歩いているだけで14冊の本と出会った。
こんにちは。BOOKLABTOKYO富澤です。
先日、「誰かに勧められた本は読みたくなる」を投稿しましたが、それがアプリで実現されているらしい……!?
「taknal(タクナル)」というアプリ、ご存じですか?
ユーザとすれ違うたびに本と出会えるアプリ、らしいのです。
気になったので早速登録してみました。
プロフィールは、ニックネームや画像を登録する簡単なものでした。利用料は無料。他のアプリと違うのは、マイページに自分のおすすめ本について、紹介文を記入すること。
歩いてるだけで14冊の本を紹介された
私の家から会社までは、約1時間半。(ツライ)
その間に、同じアプリを登録している方とすれ違うと、通知でお知らせされ、相手のおすすめ本が自分のタイムラインに表示されます。
会社まで歩いているだけで、14冊と出会っていました。
(お名前と場所は隠しています)
その本をタップすると、詳細が出てきました。この方は、森見登美彦さんが好きみたい。
タイトル、著者名、発行年月、顔も名前も知らないどなたかの最大100文字までの紹介文を読むことができます。
その本を「読んでみたい!」と思ったら、ハート(読みたい)マーク。
すると、マイページに「読みたい本」の一覧が完成しました。
顔も名前も知らない誰かと本で繋がる
なるほど。
自分でおすすめしたい本の登録をすると、すれ違った誰かにお知らせが届く。そして、その方のおすすめも教えてもらうことができる……
まだ読んだこともない本と出会う楽しさもあり、自分と趣味が似ていると嬉しくもなります。
その方がどんな人かも分からない、話すこともできない……。
それでも本で繋がっているような気がしてほっこりします。
紹介された本を読んで面白かった時、「読んだよ!面白かったよ!」と本人に伝えることはできませんが、それもまた良し。また違うどこかの誰かにおすすめができるし、自分の読書記録帳にもなりますね。
なかなか人に会うことが難しい今の時期、非接触ながらも繋がることを体験できるのは面白いかも。
一時間半の道のりが、ちょっぴり楽しく過ごせそうです。
BOOKLABTOKYO 富澤