”じわる”って、いじわる?
こんにちは。ぼーんぐんです。
日中あったかいですね。
ここ数日は季節外れの暖かさに戸惑っています。
あまりの暖かさにタンスに仕舞い込んだ「半袖シャツ」をもう一度引っ張り出して着ておりますが、街に出てみますと皆同様。チグハグな服装をしていて面白かったです。
みなさんはどの様な服装でお過ごしだったでしょうか。
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さて、子供が大きくなりますと時折”おやつ”を分けてもらえる事があります。”おやつ”、そうお菓子の事です。
子供がバイトで稼いだお小遣いで買ってきた”おやつ”を今日も夕食後に分けてくれました。
「カントリーマアム じわるバター(チョコにタジタジ)」
みなさんこのお菓子をご存知ですか。
タイトルだけ見ると何だか良く分かりません。チョコ?クッキー?バター味?不思議なネーミングです。
このじわるバター、メーカーサイトでは「バターを使ったコクと香りが引き立つ、“バターがじわる”カントリーマアムにミルクチョコを組み合わせたクッキーです。」とありますが、昭和世代からすると”じわる”ってどういう事よって考えてしまいます。
じわる・・どういう意味なのか。
じわっと溶けてる感じ?
じわりとしみ込んでいる感じ?
単純にチョコバタークッキーではいいんでは?
なんて考えながら封を切りますと、チョコの上にクッキーがのっかってるお菓子でした。確かに食べるとチョコとバターとクッキーが一体感が増しとても美味しく頂く事が出来ました。
この”じわる”って言葉、「じわじわくる」を略した若者言葉なんですね。SNSで10年ほどまえから普通に使われているようです。
振り返れば「じわじわくる」事って生活の中でもあります。
例えば職場で天然キャラの部下が失敗した些細な出来事が、その時はそれほど気にも留めていなかったのに後から思い出すと、じわじわ面白さが増してきてつい吹き出してしまう。繰り返し思い出し笑いをすることがあります。こんな感覚を”じわる”って言うのでしょう。
また、いつも小うるさい役員が言った嫌味が、その時は我慢できたのに就寝前に思い出しムカムカしてきて眠れないってのも”じわる”って言うのでしょう。
そう思いますと、じわりじわりと迫ってくるのは美味しい事、楽しい事、幸せな事だけにしてもらいたいですね。
しかし世の中の現実と言えば見たくないことだらけです。
地域紛争、
自然災害、
世界的に蔓延するウイルス、
景気経済の先行き
じわりじわり迫りつつある現実から目をそらせたくなります。
ここ数日の半袖で過ごせるほどの暖かい気候に体が緩んでしましそうになりますが、着実に冬に近づいているように、
一時的な減税策に気持ちが緩みそうになりますが、確実に大増税必至の状況に変わりありません。
つまるところ”じわる”って何?
生きたまま徐々に弱火で料理されるドジョウ蒸しのごとく、庶民の感覚がじわりじわりマヒさせられる事。
要するに、はっきりしない、「い”じわる”(意地悪)」な事とは言い換えられませんか。
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