ひとり読書会のススメ(基礎編)【読まない読書会ブックパーティー】
【問題解決】は、マイナスをプラマイゼロにすること。
【課題解決】は、プラマイゼロをプラスに、もしくは、プラスをもっとプラスにすること。
ここでは、こんなふうに定義しておきましょう。
さて、
あなたには、解決できていない「問題」や「課題」などのお困りごとがありますか?
現在には、これまでの歴史で誰も経験したことのない「問題」も「課題」も、ほぼほぼありません。現在か過去か、どこかの時代の誰かがすでに悩み、もう答えを出しています。
そう!!
あなたの「問題」や「課題」を解決するための知識は本の中にあります。
つまり、
本の知識を使えれば、あなたのお困りごとは解決します!!
そのためには、
本を読んで「楽しむ読書」ではなく、ちゃんと読まなくてもいいので、本の知識を「使う読書」が役に立ちます。
今回、あなたにオススメするのは、読まずに本の知識を使えるようになる【読まない読書会ブックパーティー】で、ひとり作戦会議ができる方法。
ひとり読書会(基礎編)
ひとりだったら読書「会」じゃないじゃん!
というツッコミはなしでお願いします(笑)
あなた一人じゃなく、あなたと著者、二人の読書「会」です。
STEP❶「問い」をつくる
まず、あなたのお困りごとのジャンルから考えてみましょう。あなたの悩みはどのジャンル?
①健康
②仕事
③お金
④パートナーシップ
⑤人格
⑥学び
⑦社会
⑧遊び
では、あなたのお困りごとを「?」で終わる「質問文」にしてみましょう。なんでもいいのですが、たとえばこんな感じでしょうか。
・健康のために今すぐ簡単にできることは?
・やりたいを仕事にするため知っておくべきは?
・今すぐワクワク30万円稼げる方法とは?
・最高のパートナーシップのために最も大切なことは?
解決する価値のある「問い」をつくることがオススメです!
ポイントは、
上手くいかない「原因」を追求するのではなく、
「理想の未来」を実現するための方法を問う。
たとえば、上手くいかない「原因」を追求する問いは、
・なぜ、私は健康じゃないんだろう?
・なぜ、私はやりたい仕事ができないんだろう?
・なぜ、私は30万円稼げないんだろう?
・なぜ、私のパートナーシップはボロボロなのだろう?
この「問い」だと、運が悪かったとか、才能がないとか、生活習慣がよくないとか、パートナーに関心がないとか、ダメ出しばかり出てきます(汗)
そして、ダメな「原因」を見つけても、ヘコみこそすれ、ちっとも「理想の未来」に近づかないことがわかりますか?
もちろん、失敗する原因をあらかじめ減らしておくのはとても大切です。マイナス材料を減らすために「原因」を見つける問いは役立ちます。しかし、マイナスは減るけどプラスは増えません。
プラスを増やすために大切なのは「で、どうする?」と行動していくことです。プラスを増やすのに役立つのが「理想の未来」を実現する方法を問うことです。
STEP❷「本」を選ぶ
本を選ぶ基準が3つあります。
1つ目は、関係あるか関係ないか。
①問いと「関係ある」本を選ぶ
②問いと「関係ない」本を選ぶ
「関係ある」本を選ぶとは、あなたのお困りごとと同じジャンルの本を選ぶということ。
・健康に困っていたら、健康本を選ぶ
・仕事に困っていたら、起業・転職本を選ぶ
・お金に困っていたら、お金を学ぶ本を選ぶ
・パートナーシップに困っていたら、人間関係本を選ぶ
問いと「関係ある」本を選ぶと、より具体的、実践的な答えを得ることができます。行動もしやすいでしょう。
「関係ない」本を選ぶとは、あなたのお困りごとと関係ないジャンルの本を選ぶということ。たとえば、健康に困っているのに起業本を選ぶようなことでしょうか。
健康と起業、まったく関係ありません。
この一見まったく関係ない組み合わせのおかげで、思いもよらない新しいアイデアが見つかります!!
新しいアイデアを発想するのと、具体的な行動に落としこむのは、慣れるまでちょっと難しく感じるかもしれません。無責任にアイデアを出せるようになると、かなり楽しめます♫
2つ目の基準は、既読か未読か。
①「既読」本を選ぶ
②「未読」本を選ぶ
既読本の場合、より「問い」を解決してくれる本と出会いやすくなります。が、答えを想定できるので、新しい発想は少し減るかもしれませんね。
未読本の場合、「問い」の答えはないかもしれません(だって読んでないからわからないよね〜)。でも、まったく知らなかった答えが出てくるかも。
どちらがいいという訳ではなく、着実に具体的な答えがほしいのか、新しいアイデアがほしいのか、必要に応じて選びわけましょう。
3つ目の基準は、ノウハウ本か物語か。
①「ノウハウ」本を選ぶ
②「物語」を選ぶ
正直これもなかなか微妙なところなんですが、読書会での使いやすさであれば、間違いなく「ノウハウ」本です。
問いと関係ある「物語」であれば、ノウハウ本よりも直感的に理解しやすいかもしれません(ダンスの物語の方が、ダンスのノウハウ本より受けとりやすいこともあります!)
「物語」を読書会でつかっちゃうと、いきなりネタバレしちゃうかもしれないのでご注意を(汗)
STEP❸「答え」を探す
「問い」をたて、
「本」を選んだら、
「答え」探しです♫
では、どのように「答え」を探すといいのでしょうか。
⓪最初から読む?
いいですね!それもアリだし、とてもいい探し方です。(それはナイと言うと思いましたか?笑)
ただし、答えを探すのに時間がかかるのと、面白く感じなかった場合、答えを見つける前に嫌になる可能性があります。間違いなく面白いと知ってる本じゃなければ、他の探し方をおすすめします。
①目次から探す
②パラパラめくって探す
③直感でパッと開く
本を手にとると、つい「読む」ことを楽しみたくなっちゃいますが、読書会では、本を「使う」ことにフォーカスしてください。
読みたくなっちゃった本は、読書会がおわったら好きなだけ読んでくださいね(「読書会で使った本は金輪際読んではいけない」なんてルールはありません。あとからいくらでも読書を楽しんでください!)
まず、
目次から答えのありそうなところを探してみましょう。答え、ありましたか?
ないのであれば、本をパラパラめくり、探してみましょう。本によっては章ごとにまとめがあったりします。どうですか、答えはありますか?
なければ最終手段です!!
直感で本をパッと開き、最初に目に入った文章やワードでOKです(一見、問いの答えになってない謎の文章やワードで大丈夫です)
1つの答えを探す時間の目安は、3分です!!
ダラダラと探さないように気をつけましょう。
完璧主義は手放してください。完璧な答えを求めはじめたら、どれだけ時間があっても足りません(そして、それが完璧な答えかどうか、その場ではわかりません)
もし、本を読んだ感もほしければ、
1冊の本から、3つの答えを探してください!!
1つの問いの答えを3つ探してもいいし、
3つの問いをつくり、答えも3つ探してもいい。
2時間じっくり本を読んでも、いざ内容について話そうとすると、けっこう話せないと思いませんか。所要時間10分で、本の内容を具体的に3つ話せたら十分。むちゃよくないですか。
さて、せっかく見つけた答えですが、
「使える答え」と「使えない答え」があります。
見つけた答えは、次のどれかにあてはまるはずです。
①ズバリ!そのまま答えになる文章
②答えのヒントになる文章
③答えのヒントになるワード
「①ズバリ!そのまま答えになる文章」は、そのまま使える答えですね。
②③は、そのままでは答えになりません。この答えのヒントを、「使える答え」にする必要があります!!
「使えない答え=答えのヒント」を「使える答え」にするには、次の作業が必要です。
【 答えのヒント→抽象化→転用→使える答え 】
抽象化とか転用って言われると難しく感じるかもしれないけど、要は、
こじつけよう(笑)
こじつけ先は、
・できること
・やりたいこと
現実的な答えを求めるなら「できること」
想像的な答えを求めるなら「やりたいこと」
どちらにしても、楽しいことがいいですね♫
STEP❹「最初の一歩」を踏みだす
探した答え、こじつけた答えは、すぐ行動できること?
「できる」と「やりたい」の組み合わせで考えると、
・できる
・やりたい&できない
・やりたい&できる
「できる」ことなら、すぐ行動しましょ♫
「やりたい&できる」ことも、すぐ行動〜!!
さて、
ひと工夫いるのが、「やりたい&できない」こと。
「やりたい」がゆえにいきなりやろうとしちゃうけど、「やりたい&できない」ってことは、要するに「できない」んだよね(汗)
できないことは、できない(そりゃそうだ)
え?
本気出せばできる?
でも、本気出せないんだよね?
本気出そうとムリヤリ頑張ろうとせず、
本気出るまでのんびり待ったりもせず、
本気出さず、今のままできること、
「BABY STEP」からやろう!!
ひとり読書会はここまで。
本の知識で、あなたのお困りごとが解決しますように♫
でも……
大切なのは、読書会の後だったりします。
そこで、
STEP❺「ふりかえり」をする
ひとり読書会をやってみたあなたは、すでになんらかの結果が出てるころだと思います。
え?
まだ何もやってないから、結果も出てない?
いえいえ、ちゃんと結果出てるじゃないですか!
「何もやってない」って結果が(笑)
いや、これ冗談じゃありません。
「何もやってない」も立派な結果です。
結果にも3つあります。
❶やってみて上手くいった
❷やってみて上手くいかなかった
❸何もやってない
どの結果がいいと思いますか?
そりゃ「❶やってみて上手くいった」がいいと思いますよね。でも、❶がいいと思っていると❷や❸の結果が出たらメゲます。ヘコみます。
一度のチャレンジだけで望む結果を実現し、めでたしめでたしということはほとんどありません。たいてい、修正しながら何度もチャレンジすることで望む結果にたどりつきます。
何度もチャレンジすることが前提!!
何度もチャレンジし、すべて上手くいくことはありえません。どうせ、何度もチャレンジするので、
どの結果でもいいんです!!
すべての結果が、次の行動への材料です。
結果をふまえ次どうするかを考えればいいだけ。
そして、
また困ったときは「問い」をつくり、本を開いてくださいね♫
くっきー🍪
追伸。
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