自作の読書通帳
全国の公共図書館の中には、”読書通帳”と呼ばれる、「本の貸出記録が預金通帳のように記入される冊子」を作成できる図書館がある。
しかし残念ながら2023年5月時点では、
私の家の近隣図書館で、図書館公式読書通帳を手に入れる術は一切ない。
このまま憧れを抱いたままで生涯を終えるのだろうか……
しかしその時、私の頭の中に、
ある名案が浮かんだ。
18世紀のマリーアントワネットよろしく、
「読書通帳がなければ、作ればいいじゃない」と。
思い立ったが吉日、私は近所にある有名100円ショップのseriaへと足を運んだ。
seriaには「こどものつうちょう」と呼ばれる通帳型の商品があることを、事前にリサーチ済みだったのである。
”月/日〜のこりのお金”までのそれぞれの項目には、こんな感じで記帳していこうと思う。
・月/日 →読了日
・ことがら →本のタイトル
・入ったお金 →著者名
・使ったお金 →本の定価
・のこりのお金 →入手方法(書店で購入、ブックオフや古本屋で購入、誰かからもらう…etc)
下の方にあるメモ欄には、読んでいる中で自分に刺さった一文などをさらっと書いておいても、後々見返したときに楽しめそうだ。
最終ページにある”ごほうびスタンプ表”の”がんばること”欄には、「⚪︎⚪︎したら本を一冊買ってもいい」などの目標を立ててみるのもいいかもしれない。
そんなわけで実際に作成&記帳してみたオリジナル読書通帳がこちら……
どんどんページが埋まっていくのが楽しい!
読書は数じゃないとは思っているけど、それでも貯金みたいな感覚で増えていくのがとてもいい。
この月はこんなに読める時間が取れてたのか!みたいな発見もあって面白い。
自分で作る読書通帳も悪くないな、と思った。