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【海外文学のすすめ】ゆっくり楽しむ海外文学 | 誰でも読めるコツ
海外文学が好きだーーーー!
と叫ぶくらい、海外文学が好きです。
とはいえ、肩の力を抜いて楽しめるようになったのはここ数年。
以前は、憧れて本を買うものの、読み切れず挫折。を繰り返していました。
海外文学読みたいけど、何を読めばいいんだろう?
買ってみたものの手がつけられなかったら、どうしたらいいの?
そんな方に向けて、海外文学と仲良くなる私なりのやり方を書いてみました。
好きなったら一生の趣味になります。一緒に海外文学を楽しみましょう!
【何から読めば?】海外文学を読むためのガイドブック紹介
まず最初に悩むのが、「何を買って読めばいいのか?」ということですよね。
もちろん、書店で表紙買いしてもよいと思いますが、なかなかうまくハマることってないのかもしれません。
迷子だった私が一番頼りにしたのは、この本です!
「世界文学を読みほどく」(新潮選書)池澤夏樹・著
この本は、世界の10代傑作を、分かりやすく読みやすくガイドしてくれます。その作品の立ち位置や、どういうふうに読めばいいか、を的確に教えてくれるんです。
私はこの本きっかけで、10大作品に着手できました。海外文学への入り口を見つけるのに、こんなに良い先生はいません!
大人の教養としてもおすすめの1冊です。
ここまで厚い本をいきなり読むのは辛い、という方には。
コルクの佐渡島さんと書評家・三宅さんの、YouTube「名作文学を深く味わおう!」がおススメです。
このシリーズ、ほんっとに楽しい!大好きです。
海外文学だけではないのですが、
いわゆる名作文学を、どう読んでいけばいいか? お二人の鋭くも楽しい読み方を知ると、「明日、気楽に1冊買って、パラパラっと見てみよ~」と思えます。
まずは、文庫で1冊、さくっと買ってみて、「読めなかったら、本棚に飾っておいてもいいや」くらいの気持ちでトライしてみるのも良いと思います。
【読めない時は】世界観を掴めるまで、kindleに読み上げてもらう
kindle本になっている、海外小説も多くあります。
海外小説って、最初の世界観を把握するまでに「???」と迷子になりがちです。(私もいつもそうです)
最初の100ページくらい、音声で読み上げてもらうと、どんな雰囲気の話なのか、何を言っているのか分かりやすい!です。
たとえば、「アンナ・カレーニナ」は大長編です。
光文社古典新訳文庫は、kindleunlimitedでも読めるので、ダウンロードしてみて、音声読み上げで、最初の方を聞いてみる。
耳で聞くことで、するっとその世界に入っていくことができます。
導入部分で先に進めなくなってしまう時に、おすすめの読み方です。
おまけ:私が海外文学を好きな理由
私は、国内小説をあまり読まず、海外小説が好きで、よく読みます。
なんでなのか?と考えてみると、
「翻訳された文章」 が好きだから。
というシンプルな理由なのです。
作者の目と、翻訳する方の目と、二重の目を通っているので、
翻訳小説って、文章がいい意味で、クールな印象です。
(客観性が増しているのかな)
私は、主観的な熱量の高い文章も好きですが、
客観的で冷静な文章にぐっとひかれます。
(自分が書けないからなのかも・・・)
翻訳小説の文章の良さ、ぜひ皆様も味わってみてください。
**海外文学のタグ、嬉しかったです📚**