改めてBookCellarのご紹介
BookCellar Webディレクターを務めているハラダです。
冬の在宅勤務で最も役に立つのは足元のヒーターです。上は着込めば何とかなっても足元だけは……同意いただけますでしょうか?
さて今回はBookCellarについて改めて紹介する記事です。現在利用していらっしゃる方も、利用を検討してくださっている方も是非ご覧ください!
BookCellarとは
BookCellarとは書籍受発注Webシステムです。その名の通り、本を扱うお店が書籍を発注し、出版社がその受注情報を確認するシステムとなっています。
あえて「本を扱うお店」と書いたのは、「書店」に限らず本を扱いたい小売店や飲食店の方でも利用可能となっているためです。取次口座や番線・書店コードを持たないお店でもBookCellarを使うことで書籍の発注が可能です。
またBookCellarはこの記事の執筆段階では決済機能は流通機構を有していません。そのため決済などについては別途出版社や取次とやり取りしていただく必要があります。
BookCellarの使い方(書店)
BookCellarは一般的なECサイトと同じ流れで発注します。
商品を検索する画面では、商品名・出版社名・キーワード・ISBNコード(書籍を一意に確定させる文字列)などで検索できます。
またカートに入れる際は、必ず取引条件をご確認ください。
出版社によっては直取引(出版社から直接商品が送られてくる)のみ対応していることや、逆に取次経由の注文(取次から商品が送られてくる)のみ対応していることがあります。
また取次経由の注文の場合は、事前に管理画面から番線と書店コードを記載いただく必要があります。
注文確認画面では、どの商品を何冊カートに入れているかや、商品ごとの注文ルート(直取引・トランスビュー取引代行・取次経由)が正しいかを確認します。客注情報など出版社に伝えることがあれば、その場でコメントを入力可能です。
問題なければ確定ボタンを押して注文完了です。
出版社への初回注文時は、取引申請が自動的に送信されます。
申請が承認されるまで注文は処理されませんが、承認後は注文処理が進み、以後不要な申請等はありません。
トランスビュー取引代行について
トランスビュー取引代行は、出版社の一つであるトランスビューと契約書を交わすことによって、トランスビューが取引代行を行っている出版社約150社の商品を同一の掛け率で発注することができるシステムです。
一度トランスビューに取引申請を送り(or トランスビューの商品を発注し)、契約書を交わしていただければ、以後トランスビューを通じてBookCellarで発注した出版社の商品が送られてきます。
詳細な取引条件については、ログイン後トランスビュー取引代行に該当する出版社の画面でご確認ください。直取引と取次経由といずれも対応しております。
またどの出版社が該当するかは、出版社一覧画面の「注文ルート」を「トランスビュー」にしてご確認ください。
トランスビュー取引代行に該当する出版社の一部は在庫情報も公開しております。安定した発注のためご利用いただければ幸いです。
八木書店新刊取次部について
八木書店新刊取次部が取り扱う出版社約300社の商品を発注することが可能です。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
BookCellarの使い方(出版社)
BookCellarで出版社アカウントを作成するとopenBDから自動的に書誌情報が反映されます。openBDから反映されない場合も、csvで書誌情報の一括登録が可能です。
書店から注文が入ると書店名・商品名・冊数が記されたメールが届きます。
管理画面から届いた注文情報一覧を確認できます。
発送状況に応じて注文ステータスを変更出来るほか、書店連絡欄に記載した内容は書店に宛ててメールが送信されます。
また現在β版の機能として、出版社の皆さまにBookCellar内で書店に告知ができる告知機能を試用いただいています。興味のある方は下の問い合わせフォームから連絡願います。
さいごに
ご意見や要望についてはこちらまでお寄せください!
今後もよろしくお願いします!
それではまた次回の投稿でお会いしましょう。