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【ボーダレスジャパン】社会の課題を希望に変えるクリエイティブの力|デザイナー
これまで世界13ヵ国で50以上のソーシャルビジネスを立ち上げてきたボーダレス。新規事業ときくと、一般的には起業家や事業代表を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、実際には立ち上げにおいて大きなインパクトをもたらし、必要不可欠な役割を果たすデザイナーの存在があります。
新たなビジネスアイデアは、クリエイティブを通して形を帯び、具体的なプロダクトやサービスとして世の中に生み出されていきます。
今回は、ボーダレス・ジャパンのデザイナーの仕事についてご紹介します。
ボーダレス・ジャパンとは
ボーダレス・ジャパンは、「社会の課題をみんなの希望へ変えていく」というパーパスのもと、貧困・環境・難民・教育などさまざまな社会問題を解決する事業を世界13ヵ国で取り組んでいます。
ソーシャルビジネスを生み出す仕組みは高く評価され、「グッドデザイン賞ビジネスモデル部門(2019年)」「大切にしたい会社大賞・審査員特別賞(2019)」「CSA賞~20代に薦めたい「次世代型人材」創出企業~(2022)」などを受賞。2023年度の売上は86億円を超え、ビジネスを通した持続可能な形で社会にインパクトを生み出しています。
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新規事業に必要不可欠なクリエイティブの力
新たなソーシャルビジネスを次々と生み出していくボーダレス。新規事業を世の中に普及させるには、ユーザーの目線で社会的ニーズを見極め、新しい価値に結び付けていくマーケティング視点をもったクリエイティブの力が重要です。新規事業の基盤となるロゴやサービスサイトを始めとし、さまざまなクリエイティブを通してユーザー体験をつくり上げることが求められます。
クリエイティブという手段でソーシャルインパクトの最大化に挑む
ボーダレスと聞くと、起業家が集まるイメージをもたれるかもしれませんが、そうではありません。デザイナーやコピーライター、広報、マーケターといった専門性をもつプロフェッショナルが集っています。新しい事業の立ち上げが決まれば、事業に適したメンバーがアサインされ、プロジェクトがスタートします。
社外との協働プロジェクトやカンファレンスの企画など他者を巻き込みながらプロジェクトを形にしていく仕事もあります。
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大切にしている姿勢
新しいサービスが固まり切っていない段階からデザイナーもプロジェクトに参画し、クリエイティブを通じてアイデアを形にしながらブラッシュアップしていくのが、ボーダレスのやり方です。その上で、私が最も大切にしているのが「当事者意識」です。
デザイナーも新規事業の一員として、「クリエイティブを通してサービスやプロダクトの価値を最大化する責任がある」という意識を常にもって取り組んでいます。サービスやプロダクトの価値と世の中のニーズを結びつけるためにリサーチを行い、形に落とし込んで何度も修正を重ねていきます。相手が求めている以上のアウトプットを出すためには、圧倒的な当事者意識が重要なのです。
その結果、ソーシャルビジネスという一見「意識が高い」「儲からない」と思われるようなビジネスも人々の暮らしの中に溶け込み、取り入れられていくようになります。
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課題解決とビジネスが両立した事業を生み出し、明るい未来を創る
ソーシャルビジネスを人々の暮らしの中に取り入れられるようにすることと同様に重要なのが、持続可能なビジネスを生み出し、未来につないでいくことだと考えています。その一員に私たちのようなプロフェッショナルも参画できるのです。
未来を生きる子どもたちが希望を感じられる社会をつくるには、人にも環境にも社会にも優しく、人々から長く愛され続けるプロダクトやサービスを生み出すことが必要であり、クリエイティブで社会課題に挑む私たちの大きな使命だと思っています。
誰もが希望を感じられる社会づくりに、クリエイティブという力を使って参画したい。社会に大きなインパクトを生み出すために、能動的に動く環境を求めている。
そんなデザイナーの方、ぜひ一緒に働きましょう。
<話を聞いた人>
株式会社ボーダレス・ジャパン
クリエイティブディレクター・デザイナー 幣春菜
1996年大阪府生まれ。学生時代に海外でwebデザインを1年学んだ後、友人の社会起業にデザイナーとして携わった経験から、デザインをツールにして新規事業の立ち上げを形にしたいと思い、ボーダレス・ジャパンにデザイナーとして新卒入社。約10個の新規事業や採用/コーポレートブランディングに参画し、Webデザインやロゴ制作、紙物、空間といった幅広い領域のデザインに関わる。現在デザイナー5年目。
採用情報
現在、ボーダレスでは世界13カ国で51のソーシャルビジネスを展開しており、新規事業開発やマーケティング・クリエイティブなど複数ポジションで採用強化中です。
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Text: Kumi Sakata
Edit: Mikiko Mine