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悪口を言われた時に実践すべき、仏教の開祖ブッダの素晴らしい考え方【最強のスルースキル】

みなさんこんにちは、syuyaです。

みなさまの周りにも、他人の悪口を言う事を生きがいとしているような人がいると思います。

最近では、SNSなどでは匿名の悪口が氾濫し、それを苦に自ら命を絶ってしまう人も後を絶えない状況です。

これはとても悲しい事ですよね。

ですが、そのような人は2600年前のインドでも存在していたようで、仏教の開祖であったブッダはそんな他人の悪口に対し、とても秀逸な例えを用いた”スルーの仕方”を伝授しています。

ある人がブッダに向かって悪口を言いました。そのとき、ブッダはその人に次のように答えました:
「もし誰かがあなたに贈り物を持ってきたとしましょう。しかし、あなたがその贈り物を受け取らなかったら、その贈り物は誰のものになるでしょうか?」
その人は「それは贈った人のものになるでしょう」と答えました。
ブッダは「そうです。同様に、あなたが私に悪口を言っても、私はそれを受け取りません。その悪口はあなた自身のものとなります」と言いました。

要するに、

もしあなたが他人の悪口を受け取らなかったのなら、その悪口はそのまま悪口を言った本人の元へ帰っていく

という事です。

確かに、悪口をいわれて悔しくない人はいませんし、言い返したくもなるでしょう。

しかし、悪口を言われて落ち込んだり言い返したりすることは、相手の悪口を受け取った事に他なりません。

相手の悪口を受け取らず、全く気にしなければ、その悪口はそのまま言った本人の元へ帰っていくのです。

ですから、悪口に対してはスルーが一番。

何食わぬ涼しい顔で、にっこり笑ってあげましょう。

ですが、あなたは悪口を言った相手が憎くて仕方ないかもしれません。

言われっぱなしで悔しい気持ちも分かります。

しかし、その点も心配は無用なのです。

その時は悪口を言った本人は気づかなくても、同じく仏教の教えにおける

因果応報(行った行為が必ずそれに応じた結果を生むという意味)

そして、そこから派生した

悪因悪果(過去の悪い行いが原因で、悪い結果を生んだという事)

の法則により、未来のある点において必ず悪い報いを受ける事となるのです。

ですから、あなたが反撃しなくとも、悪口を言ってきた相手は勝手にその悪因によって苦しむこととなります。

寧ろ、悪口を言ってくる相手には

あ、この人は将来、私に悪口を言った報いを受けるんだ・・・可哀そうに・・・

と思えるようになれば完璧ですね。

このような仏教の自己啓発書としての側面を解説した良著に、

中学校退学から大検を経て東京大学法学部卒業、その後政策シンクタンクでお勤めをされてから出家されたという異色の経歴をお持ちの草薙龍瞬氏の著書”反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」”があります。

とても実践的な内容であり、アンガーマネジメントや自己啓発の分野でとても有益な情報を得られる本となっています。

そして私のブログの宣伝なのですが、仏教の開祖ブッダことゴータマ・シッダールタの半生を記事にしていますので、よかったらご覧ください。

以上です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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