第150回 今年の干支!ヘビが出てくる本
ブックブックこんにちは!
東京・神楽坂かもめブックスの柳下恭平と札幌・北18条Seesaw Booksの神輝哉、2人の書店店主が好きな本のことについて話すPodcast番組「ブックブックこんにちは」。
第150回は「今年の干支!ヘビが出てくる本」です。
あけまして!おめでとうございます!/全国に届いているぞ、ブックブック📕/2024年リスナー分析!/ブックブックが目指すのは「灯台」?/柳下さん、麻雀YEARから公衆トイレYEARへ/神さんは目利き力を上げる2025年に/今週のテーマ「へびが出てくる本」/柳下チョイス/神チョイス
【今週の選書】
柳下チョイス:
『メタルギア ソリッド スネークイーター』長谷敏司著(KADOKAWA刊)
『旧約聖書』
『へび少女』楳図かずお著(小学館刊)
『まだらの紐―ドイル傑作集1』コナン・ドイル著 (創元推理文庫刊)
『クサリヘビ殺人事件』越尾圭著(宝島社刊)
神チョイス:
『これ、なんですか』スネークマンショー著(新潮社刊)
2025年最初の水曜日は元日。今年も恒例、春の海で始まりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
キリのいい150回、年始ですが昨年の振り返りをしています。昨年は新しいリスナーさんも増えてよりたくさんの方に聴いていただけた年でした。ディレクターのリオさんによると金沢や沖縄、行く先々で「ブックブック聴いてます」と言っていただけるそうで、本当にうれしい限り。ありがとうございます。
今回は干支にちなんで「ヘビが出てくる本」をテーマにしてみたものの。ヘビ=金運アップの感じで縁起のいいイメージですが、確かにお正月におすすめできる本となるとなかなか難しい。私が一冊だけ思い出したのは絵本です。
『さるのせんせいとへびのかんごふさん』
穂高純也・ぶん、荒井良二・え(ビリケン出版)
こちらはへびの看護婦さんの絵が一度見たら忘れられない絵本です。へびだけにおなかのなかにニョロっと入って胃カメラになるなど、ちょっとシュールな描写もクセになります。子どもと一緒に笑って読めるおすすめの絵本です。
大それた抱負はありませんが、ブックブックこんにちはは今年も淡々と毎週水曜日に配信を続けること。いつでも船の目印となる灯台のように、そんなふうにありたいというのがふたりの思いです。今年も聴いてネ~!
(ADユリコ)
配信日:2025年1月1日(水曜日)