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【社内研修レポート】「1on1ミーティング研修」を受けて分かった気づきと学び

こんにちは!
ブックリスタ広報です。

今回はブックリスタで行っている研修のことと、2024年10月下旬から11月上旬に行った社内研修についてレポートしたいと思います。

ブックリスタの研修は2種類

ブックリスタの研修は、大きく2種類に分かれます。

① メンバー自身が選択できる研修
ブックリスタでは「プロとしてチャレンジできる社風」「アウトプットが十分に発揮できる環境」を大切にしており、それらを実現しやすくする手段のひとつとして、業務上必要な専門性や技術を磨くためのセミナー受講や資格取得を推進しています。
また、それに伴う補助金の支給を行っています。

② 社内研修
メンバー全員で行う社内研修では、組織力やコミュニケーションスキル、マネージメントスキルの強化など、ポータブルスキルアップを目的とした研修を行っています。

過去の社内研修では、アンコンシャス・バイアス研修やコンプライアンス研修、ブックリスタらしいものだと、エンタメ系アプリから学ぶUXとUI研修、謎解きチームビルディング研修、某アーティスト研修(ヒットの仕掛け人からの秘話等)、2.5次元舞台観劇研修などを行いました。
その他、部門やチームごとに、外部の方をお招きした研修なども都度行っています。

今回の研修内容と目的

そして今回実施したのは、社内研修「1on1ミーティング研修」です!

ブックリスタの1on1ミーティングは、部署やチームごとに実施しています。
その時間におけるマネージャーとメンバー双方の悩みを解消し、ラインコミュニケーション強化につなげるために研修を行うことになりました。

また、ブックリスタでは、事業の拡大・加速に伴って新しいメンバーがたくさん入社しています。
新しいメンバーにも効果的な対話をしていただき、より「質」の高い1on1ミーティングを目指すことも目的となっています。

「1on1ミーティング研修」講師

研修の講師としてこちらの方をお招きしました!

堀井 耕策 先生
株式会社1on1evangelist 代表取締役
株式会社Engi 取締役
一般社団法人日本アウトドアセラピー協会理事

ヤフー株式会社にて子会社設立案件やM&A関連業務を多数実施し、人事部門や経営企画部門、人事責任者としてグループ会社へ出向する中、副業制度を利用し1on1エヴァンジェリストの活動を開始。ヤフー株式会社退職後、1on1エヴァンジェリストの活動に注力するため、株式会社1on1evangelistを設立。
人事・人材育成・チームビルディング・人材マネジメント関連に携わり、1on1及び人材マネジメント研修講師、人事コンサルティング、会議ファシリテーションを行う。

1on1ミーティング実施回数は、なんと10年で3,000回以上!
堀井先生に「1on1ミーティングをより効果的にするコツ」を教えていただきます。

研修の事前アンケート

研修を受ける前に、「1on1ミーティング」について、

・実施頻度
・実施時間
・テーマ
・お悩み

など、現状を確認するためのアンケートを行いました。
(円グラフの数値は%になります)

1on1ミーティングの実施頻度

1on1ミーティングの実施時間

1on1ミーティングはどの程度役にたっていますか?

1on1ミーティングのテーマ設定はだれが決めることが多いですか?

1on1ミーティングで扱うテーマ(複数回答可)

  • 業務等に関する相談やお悩み(86.4%)

  • 業務の進捗確認やアドバイス(64.4%)

  • 業務の振り返り(64.4%)

  • 雑談(61%)

  • 今後のキャリアについて(33.9%)

  • その他(15.3%)

1on1ミーティングに関してどのようなお悩みがありますか?(複数回答可)

  • 1on1ミーティングって何が正解なのかよく分からない(45.8%)

  • 1on1ミーティングと面談の違いがよく分からない(20.3%)

  • 傾聴力や質問力などのスキル面に不安がある(11.9%)

  • どのようなテーマで話すといいのかが分からない(10.2%)

  • 上司メンバー間でよくコミュニケーションをとっているので必要ないのではないか(10.2%)

  • 目的が分からず雑談で終わってしまうことが多い(5.1%)

  • 忙しくて1on1ミーティングをする時間がない(5.1%)

  • すぐに話が終わってしまって続かない(1.7%)

  • その他

お悩みの「その他」の回答には、

  • 特に悩みはありません。

  • 1on1の有効な使い方が分かっていない。評価の方針のすり合わせ以外で何を話すものなのか正解がいまいち分からない。

  • 1on1は、その目的とやり方を正確に理解しておかないと、どちらかの自己満足や雑談で終わってしまうと考えている。

などの回答がありました。

事前アンケートを通して、

  • 部署やチームによって、1on1ミーティングの実施頻度が異なること

  • 1on1ミーティングは、各メンバーにとって効果的な時間になっている割合が高いこと

  • そもそも1on1ミーティングはどう行うのが正解なのか?「面接」との違いは何? と思っている方が多いこと

などが分かりました。

「1on1ミーティング研修」伝えたいことと流れ

研修当日!
堀井先生をお迎えした今回の研修は、マネージャー向け、メンバー向けに分かれて実施しました。
この記事では、オンラインにて2時間行った、メンバー向けの研修内容について少し触れたいと思います。

冒頭に、堀井先生はこのように仰いました。
先程の事前アンケート結果からも分かるように、「1on1ミーティングの正解とは?」と悩んでいたメンバーは、まさに知りたい内容です。

研修は、このような流れで行いました。

  • 1on1ミーティングとは

  • 1on1ミーティングのデモプレイ

  • 人の成長に必要な要素のこと

  • ロールプレイ

  • 研修の振り返り

1on1ミーティングは「誰のために・何のために・何を話すもの」なのか、1on1ミーティングをする際に意識することのお話や、「なぜそう思ったのか」「なぜそう行動したのか」など、起こったことを客観的に振り返って深く省みることの大切さなどを教えていただきました。

また、研修中はチャットでのリアクションOK!
堀井先生が「感じたこと、気づいたことはありますか?」と質問し、それぞれ自分の考えや思いをチャット欄に書き込んでいきました。

ロールプレイをしてみよう

研修の後半では、堀井先生に教えていただいたことを踏まえて、ランダムなグループに分かれて1on1ミーティングのロールプレイを行いました。
まず、メンバー間で役割を決めます。

役になって、直近1週間の業務の振り返りを行うロールプレイです。
それぞれ必要なことは、よく話し、よく聴くこと。
このロールプレイを通して、効果的な1on1ミーティングの時間にするためには、一方通行ではなく、マネージャー側とメンバー側、双方の努力が必要不可欠だということが分かりました。
そして、気づいたことや学び、明日からやってみようと思うことなど、グループでシェアしました。

研修を振り返ってみて

研修終了後、今回の研修のアンケートを行いました。
研修を通じて得た気づきや学び、実践してみようと思っている行動や取り組みについて、マネージャーとメンバー、双方に回答いただきました。

マネージャー側

  • 1on1は、YES・NOの判断をする場所になりがちだった。話していくと頭の中が整理される経験は自分もあるので、もう少し考えてもらう場にしようと思いました。

  • 研修のロールプレイを参考に、テーマを決めて、メンバーの方々により積極的に話していただけるような進行を実現しようと思います。

メンバー側

  • そもそも1on1の定義が自分の中で不明瞭でしたが、今回の研修ではその点について細かく教えていただけたのでとても参考になりました。

  • 「1on1ミーティングは自身の成長のための時間」というのが新しい気づきでした。成長のためにもっと有効活用したいと思いました。

マネージャーとメンバー双方の感じていたことや悩んでしたことが解消され、今後の1on1ミーティングで取り組みたい・試したいが具体的になったことなど、今回の研修は、回答結果からもとても有益な時間になった方が多くいることが分かりました。

ブックリスタ積極採用中です!

いかがでしたでしょうか。
ブックリスタでは、ラインコミュニケーション強化につなげるための社内研修や、メンバー自身が選択できる研修などを実施しています。

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