっと何かが待っていると思ったけど、白馬の王子様はいなかった!でもその事実を知ることができたのも、結局行動を重ねたからこそ」

大切なのは、答えを見つけるために動き続けること。
胸に刻みたい教訓を、川口さんから教えていただきました。



「せかいまちラジオ」川口さんのゲスト回は、全2回配信。
後半戦も、瓦割り以外にも川口さんが取り組まれている読書会について、そして浅草エリアをさらに盛り上げる新たな構想などなど、気になるトークテーマでお届けしています。

続きが気になる!
合同会社ハハハや川口さんのさらなる活躍をもっと知りたい!
そんな方は、ぜひBステのSpotifyやYouTubeチャンネルをご確認くださいね。

▼それぞれのチャンネルの第2回配信コンテンツはこちらから!

BステのSpotifyやYouTubeチャンネルでぜひともチェックしてみてくださいね!



Bステでは、今後もさまざまなゲストをお迎えして楽しいメディアコンテンツを制作していきます!
ご視聴いただいた方は、ぜひとも #せかいまちラジオ をつけて、各種SNSで感想を呟いてみてくださいね!

STAFF
TEXT:Kae Kanda

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