『地平線を追いかけて満員電車を降りてみた 自分と向き合う物語』紀里谷和明著
『地平線を追いかけて満員電車を降りてみた 自分と向き合う物語』紀里谷和明著
自己啓発本はこの一冊でOKです。
宇多田ヒカルさんの元夫、映画監督の紀里谷和明さんが書いた自己啓発本です。
この本を読んでいる時、きっとこれはこ本人の経験から考えたストーリーなのだろうと予想がついたのですが、やはりそのようでした。
誰もがぶち当たる仕事や生き方に関する問題がテーマなので万人受けする本だと思います。
この本は劇場の支配人と悩みを持っている登場人物よる対話形式の文章が続く、読みやすい本です。
本の最後にこの本を編集した編集者さんのnote記事へのリンクがあり、読んでみると本の制作時のエピソードが長々書かれていて、それは紀里谷さんを知る上で興味深い内容でした。
この本を紀里谷さんは4年以上の歳月をかけて書いたそうです。
順風満帆にみえる紀里谷さんにも紆余曲折あったようでその結果、この本が出来上がったようです。
一時テレビに出たのも映画の宣伝のためだったと編集者さんのnoteの記事を見て知りました。
うちの母親がテレビに出ている紀里谷さんを観た時、いい男ねと言っていたのを思い出し、年代関係なしに紀里谷さんのような男性は女性からすると魅力的に見えるものなのだと思いました。
この本を読んで私が理解したことです。
【ネタバレ】
○周りの価値観に惑わされず、自分の価値観で生きるべき。
○自分の信念を曲げてまでやりたくない仕事をしないこと。
仕事の値段をつけるのは自分であるべき。
○お金を稼げなくて食べていけないと思った場合、本当に食べていけないのか検証してみること。
【紀里谷さんの現在】
紀里谷さん、なんと2023年5月に映画監督業を引退宣言されていたのですね。
知りませんでした。
今後は何の世界でご活躍されるのでしょうか?
楽しみです。
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