舞台の感動を、私だって誰だって!今やらなきゃ、いつやるの?
自分が生まれるより前の60年代のミュージカル映画、、ウエストサイド物語やマイフェアレディ、サウンドオブミュージックなどが大好きで、そのまま、ミュージカル好きになった私。
その私の血を引いたか、我が家の末っ子はミュージカルや舞台が大好き。
私や長女とは劇団四季メインですが、学校の半休やお休みを利用して、1人でも宝塚観劇。
遥か遠くの立ち見席でも「オペラグラスなしでも“ご贔屓”見つけられた!」、1階席では「トップだけでなく、周りの役者さんたち一人一人の動きが見えたし、役者さんの息遣いも聞こえそうで、あまりの感動に昇天するかと思った」と、熱く語ります。
今の楽しみは明日海りおさんの『王様と私』らしい。
チケットもゲットして、ウキウキ待ってます(私も観たかった!)
来月は劇団四季の『アナ雪』にもお姉ちゃんと行くらしい。
『王様と私』はチケット当たらず、『アナ雪』は字幕対応でないので諦めた私ですが、観に行けなかった『Lupin』の古川雄大さんと、きょも(SixTONES京本大我くん)W主演の『モーツァルト』には絶対に行く!と誓ってます。
チケット取れるといいな。
鑑賞サポート使えるといいな。
この「モーツァルト!」、帝国劇場の「クロージング」公演の一つとして上演されるとのこと。
そう、帝国劇場、2025年に建て替えのため休館することになってるのです。
『レ・ミゼラブル』『エリザベート』他、数々の名作を生み出した劇場が生まれ変わる!!
そんな機会を逃してはいけない!ということで、立ち上がってくれた人たちがいます。
We Need Accessible Theatre!(ウィー・ニード・アクセシブル・シアター)
うーー!
私も呼びかけ人になりたかった!
絶対になんとかしたい!この機会に!!
だって、、出来上がってしまった建物を改修するのは、かなりハードルも高いから。
でも、今年4月から障害者差別解消法の合理的配慮の提供が義務化されます。当面、罰則規定はないようですが、国連の障害者権利条約への批准の点からも、いずれどんどん実の入った法律になっていくはず。
そして法で定められてる合理的配慮を提供するためには、マンパワーだけではなく、設備的に整っている必要がある場合もあります。
だからこそ、新築、改築は設備を整えるチャンスな訳です。
後になって慌てることのないよう、このビッグチャンスにぜひ!!ってことなんです。
以前行った、国立能楽堂みたいな字幕表示システムがあったらいいなぁ。
東京オリパラ年に、バリアフリー能の鑑賞で国立能楽堂に行った時のnoteはこちら。
今回の署名活動、帝劇(や関係する立場の人たち)に対してアクセシブルな劇場にして!って訴えるのと同時に、国に対しても、
・障害があっても劇場のアクセシビリティに関する法令の整備と指針
・観劇サポートを実施するための費用等の助成
も求めています。
建物自体のアクセシビリティはハートビル法からバリアフリー法へと進化し、物理的な移動の円滑化について法的に定められています。
情報へのアクセシビリティについても、「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」(長っっ)って法律で、いろいろ決められています。
ただ、なんとなく「障害者施策」って、最低限度の生活を支援するって感じになってるような気がして、エンタメ界は全然遅れている気がするんです。
でも、障害があっても「文化的」な生活を味わう権利はあるはず。
それに、障害のある人にとって鑑賞しやすい劇場(生きやすい社会)は、すべての人にとって鑑賞しやすい劇場(生きやすい社会)になるはずです。
「障害のある人の問題」とスルーせず、「自分ごと」として考えてくださる方たちの声も集まって、帝国劇場が素晴らしい形で生まれ変わり、他の劇場のお見本となってくれることを心から願ってます。
最後にもう一度、署名サイトを貼っておきます!
どうぞよろしくお願いします!
…にしてもホント、私も、この署名活動の発信者「We Need Accessible Theatre!」の仲間になりたい!!!
入れてぇ〜!!
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