本屋をつくる私の12月を、本屋巡りと読書とnoteを中心に振り返る。
2024年が終わります。本屋になることを決意し、担任を辞めることを宣言した、私にとっては人生のターニングポイントとなる年になりました。本屋、教員業以外でも、インタビューライターやコラム執筆を経験させてもらえたりと、人としての幅が広がった一年間でした。
体重も、なんと、人生最高記録を叩き出しています。「幅が広がった」というのは、タブルミーニングなわけですね。
こういう「自虐的なことを言うおじさんからの卒業」を、2025年の目標のひとつにしたいと思うのです。
1.物件が決まりました
笠寺商店街の中にある、条件的にも環境的にも大変素晴らしい物件と出合えたので、オーナーさんに「お願いします」と伝えてきました。厳密に言うとまだ確定はしていないので、内心ドキドキしています。あとは1月に契約書を交わすのみです。契約書を交わしさえすれば、この国にひとつ、本屋が増えるわけです。
2.12月は毎日noteを書きました
もっとサクっと文章を書けるようになりたい!というねらいで毎日のnoteに挑戦しました。やってみてよかったと思うことは、日常の些細なことに目を向けることができるようになったり、新たにフォローしてくださる方がかなり増えたりなどしたということです。
一度だけ子どもの寝かしつけと同時に眠ってしまい、妻にべしべし叩かれながら起こされました。「ちょっと!note!いいの?!note!」…あんな起こされ方をすることは、この先なかなかない気がします。
そう簡単にサクッと書けるようになるはずもなく、一記事一記事にそこそこの時間をかけてしまう結果に。この一ヶ月の私の可処分時間はほとんどnoteに費やされてしまい、アウトプットとインプットのバランスが極端に悪い1ヶ月を過ごしたので、来月はめちゃくちゃ本を読んでやろうと意気込んでいます。
3.イベントを始めました
本屋を始める前から、月に1回くらい、何かしらの【イベント】を行ったり、参加したりできないかなと企んでいます。
そこで、今回は「選書」。想定をはるかに上回る数のお題をいただいたので、来月はこちらをぽつぽつとお返事していきたいと思います。
4.12月に書いたnote
今月は31本も書きました。偉すぎる。なので見てやってください。もう、ぜひ、「よくやった」という気持ちを込めて、上から下まで「スキ」のマークをバァァーっと押してやったってください。本当に押してくれたら笑います。お年玉ありがとうございます。
↓↓↓このマガジンの中に全部しまってあります。
12月を見通したときに「今月はいろいろあるなあ…」と思ったのです。これまでのようにじっくりと時間をかけて書いていると、心が動く出来事が一つ起こった瞬間に、次の「何か」がすでに訪れてしまうようなスケジュール。それでは、せっかくの瞬間を記録に残せない――そう思ったのが、毎日書くことを決めた理由でした。
物件が(ほぼ)決まったり、
古くからの仲間やかつての同僚に勇気を出して打ち明けたり、
新しい挑戦をしたり、
正式に退職を言葉にしたり。
取材を受けたり、
建築模型をもらってテンションが上がったり。
毎日書いたからこそ書き残せた気持ちがたくさんあったなあと思います。
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そして、1ヶ月間毎日書くというチャレンジはなかなか苦しく、ひねり出した搾りカスを固めて作ったねりけしのようなものも生まれました。こんなよく分からないものは時間をかけていたら書けないのです。
そして頑張っていればいいこともあり、
「今日の注目記事」にも選んでもらえました。
苦しかったけれど楽しかった1ヶ月チャレンジでした。
ついうっかり「1月もやる」とか言い出さないように気をつけなくてはいけません。
5.12月に訪れた「本のあるところ」
奥山銘木店
本や学びやmerkki-メルッキ-
泊まれる本屋まるとしかく
本屋ルヌガンガ
古本屋YOMS
なタ書
四国旅についてはまた別でまとめようと思います。いい刺激をいただくことができました!
6.12月に読んだ本
『二十四の瞳』 壺井栄 角川文庫
結局小豆島へは行けず。また今度。
『そんなときは書店にどうぞ』 瀬尾まいこ 水鈴社
の、2冊のみ。
それにしても12月は本を読めなかった。読書をする暇がなかった。なぜならnoteを書いていたからだ…。それにしても読めなかった。
というわけで、2024年が終わります。「本屋がやりたいです」という言葉を外に出してしまってから、ありがたいご縁に恵まれ、気づけば多くの方に支えられてここまで来ることができました。
毎回noteを読んでくださる方、実際にお会いしてお話ししてくださる方、ブタコヤの活動に興味をもって声をかけてくださった方。皆さんのおかげで、挑戦を始めることができました。本当にありがとうございました。
2024年は、これまでにないほど濃密で、学びの多い一年でした。そして、2025年はもっと楽しく、新しい挑戦をしていきたいと思っています。「ブタコヤブックス」がついに出来上がる…はず?
どうぞ来年もよろしくお願いいたします。
皆さんにとっても2025年が素晴らしい年になりますように!
良いお年をお迎えください。
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先月の振り返りnoteはこちら!↓↓↓
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一年・半年単位の振り返りnoteはこちらを!↓↓↓
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