【018】毎日を心穏やかにしなやかに過ごすためのマインドフルネス
「自分を休ませる練習 しなやかに生きるためのマインドフルネス」
矢作 直樹 (著)を読みました。
救急医療の現場で生と死と向き合いながらも、心を穏やかに保ち、しなやかに生きていくための知恵を教えてもらいました。
忙しい毎日を過ごしていたり、自分の時間を取れていないと感じたり、人の欠点が気になったり、少しでも日常にモヤモヤを抱えている人に読んで欲しい本です。
日常の中で少し意識を変えるだけで、心の持ちようが変わり、毎日がより心穏やかに、そして、楽しくなるためのヒントを一部紹介します。
仕事中でもリラックスを目指す
仕事をしているときは、「ON」「OFF」で言ったら、間違いなく「ON」の状態でしょう。そして、ONの時にもリラックスはしていいのです。
仕事をしていながらでも、リラックスの状態を作ることはできます。これから起こるまだ心配する必要がないことに集中するのをやめ、
今この場所で行う必要があることに集中をしましょう。
欠点はそれぞれのまなび
相手の欠点に気がついたら、それは学びのチャンスです。お互いがお互いのことを理解して補い合う関係を作りましょう。
誰もが個性が違うように、誰もが欠点も違います。欠点を否定するのではなく、欠点を理解する。
目を覚ました後、寝る前の一瞬を自分のために使う
自分の時間が取れないと悩んでいる方、目を覚ましてすぐや、寝る前の時間にスマートフォンを取り出していないでしょうか。
自分を大切にすることが相手を大切にすることに繋がります。1日の最初と最後の一瞬だけでも自分のために時間を使ってみてください。
上機嫌な人は周りの人を幸せにする
怒っている人がすぐ近くにいる時に、気持ちよく笑える人はいないと思います。周りが笑っている時に、自分だけ不機嫌な時はあるかもしれません。
しかし、自分が心から上機嫌でいられるのは周りのみんなも上機嫌な時ではないでしょうか。
また、上機嫌な人が近くにいると、なんだか自分も嬉しい気持ちになることはないでしょうか。
上機嫌は一種の才能です。無理する必要はありませんが、自分も心は常に上機嫌でいることを意識したいものです。