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【必読本】パートナーシップを学べる5冊。
赤の他人が、心から通じ合える夫婦になっていくためには、やはりそれ相応の努力が必要。
色々試してPDCAを回すのももちろんいいのですが、せっかくなので、プロたちの残してくれている良書からぜひ学んでいただきたいと思います。
そこで、このnoteでは、パートナーシップを学ぶためのおすすめの本を5冊紹介していきます!
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ほしいのは「つかれない家族」 ワンオペ家事&育児に絶望した私が見つけた家族のシアワセ|ハラユキ
まず1冊目は、ワンオペ家事&育児の絶望から、夫を巻き込みストレスレスな家庭づくりをめざして立ち上がった、著書自身の奮闘記。
パートナーシップを学ぶための本って、哲学的だったり学術的だったりするものも多く「お固い文章は苦手!」って人は、中々読み進められないなんてこともあるのでは?
ですが!この本は、なんと漫画で分かりやすくパートナーシップについて解説してくれるんです!
著者は、SNSでも話題のイラストレーター&コミックエッセイストである、ハラユキさん。さまざまなカップルに、子育てや家族のあり方などをインタビューしながら、内容は進んでいきます。
特にコロナ禍の在宅ワークで浮き彫りになった、社会問題ともなっている「家族という他人とどう過ごすか?」を考えさせられます。
パートナーシップの教科書とも言える1冊。新しい家族のトリセツを、漫画で楽しく学んでみませんか?
異文化に学ぶ幸せなパートナーシップ|西田花
国際結婚をされて、オーストラリアで結婚生活を送る西田花さんが、パートナーシップを通じて異文化への理解を深めていけるようにやさしく教えてくれます。
パートナーとのコミュニケーションに悩んだとき、答えはひとつではなく、もっと多様でいいんだと前向きになれる本。
私は、生まれてこのかた日本でしか暮らしたことがないのですが、この本の第二章「日本人を知る」について読んだときには、目から鱗の発見がいっぱいあり……。異国で生活をしているからこそ、見出せるのだろう西田さんの発見の数々に驚きました。
外国から見た、日本人や日本社会のよいところはいっぱいあるけど、そのよさが裏目に出てしまって、上手にパートナーシップを築けないことがある。
この本では、日本ならではの考え方と世界の考え方の違いを知って、自由で幸せなパートナーシップを築くコツを解説します。
日本文化の枠の中では「仕方ないよね。」と、我慢ばかりしてしまっている人にはぜひ読んで欲しい。我慢ばっかりしなくていいんです!
嫌われる勇気|岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著)
こちらの本、書店やメディアで見たこと、聞いたことがある人も多いと思います。
パートナーに嫌われるのが怖い人、パートナーに感情をぶつけすぎてしまう人には、絶対に読んでほしい本。
「嫌われたらどうしよう」「期待に沿わなきゃ」
こんな考え方が、あなたの生き方の軸になっていませんか?
この本は、アドラー心理学をもとに書かれていて「トラウマ」の存在を否定したうえで「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言。自己と他者を切り離して考え、自分の意思ではどうにもならない他人はただの「存在」として捉え、他人のことでくよくよ悩まないようにと諭してくれます。
さらに原因論ではなく目的論を唱えていて、怒りの捉え方が変わるので「パートナーに当たることが減った」という声が続出しているんです!
「なんか難しそうだな……。」と敬遠してしまうかもしれませんが、哲学者と青年の対話形式で進んでいくので、意外とすらすら頭に入ってきます。
自己啓発系が得意じゃない人でも読みやすいように、優しい言葉と飽きない展開で書かれているので、安心して手に取ってみてください!
ベスト・パートナーになるために: 男は火星から、女は金星からやってきた|ジョン グレイ
タイトルに、ハッとした人も多いのではないでしょうか?
私自身も、タイトルを見たとき「なるほどね。」と思ってしまいました。本の内容も納得の連続!
だって男は火星からやってきて、女は金星からやってきたんですもん。違う生き物なんだから、そりゃ噛み合わないわけです。
違う星からやってきた生き物、と考えると、異性へ対するイライラやもやっとした気持ちに、諦めがつきませんか?
気にしたくないけど気にしてしまう、ほんの些細なもやもや。「気にしない」ようになれるだけで、ストレスがぐんと減って、相手にぐちぐち当たることも、1人でうじうじ悩むこともなくなるんです。
今まで気付けなかった男女の違いを知ることで、パートナーの本当の気持ちもちょっとずつ理解できるようになるはず。
大切な人とパートナーシップを築くために知っておいたほうがよいことや秘訣を学べる、バイブル的存在の1冊となること、間違いなしです!
愛するということ|エーリッヒ・フロム (著), 鈴木 晶 (翻訳)
そして、心からおすすめしたいこちらの名作。
この本には「どうすれば愛されるか」「どうしたら愛される人間になれるか」と考えるのではなく、愛することの本質は自分から「与える」ことという内容が書かれています。
自分の喜びや興味、理解、知識、ユーモア、悲しみなど、自分のなかに息づいているものすべてを与える。
パートナーシップが上手に築けない要因として「愛するにふさわしい相手」に出会っていないからだと考えていませんか?
実はそれは違う。ふさわしい相手に出会えてないのではなく、相手のありのままを尊重して積極的に気にかけることができていないんです。
この本で書かれているのは、恋愛本や自己啓発本であるような「愛されテク」や「モテる方法」とは真逆の内容。
「愛されること」ばかり考えるのではなく「愛すること」が本質なのです。
いかがでしたか?視点や書き方も異なる、さまざまなタイプのパートナーシップ本を紹介してきました。
それぞれに特質となる考え方が書かれていましたが、どれにも共通しているのは、結婚、パートナーとはこうあるべきだとか、男だから女だからと決めつけて、肩書きに縛られるのではなく、自分と相手の気持ちに向き合うことの大切さについて示されていました。
さて、今紹介した本『愛するということ』にも通ずるように、まさにBOOK婚では"相手を変える"のではなく"自分と徹底的に向き合う訓練をする" "自分軸を育む"ということをモットーにしているんです。
BOOK婚では、必ずしも結婚だけをゴールとしなくても大丈夫。BOOK婚での婚活を、これから自分らしく生きていくための道具として、使っていただきたいと考えています。
もちろんBOOK婚では、素敵なパートナーを見つけて成婚された人もたくさんいらっしゃいます。
しかし、会員様の中には、BOOK婚で婚活や自己形成をしていくうちに「私はやっぱり結婚はせずに仕事で生きていく」「自分の幸せは結婚じゃなかった!」と気付かれて、すっきりした表情で退会されていく人もいらっしゃるんです。
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パートナーシップに悩んだとき、パートナーシップについてとことん追求してみる!勉強してみる!というのもありですし、「BOOK婚」のパートナーシップのプロと話して、ライフコンサルを受けてみるというのもありです!
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「BOOK婚」は、本好きによる、本好きのための結婚相談所ということで、ひとりひとりのお悩みに沿った本を、本大好きカウンセラーが選書するサービスも行っています。
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執筆:おいかわ