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【2026年卒版】総合商社のインターンと本選考の違いを徹底解説|選考突破のポイント

こんにちは、就活コンサルタントで、総合商社勤務のYasuです。

総合商社のインターンシップと本選考。
この2つの選考プロセスは、どのような違いがあるか、ご存知でしょうか?

就活生の皆さんからよく質問をいただくトピックです。

結論から申し上げますと、インターンでは主に「意欲」と「積極性」を重視する一方、本選考では「実践力」と「専門性」が厳しく問われます。

この記事では、元就活生及び、総合商社で働く現役社員として、インターンと本選考それぞれの特徴や評価ポイントの違い、そして効果的な準備方法について詳しく解説していきます。

2026年卒の選考では、依然として、オンライン・対面のハイブリッド化が進み、より実践的な準備が必要になってきていますので、是非この記事を参照ください。

総合商社インターン 選考プロセスの違い

【インターンシップ選考フロー】
・夏季:5-6月頃からエントリー開始
    7-8月に実施
・冬季:10-11月頃からエントリー開始
    12-2月に実施
・エントリーシート→面接(1回)→適性検査
・結果発表:実施の1-2週間後
・選考倍率:比較的通過しやすい
・実施形態:オンラインとオフラインの併用

【本選考の選考フロー】
・プレエントリー:3月1日から開始
・本エントリー:6月1日以降(早期選考もある)
・選考フロー:
 ES→適性検査→面接(2-3回)→最終面接
・結果発表:6月に内々定
・選考倍率:書類選考から非常に競争率が高い
・実施形態:対面重視、一部オンライン併用

【コロナ後の選考変化の特徴 】
・オンライン面接の一般化と定着
・ハイブリッド型インターンの標準化
・グループワークのオンライン実施増加
・デジタルツールを活用した選考の多様化
・オンライン説明会の充実
・個別面談機会の増加

コロナ後からは、1次面接にオンラインを導入している企業が多い印象です。

オンライン・対面 選考対策

【オンライン選考特有の注意点】

カメラ設定:
・目線は常にカメラレンズを意識
・顔全体が画面の中央3分の1に収まるよう調整 ・バーチャル背景は可能な限り使用しない
 使用する場合は、控えめなものを選択

音声環境:
・イヤホンを使用することを推奨
・マイクの集音状態を事前確認
・周囲の雑音対策を徹底

【選考での重要ポイント】

第一印象対策:
・入室10分前には会場到着
・姿勢と表情の練習
・声の大きさとトーンの調整

臨機応変な対応:
・複数面接官への目配り
・質問の真意を確認
・メモの取り方の工夫

インターン参加時期による特徴と活用法

夏季インターン
・2週間程度の長期実施
・実践的なプロジェクト体験
・グループワーク中心の課題
・事業戦略の立案機会など

冬季インターン
・1週間程度の短期実施
・業界理解が中心
・本選考直前の情報収集
・最新動向の把握機会

開催時期によって少々目的が違います。
夏季インターンは業界理解が主な目的になりますが、冬季インターンは先攻に直結するものも増えてきます。
インターンで優秀な学生の方は、早期選考に進める可能性もありますので、インターンに参加するだけで満足しないようにしましょう。

評価ポイントの違いと対策

【インターンでの評価軸】
・積極性:議論への参加、質問の頻度
・主体性:自発的な行動、提案力
・チームワーク:協調性、リーダーシップ
・学習意欲:理解力、吸収力

★対策ポイント
・事前の業界研究
・グループワークの練習
・プレゼン資料作成スキル
・質問リストの準備

【本選考での評価軸】
・論理的思考:分析力、問題解決力
・ビジネス感覚:収益視点、市場理解
・コミュニケーション:説明力、交渉力
・専門知識:業界理解、企業分析

★対策ポイント
・徹底的な企業研究
・財務諸表の分析
・時事問題の研究
・志望動機の深掘り

効果的な情報収集と分析手法

【公式な情報】
・IR資料の徹底分析
・決算説明会資料の確認
・統合報告書からの洞察
・プレスリリースの定期確認

【非公式情報】
・OB/OG訪問での情報収集
・業界セミナーへの参加
・経済メディアの活用
・SNSでの情報収集(Noteなど)

情報を収集するだけでなく、ノートに纏めて見返すようにしましょう。
一番大事なのは客観的事実を見て、自分がどう思うか、自分の言葉で説明できるようにすること。
棒読みではなく、しっかりと心を込めて話せるレベルまで練習しましょう。

<参考:就活猛者になるための記事>

★総合商社就活生向け有料マガジン

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★総合商社の志望理由は最難関!
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まとめ

今回は、総合商社のインターンと本選考の違いと対策を説明しました。

インターンと本選考では、求められる準備の深さや評価のポイントが大きく異なります。インターンでは「学ぶ姿勢」「積極性」が重視され、本選考では「専門性」「実践力」が問われます。
2024年は特に、オンラインとオフラインのハイブリッド型選考が主流となるため、それぞれの場面に応じた対応力が求められます。両者の違いを理解し、適切な準備を行うことが選考突破のカギとなります。

また定期的に記事を書いていきますので、ぜひ宜しくお願いします!

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