つぶやくには長すぎる話⑥
こんばんは、ブックスタンドYoriです。
明日でなんとネットショップで商品の販売を始めてから一ヶ月が経ちます。あっという間ですね。
そのため一ヶ月の利益をざっくり計算してみました。
大体で計算した純利益はなんと、
969円!!!
他の人から見たら恐らくというか確実に笑われる金額だし、もっと細かに計算したら恐らくやや赤字な予感がします、が、
当の本人は
超絶赤字じゃないだけすごいな〜自分偉いな〜と、ものすごーく呑気です。
これが会社員も辞めて、店舗を構えて...というゴリゴリの背水の陣みたいな感じだったら確実に撃沈状況でしたが。
自分のできる範囲でやってる限りは転けても痛くないし、しかも好きなことをやっているので尚更ラッキー&ハッピーですね。(表現がダサい)
利益は969円でしたが、その何倍も学ぶことがたくさんありました。
①大抵のことは始めた後でも何とかなる
始める前に「失敗したらどうしよう....」と悩みつづけて歳をとるより、「とにかく死なない範囲で行動してから考えよう」と進めていったら、面倒なことは後で何とかなることに気づけました。
派遣社員の収入で少し補填しながら...くらいのスケールでやるということだけ決めて、
後はこの通り行き当たりばったりでやっています。
もちろん恥ずかしい思いもします。
わたしは本の知識もなければ商売やお金の知識もゼロなので、「見りゃわかるだろ」みたいな恥ずかしい質問をいろんな人にしました。
でも皆さん笑いも起こりもせず、とても優しく教えてくれます。
あんまりビビることないのかもと勇気と元気をもらえました。
ちなみにお金の計算等は、freeeという会計アプリとかめっちゃ優しく教えてくれるしチャットで質問とかもできるので、泣きながらにはなりますが何とかなります。
しかもみんなが通る道なので頑張って調べれば何でも答えが出てきます。
でも大変なことに変わりはないので、もしもお金儲けのためだけにやってたら絶対続かないだろうなあと、泣きながら思っています。
あとわたしは頭が結構弱々しい(?)ので、
取り掛かってから初めてわかることの方が多いです。
石橋を叩いてる時間が基本無駄になるタイプの典型例ですね。
それでちょっとずつやらかすこともありますが、やってみながら軌道修正する方が結構楽だし分かりやすいなあと感じています。
②自分で判断・決断することの大変さ
Yoriのことは全てわたし一人でやっています。
だからYoriの全てを自分一人で決めなければなりません。
そうして決断し続ける日々を送る中で、逆に今までどれだけ、他の人が選択した人生を生きてきたんだ…とプチ絶望しました。
もちろんそれでもいい時だってあるし、
自分で決断してうまく行かない時もあって大変ですが、それでも大変さの何百倍も楽しさの方が大きいです。
自分で決めたことが形になっていく楽しさや、自分の意見を飲み込むことは自分が思っているよりストレスだったんだなと理解しました。
しかも一人でやっているので、もし失敗しても誰かを困らせることもほぼないので割と気楽でノーストレスです。
某雑誌の習い事特集で、家庭や仕事以外に居場所を作るのが良いと書いていましたが、わたしにとってはYoriがその役割を担ってくれているっぽいです。
③お金を払ってもらうこと、続けていくことの凄さ
自分がセレクトした本を、誰かが買ってくれる。この「お金を落としてくれる」行為を今までいかに軽く見ていたかを知ることになりました。完全消費者目線でした…
本は新刊ならどこでも値段が一緒です。
送料無料のところだってあるし、次の日に届くところもあります。
そんな中でわざわざYoriで本を買ってくれることの凄さを、この一ヶ月の感じたことの中で一番重く受け止めています。
購入してくれた人には、これからももっとYoriを通してお客さんに本や読書のある生活を楽しんでもらいたいなと思っていますし、
まだYoriを知らない人にも「楽しい」を届けられるように頑張っていきたいと、お客さんがいることで初めて100%そう思えます。本当に感謝です。
そして2022年の目標は「YoriをYoriで回す」ことです。
お店は始めたら続けていかなきゃいけません。派遣社員としてのお金を回してもある程度は続けていけますが、それ止まりで良くはなっていきません。
なのでたくさんヒントを得たくていろんな本を読み漁っています。
最近やっと一つ分かったのは、
始める前までは「どうやったら続けられるだけのお金を稼げるのか」という考え方でいた節があるのですが、
本を読んだりYoriのことを考えるうちに、「どうしたらたくさんの人に本を通して楽しんでもらえるのか」という気持ちに自然と考えが変わったことでした。
SNSやショップを見てくれた人がもっと、"読書を楽しんでいる自分"がイメージできる本屋さんにすることが、Yoriを続けるいちばんの近道なんだなあと、当たり前なんですけどつい最近感じました。
そのために具体的に何をするかはまだまだ途中ですが、本はもちろん、読書を楽しめるグッズ関連を今後もっと強化して、本へのきっかけ作りがお手伝いできたらなと思っています。
あと最近は、Yoriの軸をもっとしっかり統一させなきゃなと思う面が多々あります。
「Yoriだったらこの企画やらないかな?」
「Yoriだったら言わないかな?」
という、何かYAZAWAみたいなんですけど、
そういう貫きをもっと意識していきたいと感じています。
あとカテゴリーももっと分かりやすくして、
使い勝手良くしたいですね…口を開けば改善点なんていっくらでも出てきますが、当面の課題です。
ごちゃごちゃと書いてしまいましたが、
2022年少しでも多くの人にYoriが必要だと思ってもらえるよう、
今よりたくさんYoriと向き合っていきます。
ブックスタンドYori
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