色々バレている
ひろうすさんの新作きました!今回のイラストもかわいい💕
うちの魔女のロマン・ロラン好きは筋金入りで、ほんとにこれぐらいうっとりとロマン・ロラン作品を絶賛します。
ちなみにですが、西洋の文学を読むにあたり、中学ぐらいかな、聖書は読んでおけと言われました。魔女なのに聖書をオススメ(笑)
うちの魔女は中高がカトリック系の女子校にいってましたので(魔女なのに)、一応礼拝とか色々あったようです。その流れで聖書も読んだそうですが、とにかく西洋文学はキリスト教の概念がわかってないと本質を読み誤ることがあるので読んでおけと。
阿刀田高氏の『旧約聖書を知っていますか』と『新約聖書を知っていますか』を少し前に読んでいて、面白そう(いいのかそれで)なので読みました。結果、良かったとも言えるし悪かったとも言えるし。
良かったのは、魔女が言うとおりキリスト教の概念がわかってないと確かに理解が浅くなるものもあるし、そもそも背景にがっつり入り込んでいるのでわかってないと登場人物の行動原理や悩みの本質なんかもわからないことが多々あるので、それがなんとなくでもわかる分だけ読みやすくなりました。
昨今なにかとLGBTQの話題が多いですが、日本人にとってイマイチピンとこないのは、聖書を読んでないからとも言えると思ってたりします。日本人にとっては単なる性自認や性癖の問題で、正直そんなもん別に好きにすればええやんぐらいの感覚の人も多いと思います。ですが、キリスト教圏(ユダヤでも)においてはそもそも同性愛は明確に神が禁じていますし、体も命も神に与えられたものですから、それに疑問を感じたり作り替えようとしたりするということに対する抵抗感や罪悪感というのは日本人が考えるよりも根深いものな訳です。もちろんそこまで熱心な宗教心を持つ人は少なくなっているかもしれませんが、文化、生活に根を下ろしている宗教ですから、影響がないということはないでしょう。
そういうことを頭に置いて海外作品を読むと、現代の作家のものでもまた見えてくるものは少し深くなるんじゃないかな、と思います。文学に限らず、映画やドラマでもそうですけど。
悪かった点はですね、黙示録とかサイコホラーなんかでも使われるやつのおかげで若干中二病が加速することですね(笑)天使の階級覚え出したり悪魔の名前にやたら詳しくなったり。ヨハネの黙示録は鉄板(笑)。
魔女話から逸れてしまいました💦
それはそうとなぜわんこそば読みがバレたんでしょうか。ひろうすさん、お会いしたことありましたっけ(笑)
「ジャン・クリストフ」はわりとぼちぼち読みましたけど、例えば先日書いた『大地』なんかは一気読みです(笑)。わんこになりがちNo. 1は、山崎豊子作品。『二つの祖国』『大地の子』、『沈まぬ太陽』etc……。全巻脇に置いて、読んでは次の巻、読んでは次の巻。やってました🤣
いやでも、漫画だったらやるでしょ?それと一緒ですよ〜!
あと、私のカバンはいつもちょっと重たいんですが、なぜかというと長編1冊、短編集1冊、エッセイ1冊の3冊が必ず入っているから(爆)。
長編読むでしょ、ちょっと疲れてくるでしょ、そしたら短編読むでしょ、また長編に戻るでしょ、また疲れたら今度は物語じゃないやつ読みたい気分になってエッセイ読むでしょ、で、また長編に戻る……という変わり種わんこをするので3冊必要なんです!
カバンに本が入って無い時の落ち着かなさといったら。なんなら本屋に無理やりでも立ち寄って調達します。例え読む時間がなくて読まなかったとしても、入れとかないと嫌なんです……。旅行に行く時や実家に帰る時も同じくで、そうすると5、6冊に持ち歩く量が増えます(笑)。実家なら本あるのに😅
そして実家の場合は読み終わったら魔女が妖怪置いてけに豹変するので置いて帰ります。そして私も実家に増えた本の中から読みたいものを借りて帰ります。
結論:本は増えることはあっても減ることはない!
わんこそば読み、カバンに本入れがち、本が増殖していく、これは本好きあるあるだと主張してみます(笑)
ひろうすさん、今回も素敵なイラスト、ありがとうございます!