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森永卓郎さんの著作一覧

経済評論家として長年活躍されてきた森永卓郎さんが逝去されました。先生の著作は、わかりやすい経済解説とユーモアあふれる語り口で、多くの読者に親しまれてきました。

今回は、森永卓郎さんの代表的な著作を振り返りながら、その功績を讃えたいと思います。


ザイム真理教―それは信者8000万人の巨大カルト|森永卓郎 著

やさしく、やわらかく、面白く日本経済に警鐘を鳴らす本。ザイム真理教はいかにして生まれ、どう国民生活を破壊してきたのか?

最近、ネットの世界では「ザイム真理教」という言葉が頻繁に使われるようになった。財務省は、宗教を通り越して、カルト教団化している。そして、その教義を守る限り、日本経済は転落を続け、国民生活は貧困化する一方になる。

本書では、なぜザイム真理教が生まれ、それがどのように国民生活を破壊するのかというメカニズムを述べていこうと思う。

それは信者8000万人の巨大カルト

「大蔵省(現財務省)の奴隷だった」という自身の実体験をもとに、宗教を通り越してカルト教団化する財務省の実態をあばき、その教義を守り続けて転落し続ける日本経済&国民生活に警鐘を鳴らす、森永卓郎による警世の書。

旧大蔵省時代を含めて、財務省が40年間布教を続けてきた「財政均衡主義」という教義は、国民やマスメディアや政治家に至るまで深く浸透した。つまり、国民全体が財務省に洗脳されてしまったのだ!(本文より)


発言禁止 誰も書かなかったメディアの闇|森永卓郎 著

2025/2/27発売予定 予約注文受付中!

2025年最大の問題作。

隠蔽、圧力、欺瞞──フジテレビの闇が暴露された今、大手メディア崩壊のカウントダウンが始まった!「真実抹消システム」と化したテレビ局の正体とは!?

「これを書いたら、私自身が大手メディアから完全に干されてしまうことが、ほぼ確実だ」(「はじめに」より)

フジテレビの不祥事に象徴されるように、日本の大手メディアは今、崩壊の瀬戸際にある。視聴者を欺き、情報を操作し、不都合な真実を隠蔽する。テレビ局、新聞社、巨大なメディア企業が守ろうとしているのは、果たして「公正な報道」なのか? それとも、自らの既得権益と腐敗した権力構造なのか?

本書は、言論の自由が危機に瀕している現実を暴き出す衝撃の書である。フジテレビをはじめとする大手メディアの不祥事、圧力による発言封殺、タブーとされる領域への忖度……そのすべてを赤裸々に記録し、「何が話され、何が封じられているのか」を徹底的に検証する。

あなたが毎日見ているニュースは、本当に事実を伝えているのか?「報道しない自由」の名の下に、どれほどの真実が切り捨てられているのか? 本書を読めば、もはや既存メディアの情報を鵜呑みにすることはできなくなるだろう。

テレビの前で「これはおかしい」と違和感を抱いたことはないだろうか? SNSでの告発が相次ぐ中、なぜ大手メディアはだんまりを決め込むのか? 政治、芸能、スポーツ、経済――あらゆる分野で、報道されない「真実」が存在する。本書は、そうした沈黙の構造に真っ向から切り込む。

「発言禁止」──それはメディアによる情報統制の最前線である。本書を手に取ることは、あなた自身の思考を取り戻す第一歩となる。今こそ、情報を見極める目を養うべき時だ。

沈黙に屈するな。言葉を奪われるな。
この本を読めば、あなたはもう「騙される側」には戻れない。



書いてはいけない 日本経済墜落の真相|森永卓郎 著

日本経済の問題点を鋭く指摘し、その本質を深掘りする一冊。私たちが今後どう生き抜くべきか、考えさせられます。

『ザイム真理教』を上回る衝撃作!~日本経済墜落の真相~

2023年12月、私はすい臓がんステージ4の告知を受けた。告知の瞬間、私は、何かを食べたいとか、どこかに行きたいとか、そんなことは微塵も考えなかった。なんとか自分の命のあるうちにこの本を完成させて世に問いたい。そのことだけを考えた。その意味で本書は、私の40年にわたる研究者人生の集大成であると同時に、私の遺書でもあるのだ。(本文より)

【目次】
第1章 ジャニーズ事務所
第2章 ザイム真理教
第3章 日航123便はなぜ墜落したのか
第4章 日本経済墜落の真相


余命4か月からの寓話ー意味がわかると怖い世の中の真相がわかる本|森永卓郎 著

イソップを超えた!日本で初めての本格寓話集。メディアで話題集中!森永卓郎の余命4か月告知から一気に書き上げた読むだけで背筋が凍る意味がわかると怖い「寓話」集。

「私が本当にやりたいのは、子供向けの童話よりも、大人向けの寓話なのだということに、いまさらながら、気づいてしまったのだ。そこで生まれたのが本書ということになる。」

「日本一の寓話作家になろうとしていて、今年は2冊書きました。」

「今、創造性の泉が湧き出ていて、日本初の寓話作家になろうと思って取り組んでいる。」

「イソップは生涯で700話で作ったんですけど、駄作を除けば30作しかない。私は56作あるので、もうすでにイソップを超えてます。」(『余命4か月の寓話』28話収録)

森永卓郎が熱い思いで語る『余命4か月からの寓話』。余命4ヶ月告知から一気に書き上げた28の物語。



増補版 年収300万円時代を生き抜く経済学|森永卓郎 著

「格差社会」の現実を指摘し、大きな話題を呼んだ一冊。限られた収入の中で賢く生きる方法を具体的に提案しています。

貧民化時代を生き抜く緊急提言!一握りの金持ち階級と圧倒的多数の低所得層に分かれる日本社会。森永流思考で活路が開ける、生き生きと過ごせる!

・AI、ロボットの台頭で日本が大激変!!
・「年収10万円時代」が到来!?
・超富裕層の出現で一層広がる格差…
・貧民化時代を「幸せに生き抜く」ヒント

【目次】
序章 「年収300万」から「年収10万」への過渡期にある日本
第1章 日本に新たな階級社会が作られる
第2章 年収300万円時代がやってきた
第3章 年収300万円時代の本当に「豊かな」生き方
第4章 年収300万円時代を幸福に暮らす「知恵と工夫」
第5章 本当の幸せとは? 私自身の「年収300万円時代」



マンガ 日本を破滅に導くザイム真理教の大罪|森永卓郎 著

増税にひた走る日本。その元凶は財務省だといわれています

なぜ国民が物価高で苦しんでいるさなかにも増税路線を打ち出すのか。増税しないと本当に日本は破たんしてしまうのか?

本書はその欺瞞を解き明かしたベストセラー単行本『ザイム真理教――それは信者8000万人の巨大カルト』をベースにしながら、マンガと図解で解説。

カルト組織といっても過言ではない財務省の考え方や、内部の仕組みを露わにします。世界一わかりやすく「ザイム真理教」というおかしな組織の真の姿を解き明かしていきます。



マンガ 誰も書かない「真実」 日航123便はなぜ墜落したのか|森永卓郎 著

ベストセラー『書いてはいけない』の第3章にもある「日航123便はなぜ墜落したのか」という疑惑について森永卓郎氏の視点でマンガ化。もう一度考えたい「真実」と日本のマスメディアの問題点をあぶり出します。


官僚生態図鑑|森永卓郎 著

累計58万部突破!森永卓郎シリーズ最新刊。 

45年間にわたる職業人生のほとんどは官僚とともにあり、間近で彼らの生態を観察してきた。私の眼には、素晴らしいことから悪辣なことまで官僚の生態とその変化がしっかりと焼き付いている。本書では、それを読者のみなさんに余すところなくお伝えしたい。本書が日本で初めての「官僚生態図鑑」たるゆえんだ。(本文より) 

優秀な官僚が1990年以降、フリンジ・ベネフィットと政策の決定権をはく奪されて、すねてしまっている。そして、小市民化し、国家ではなく、自分たちの暮らしを改善するためのズレた政策遂行に邁進するようになってしまった。官僚の暴走が日本の経済社会停滞の大きな原因になっている以上、それを止めないといけない。

――官僚の生態系に今、何が起きているのか? 

【目次】
第1章  私が観察した官僚の生態
第2章  凋落し始めた官僚―私が観察した官僚の生態2
第3章  官僚の生態系に何が起きているのか?
第4章  官僚たちの生存戦略
第5章  官僚の選択ミスを検証する
第6章  "官僚生態学"から7つの提言



投資依存症|森永卓郎 著

政府の「貯蓄から投資へ」の旗振りのもと、多くの国民が投資に夢中になっている。それは"投資依存症"という依存症の一種だ。

アルコール依存症にしろ、麻薬依存症にしろ、覚醒剤依存症にしろ、一度罹患してしまうとその治療は極めて困難だ。誰かが止めないと、日本中に投資依存症が広がり、バブル崩壊にともなって日本中に破産者があふれてしまう。

投資依存症の感染力はとても強く、いまの日本は投資依存症の「パンデミック」前夜まで来ている。(本文より)

「投資とギャンブルは違うものだ」と考えている人は多いだろう。しかし、投資の本質はギャンブル以外の何ものでもない。老後の生活資金を、NISAを使って投資信託で運用しようとしている人は、老後の生活資金を賭けて競馬や競輪をやっているのと同じだ。投資の世界も競馬や競輪と同じで、結局はゼロサムゲームとなる。お金が自動的に増えていくことはありえないからだ。そのことを本書で解説しよう。



長生き地獄━資産尽き、狂ったマネープランへの処方箋|森永卓郎 著

高齢者の生活を支えてきた公的年金が今後ずるずると減り続けていく。今から30年後には平均的サラリーマン世帯だった夫婦2人の年金が、月額13万円まで減るのだ。そのとき何も対策を取らずにずるずると家計の赤字を続けていたら確実に生活は破綻する。

年金減に対処するための方法は、貯蓄を持っておくこと、そして、収入を増やすことだ。働き続けたり、投資で収益を稼いだりすることだが、高齢期に月額13万円の勤労収入を得るのは非常に大変だ。しかも、働けば税金も社会保険料も増えてしまう。投資で毎月13万円を稼ぐのはもっと大変だ。
|森永卓郎 著
こうした「長生き地獄」を避けるために、私たちは、具体的にどう行動すればよいのか。その対策を提示する。



長生き地獄にならないための老後のお金大全|森永卓郎 著

「人生100年時代」と言われる昨今。65歳まで働いたとしても残りの人生は長い。「老後資金に2000万円が必要」というニュースが話題になったが、長生きをすることで老後資金が底をつき、マネープラン、そして老後の人生プランが狂ってしまうことは十分に考えられる。

そこで、本書では、老後のお金にまつわる様々なテーマを取り上げ、図解を用いながら分かりやすく解説。

2000万円あれば大丈夫なのか?もっと必要なのか?持ち家がなければだめなのか?など、老後の暮らしの不安・疑問に答える。「老後2000万円不足」問題の間違いを正し、本当の老後プランの極意を伝授する。

老後にまつわるお金の基本的な知識はもちろん、老後のマネープランの壁となるであろう問題点を取り上げる。雇用、住居、相続、健康などの面からも老後のお金プランを考える一冊。



〈非婚〉のすすめ

結婚というシステムに経済という視点から投げかける最上級の疑問符

日本では、男女ともに適齢期を迎えれば「結婚」するのが当たり前という社会となっている。しかし、そんな考え方も時代とともに変わりつつある。「結婚できない」という考え方から「結婚しない」という考え方に変化している。当たり前のことが変わっていくのであれば、日本の社会も変化していかなければならないはず――。

経済アナリスト・森永卓郎氏が、日本社会における結婚というシステムを経済的な視点から、ズバリ分析。排他的で長期的な要求をもたらす「結婚」から解放され、自由な選択がはかれる「ポジティブ・シングルライフ」という考え方があることを知り、人生設計の見直しを考えるきっかけとなる一冊です。

【目次】
はじめに

第一章 第二の家族革命
1「国策」につくられた戦後家族
一・五七ショックの本質/子供が育ちにくい社会/それは『戦時人口政策』から始まった/母性のマインドコントロール/人工中絶と「第一の家族革命」/企業が先導した産児制限/会社のための標準世帯
2終身結婚制の終焉
出生率低下と晩婚化/女性六人に一人が非婚へ/結婚の「市場化」

第二章 日本型恋愛と結婚の謎

1変貌する「愛の三角形」
ロマンチック・ラブ・イデオロギー/「友達夫婦」はなぜ増えたか/仕事と家庭と恋愛の三権分立/「永遠の愛」と「三年目の浮気」/結婚回避の効用

2オンリーユー・フォーエバー症候群
焼け跡のなかの憧れ/日本人の大いなる勘違い/流行歌が証明する恋愛ニーズ/崩れ始めたフォーエバー/性愛タブーは生きている

3経済体制と結婚システム
夜這いが消えた意味/聖母の戦略、娼婦の戦略/女性が自立を避ける心理/終身結婚制と社会主義の相性/ダグラス=有沢の法則

第三章 シングルライフの経済学

1税制・年金は専業主婦優遇か
税制批判の四つの論点/パートタイマーの「減税効果」/独身重税論の誤り/オルドマン・テンプルの三原則/ポイントは男女の賃金格差/エリート女性には専業主夫/公的年金はシングル女性が得

2結婚・住宅・子育てのコスト
六兆二九〇〇億円のムダづかい/披露宴という名の「最後の晩餐」/借家か持ち家か/「生き残るリスク」とは/婚外子を想定しないシステム/エンゼルプランの登場/子育て総コストは七八八一万円

第四章 非婚社会で何が起こるか

1 経済構造はこう変わる
激変するライフスタイル/わがままが通る社会/横並び消費と大量生産の終焉/所得格差が拡大する

2 少子化時代の発想転換
高齢者の定義を変える/選別される男の遺伝子/少子化の五つのメリット

あとがき――ラテンで行こう――



森永卓郎さんの著作は、単なる経済解説にとどまらず、私たちがどう生きるべきかを問いかけるものでした。彼の言葉や考えに触れることで、これからの時代を生きるヒントを得られるかもしれません。

📖 ぜひ彼の著作を手に取り、森永卓郎さんの知見に触れてみてください。

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