
『If I must die』──無名のガザ地区北部の詩人
休日の午前、NHKスペシャルを観ていた。
ある無名の詩人の詩『If I must die』にまつわるものだ。
If I must die, let it be a tale. #FreePalestine #Gaza pic.twitter.com/ODPx3TiH1a
— Refaat in Gaza 🇵🇸 (@itranslate123) November 1, 2023
もし、私が死なねばならぬなら、
あなたは生きねばならない。
私の物語を語り継ぐために。
私の持ち物を手放し、
白い布と糸を求めて歩み出すために。
──その布は、静かに空へとたなびくもの。
ガザのどこかで、
空を仰ぐ子どもが待っている。
火の中に消えた父を、
誰にも別れを告げぬまま、
自分にさえも別れを告げぬままに。
その子が見上げるのは、
あなたが作った凧、
それが空高く舞うのを見つめ、
一瞬、その空に天使がいると信じるだろう。
愛を取り戻しに来たのだと。
しばらく泣き、教会へ行き、それから、遅れてやってきた秋を妻と娘と歩いた。

ガザ地区北部は10月上旬から、絶滅計画を隠す事なく占領軍が行っている。
「ガザ北部では、何千もの家族が戦車とその銃撃、そして激しい砲撃の間に閉じ込められている。
— 大🦍森の平和🍉 (@books_note2021) October 19, 2024
イスラエル占領軍が彼らの家を破壊した後、死者と負傷者の多くは瓦礫の下に残っている」
🇮🇱に対し強力な経済制裁を。
欲望のままに欧州の負債を肩代わりし倫理を崩壊したカルト集団でしかない。 https://t.co/rp12hvqLSp
世界は、あなたや僕の沈黙は何のため?
爆撃で死ぬか、飢えの中で死んでいくのを待つつもりか?
足早にこの季節が過ぎ去るまでに、いったい、いくつの小さな星々が天を装飾せねばならぬのか。
──家族の背を見ながらそのような事を考えていた。
ガザの詩人リフアト・アルアリーさんはこの詩を残して昨年12月、空爆で亡くなりました。
ご冥福をお祈りします。
僕の友人、ハムザとサラがまだ、ガザ地区北部から脱出できておりません。
サラの姉が先日男の子を出産しました。
このようなホロコーストの絶望的状況でも、ちいさな希望の灯火のような女の子です。
どうか、ご支援をお願いします。
My heart aches for my newborn nephew. My sister Shaima suffered so much during her pregnancy in the north, where basic necessities of life were unavailable and there was famine. Please, this baby is in dire need of your generosity To still alive https://t.co/GYgeapWtgK pic.twitter.com/AVKA2T1avy
— Sara Sameer (@Sara_sameer1) October 20, 2024
サラやハムザたちとのQA集もあります。
#Ceasefirenow
#StopGenocide
#ifimustdie
#RefaatAlareer
#パレスチナ文学
#詩
いいなと思ったら応援しよう!
