2022年10月新規参加出版社のご紹介
BookCellarをご利用いただきありがとうございます。BookCellar事務局でサポートを担当している東郷です。新規利用申請が多く、うれしい悲鳴をあげています。BookCellarに新たに登録いただいた出版社の自社紹介&イチオシの本と併せてご紹介します!
葉々社【直取引・ 取次】★トランスビュー扱い
2022年4月25日、東京・梅屋敷にオープンした本屋「葉々社」の出版部門です。年間の刊行点数は特に決めず、著者や作家が語るべき、または発表するべき、言葉や作品を持ち合わせていた場合に、紙の本として出版するかどうかを考えていきます。ジャンルも問いません。読者と本屋と出版社、三方良しの物作りを心がけます。
イチオシ本
『平岡瞳 卓上カレンダー2023』(平岡 瞳【著】/ 葉々社)
版画作家・平岡瞳さんの版画作品が持つ静かで優しい世界観を、デスク上で堪能できます。四季折々の絵柄を選んでいるため、カレンダーを通じて、季節も感じられます。また、カレンダー部分は使用後に台紙から切り離すことでポストカードとして利用することが可能です。
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CS出版【直取引・ 取次】★トランスビュー扱い
CSはCreativeでSweetの略。編集制作会社クリエイティブ・スイートがつくった出版社です。制作会社としての実績は創業16年で400冊以上。10万部超えのヒット本多数。ファッション業界のように、大手ブランド同様の品質をよりこだわった職人技術でお届けできるのが、ファクトリーブランド・CS出版の強みです。
イチオシ本
『おとなも子どもも夢中になれる! 魔法の計算あそび』(杉之原眞貴【著】/ CS出版)
折り紙あそびと、19×19の暗算方法につながる計算あそびを組み合わせた著者独自の教育メソッドを紹介。あそんでいるだけで、幼児でもかけ算やわり算、分数の足し算、順列・組み合わせなどの考え方が自然と身についていきます。このメソッドは学年が上がって難しい算数になっても威力を発揮します。ポップなイラストを多数使用してわかりやすく説明。この本で、日本の算数教育に革命を起こします。
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jazzyland合同会社(ジャジーランド)【直取引・ 取次】
ジャジーランドの教本を使えば、初心者の方から経験者の方まで無理なく本物のジャズを楽しく身に付けることができます。
ジャズに挑戦してみたい、自分の音楽にジャズの要素を取り入れたい、さらにスキルアップしたいなど、本物のジャズを学びたいすべての人におすすめします。
イチオシ本
『ジャジーランドのジャズ理論講座 上巻 / 下巻』(中島久恵【著】/ jazzyland)
この『ジャジーランドのジャズ理論講座』は、ジャズの演奏やアレンジをするために必要かつ十分な“活きた理論”を体系的に学べる本です。上下巻の2冊で構成されていて、ジャズの経験に関わらず、ジャズ理論をきちんと学びたいすべての方に向けた内容となっています。
とかく”机上”のものとなりがちな理論を生き生きと伝えるために、筆者自筆のイラストや鍵盤図を多く用い、独特のカジュアルな文体で、決してやさしくはないジャズ理論を楽しくかつわかりやすく解説しています。イラストや鍵盤図を多く使っているのは、楽譜が読めない人向けにそうしているというわけではなく、分析能力やクリエイティブな応用力を鍛えるためなんですね。ぜひ、無尽蔵のヒントがザックザクの上下巻2冊から、目から鱗の魅力的要素をたっぷり収穫して下さい!
それから、ジャズ以外の音楽にジャズの要素を取り入れたいという方にもおすすめです。ポップス、ロック、クラシック、ポピュラーなどの作曲、アレンジ、演奏へのヒントも得られるでしょう。
アプレミディ【直取引・取次】
2021年に設立したほぼひとり出版社です。モットーは「国内外のおもしろい文化や才能の発掘と継承」。タイ文化としての怪異を紹介した新刊『タイぐるり怪談紀行』が発売中です。
イチオシ本
『タイぐるり
怪談紀行』(バンナー星人【著】/ アプレミディ)
最新刊です。怪談本といいつつも、読みながらタイ全土を一周旅した気分になれると好評です。ガイドブックとしてタイ旅行のお供にもぜひ。見えざるものへの敬意と畏怖が交錯する、タイ文化としての怪談を全39話掲載!
駒草出版【直取引・取次】★八木書店扱い
東京・秋葉原にあります、駒草出版と申します。
カタログ等の校正や広告制作を主業とする会社の出版部門として、1994年より約30年にわたり、文芸書からコミックまで幅広いジャンルの本を、編集者の情熱の赴くままに編み、送り出しています。
イチオシ本
『夢の家』(魚住 陽子【著】/ 駒草出版)
2021年8月に急逝した作家、魚住陽子が遺した作品から、6編を収録した短編集です。
静謐でありながら、その奥に潜む生々しい感情をしっかりと見つめ、自らに向き合う強さを感じる作品群は、作者独自の世界観にあふれています。また、病を抱えながら暮らし、創作を続けてきた作者ならではの死と生についての鋭敏な感覚も、そこここに散見され、はっとさせられるものがあります。
ファンの方はもちろん、足を踏み入れたことのない方にもぜひこの世界観に触れていただきたい一冊です。
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博論社【直取引】
人文学の博論のみを出版しています。
博論は確かに難しい。でも論旨が明確で、先行研究を含めその分野の知識が網羅されているので専門知識がなくても読めます。何を読めばいいか分からない、そんな人に博論本はお薦め。難しい本を何年もかけて読む、読書の醍醐味を弊社の本で味わって欲しいです。
来年初頭に2冊新刊出来!
イチオシ本
『日本のASEAN+3地域金融協力政策』(陸 長栄【著】/ 博論社)
国民が苦しんでいるのに、なぜ政府は他国に多額の援助をするのか? 「円の国際化」を推進するため莫大な税金を投入、頓挫した事実を知る国民はどれだけいるだろう。日本の研究者でなく中国の研究者(早稲田大学で博士号取得)が本書を書いた事実にも驚く。
窮理舎(きゅうりしゃ)【直取引・取次】
科学者の随筆誌『窮理』を刊行。単行本は主に科学に関する寺田寅彦作品(国語教科書掲載が中心)の解説本を出しています。科学に対する敷居を低くし、文理の壁を乗り越えることが目標です。
イチオシ本
『寺田寅彦「藤の実」を読む』(山田功【著】 松下貢【著】 工藤洋【著】 川島禎子【著】 寺田寅彦【原著】 平田森三【原著】/ 窮理舎)
書籍内容の詳細についてはURLをご覧いただきたいのですが、本書は文系・理系を問わず玩味いただける内容になっております。昭和初期~中期にかけて中学国語教科書に掲載された寺田寅彦の代表的作品の一つでもあり、お子様のいらっしゃる方には自由研究の題材のヒントにもなるかと思います。とりわけ、植物に興味がある方にはおすすめです。
PINHOLE BOOKS【直取引】
写真とアートの出版レーベルPINHOLE BOOKSです。針の穴を覗くような小さな好奇心に着目して、作家の作品集をデザイン・出版しています。少部数からでも置いていただけるだけで嬉しいです!書店での作品展示の実績も多数ありますので、展示してほしい、作品が気になる作家さんがいましたらお気軽にお声がけください。
イチオシ本
『call, overhaul, and roll』(小見山峻【著】/ PINHOLE BOOKS)
今年11月1日に発売する、数々の有名俳優やアーティストを撮影している気鋭の写真家、小見山峻さんの4年ぶりの新刊です。
効率の良さが圧倒的正義になりつつある現代社会。その中で「迷う」ということのポジティブな意味を追いかけ、実際に自らが、ならば迷うだけ迷ってみせよう、という決意のもと住まいの横浜から札幌まで、バイクに跨り、彷徨い寄り道を繰り返しながら走り抜けたロードトリップの一部始終を納めています。
寄稿文にMUSICA編集長の有泉智子氏、KEISUKEYOSHIDAデザイナーの吉田圭祐氏。また、写真集に書き下ろしのオリジナルサウンドトラックは、SuchmosメンバーのTAIHEI氏が作曲しており、ボリューム満点の本になっております。
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PHILOSOPHIA / KOTO art&creative works【直取引】
はじめまして。PHILOSOPHIA(フィロソフィア)です。「美しいを哲学する」を軸に据え、本の発行と催しを行っています。主な刊行物は、インディペンデントマガジン『ELEPHAS(エレファス)』。年に1冊ずつというゆっくりな発行ペースですが、1冊ずつ丁寧に仕立てていけたらと考えています。
イチオシ本
『ELEPHAS #1 』(PHILOSOPHIA【著】/ PHILOSOPHIA)
心を込めて作った創刊号です。
「美しい」の答えは多様でいい。だからこそ、様々な領域の方にご登場いただき、共に作っていただきました。世界に満ちた「美しさ」に気がつけるような時間をお届けできればという願いを込めています。
マガジンと名をつけておりますが、雑誌のように、本のように、写真集のように、アートブックのように、読者の皆さまそれぞれの目線でお楽しみいただけるのではないかと思います。
生活思想社【直取引・取次】
公式サイト
http://seikatusisosya.life.coocan.jp/
ジェンダー、福祉など市民活動・実践書を刊行。生活からの疑問や訴えには、生活者の「思想」があります。生活者の力と活動の輪がつながり、拡がることで社会は変わる、社会を変える。
イチオシ本
『哲学する〈父〉たちの語らい ダウン症・自閉症の〈娘〉との暮らし』(竹内章郎【著】 藤谷秀【著】/ 生活思想社)
堅いことばかり話していると思われがちな哲学する父。その父たちが、子どもに障がいがあることを知って、どんなことを思い、娘とどんな暮らしをしているのか。日々の生活を「誕生」「障がいを知って」「好きなことって何?」「学校生活」などなど、暮らしを切り取りながら、哲学する父二人が手紙方式でやりとりする、ちょっとほろっとさせて、楽しくなる一冊。障がいをもつ子どものことを語った母の本は多いが、父が語る本は珍しいはず。父(わたし)と娘(あなた)の間にあるものとは。子育てに悩む人にも、きっと気づきを与えてもらえる本です。
2ndLap〔セカンドラップ〕【直取引・ 取次】★トランスビュー扱い
名古屋から、「食と流転」をテーマにゆっくりと翻訳と出版を行っていきます。人やものが移動し、そこに時間や体験が積み重なり、つながりが生まれ、変化していくことに関心があります。食という、からだにも心にも直接的な体験が持つ力にも。1冊目は『スマック シリアからのレシピと物語』。シリア家庭料理のレシピ本、12月発売です!
イチオシ本
『スマック シリアからのレシピと物語』(アナス・アタッシ【著】 佐藤澄子【翻訳】/ 2ndLap)
「僕はこの料理の本で、僕の家族の話をしたい。それは僕だけの物語ではない。ひとつの国の人々全体の物語だ——国が大きな混乱の中にある現在、僕らが心に持ち続けている物語だ。」 アメリカの公共ラジオネットワーク「ナショナル・パブリック・ラジオ」が選ぶ、2021年最高の料理本。おそらく日本初となるシリア料理のレシピ本です。著者が母親から学んだ家庭料理を平易に解説。いくつかの基本材料があればすぐにつくれる85のレシピ+9つのエッセイを収録。シリアの日常風景の写真多数。コーヒーテーブルブックとしても美しい一冊です。
アールイー【直取引・ 取次】★トランスビュー扱い
弊社代表が31年前にスリランカへ留学し現地の人々にお世話になったことに対し、恩返しをしたいという気持ちで興した小さな出版社です。ガイドブックやスリランカ鉄道旅行、公用語であるシンハラ語の学習書籍などを発行しています。書籍やイベントなどを通しスリランカの魅力を伝えていきたいと思っております。
イチオシ本
『カレーと紅茶はスリランカ』(アールイー)
11/25発売の本書は、最近日本で人気のスリランカ料理が楽しめる国内のスリランカレストランとセイロンティーのお店を紹介したガイドです。世にカレー店ガイドは多くありますが、""スリランカだけ""の一冊は本書が初めてと言えるでしょう。
他にもセイロンティーの歴史や料理に使うスパイス図鑑、スリランカにおける宗教と食文化の関わり、手でごはんを食べる方法についてなど、長年スリランカと関わり続けるアールイーならではの読み物ページも充実しています。
汎工房【取次】
一コマ漫画・漫画評論を主としています。
イチオシ本
『EYEMASK64号 1コマ漫画 TheCartoonMagazine』(蒼天社編集部【著】 / 蒼天社)
Cartoon(1コマ漫画)を中心にした日本で唯一の1コマ専門誌。
RUBY DRAGON BOOKS〔紅龍堂書店〕【直取引】
魔法の鍵を集めた読者だけが辿りつける、所在地非公開の『紅龍堂書店』を運営しています。
書籍・登場人物のSNS・紹介制の実店舗・イベント等が重なって一つの物語を織りなす出版スタイルは、元被虐待児童のライター発案。来年には弁護士・柴田収監修『毒親絶縁の手引き』を刊行予定。荒れ野に寄り添う本をつくります。
イチオシ本
『王の庭師』(ナディア・アーレンベルク【著】 久利生杏奈【翻訳】/ RUBY DRAGON BOOKS〔紅龍堂書店〕)
「自分のために書かれた物語なんて一冊もない」。
親がいない児童を想定して制作したクリスマス・ファンタジーです。8月31日に発売して以降、クィアの移民の若者、車椅子のおばあさま、不安障害の男性、ADHD児童の親御さまなど、多様な読者の皆さまからご好評をいただいております。図書館司書さまや一箱店主さまからは「巧すぎる」「既存ジャンルが思いつかない」と今までにないお褒めの言葉をいただいており、ただ物語の特性上、ISBN未登録のため知名度は皆無です。現在は直取引のみのお取扱いとなります。お力添えを頂ければ幸いです。
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