本と珈琲と〇〇
毎回のイベントにて書き下ろしている短編小説を、 一話300円で販売しています。 短編小説「オンガク」のみ、お試し読みできます。 イベント会場では、その回の短編小説をお配りしております。
企画者タサキアツヤの日々のあれこれを書き連ねるエッセイになります。
毎回のイベントの振り返り。
この短編小説は、2023.4.15,16 本と珈琲と〇〇 第八編「本と珈琲と椅子」のイベントに合わせて 書き下ろしたものになります。 本と珈琲と〇〇のinstagramはこちら 椅子の目線 「よいしょっと、ただいまぁ〜」 「姉ちゃんおかえり。 そろそろ帰ってくる頃だと思ってコーヒー入れたから飲みな ・・・って何それ」 「見たらわかるでしょ」 「いやわかるよ、そうじゃなくて」 「そうじゃなかったら何?」 「なんで急に椅子なんて買ってきたの?」 「椅子を買うのに予定がいる
この記事を執筆している時点で全12回(特別編やコラボ回を合わせると14回)開催してきたわけであるが、企画当初の頃よりも少しずつ、コンセプトというか、何を目指したものなのかが鮮明になってきているところもあるので、改めて「本と珈琲と〇〇」とはどんな会なのか、文章でまとめてみるとする。 私にとって、読書をすることや、本に囲まれた部屋にいることは日常である。珈琲を淹れたり、好きな店に行って飲むのも日常である。日常の中に佇むそういった時間は、ちょっとした幸福を与えてくれる、とても素敵
この短編小説は、2022.11.13 本と珈琲と〇〇 第六編「本と珈琲と焼き菓子」のイベントに合わせて 書き下ろしたものになります。 本と珈琲と〇〇のinstagramはこちら ちょっぴりの贅沢 「ごめん、やっぱり俺ら別れよう」 「うん、なんかそんな感じしてた。 短い間だったけどありがとね、またね」 出会って半年、付き合って四ヶ月、 今回の彼氏はあっさりしていた。 フラれたけれど、傷跡はそれほどでもない。 すっきりと晴れ渡る感じもない。 一つ、終わったという事実だけを
この短編小説は、2022.9.3 本と珈琲と〇〇 第四編「本と珈琲と宿」のイベントに合わせて 書き下ろしたものになります。 本と珈琲と〇〇のinstagramはこちら ソロ活女子の会話 「部屋☆☆☆、食事☆☆、 受付☆☆☆、快適度☆☆☆・・・」 「リカ先輩、またやってるんすか? 今回もまた先輩一人っすか?」 「何その言い方、別に誰に迷惑かけてるわけでも ないんだからいいじゃない。 なんならあんたが食べるの遅いから こうして時間潰してるんじゃない」 「そこに関して
この短編小説は、2022.7.23 本と珈琲と〇〇 第三編「本と珈琲と古物」のイベントに合わせて 書き下ろしたものになります。 本と珈琲と〇〇のinstagramはこちら 椅子と机 ふふっ。ある土曜日の夜、私は、 自宅マンションのリビングにて、にやけていた。 げぷっ。ちょっと飲み過ぎてしまったか。 まぁ家だし、誰にも迷惑かけてないし、いいでしょ。 ふはっ。にやけが止まらない。 側から見たらただの酔っ払いなのはわかっている。 でも、テンションの調整が アルコールも相ま
第12編「本と珈琲とドライフラワー」 場所. THE RELAY(札幌) 出店. (本)本と珈琲と〇〇 (上川町) (珈琲)THE RELAY (札幌) (ドライフラワーと花器)nan ca deal (遠軽町) (麦わらのヒンメリづくり)えぞりす企画 (上川町) 今回の主題は、ドライフラワー。 そもそもの開催の発端は、 THE RELAYの深澤さんにお声掛けいただいたことから始まりました。 こちらとしては、札幌市内での初開催ということで、 「さて、何をテーマにしよう」
この短編小説は、2022.6.12 本と珈琲と〇〇 第二編「本と珈琲と音楽」のイベントに合わせて 書き下ろしたものになります。 本と珈琲と〇〇のinstagramはこちら オンガク 私の彼氏は音楽を生業としている。 自分で曲を書き、作詞をし、演奏もする。 シンガーソングライターと言われる人だ。 特に売れているわけではないが、 ちゃんとファンもついている。 ライブもよくやっているし、アルバムも出している。 裕福なわけではないが、生活を送るためのお金は 音楽で賄えている、立派
第11編「本と珈琲と休日」 場所. 層雲峡ホステル(上川町) 出店. (本)交流&コワーキングスペース PORTO (上川町) (珈琲)KINUBARI COFFEE (上川町) 今回の主題は「休日」。 昨年の同じタイミングで、「本と珈琲と宿」を開催し、 多くの方に遊びに来ていただけました。 また今年も、町の人や、登山に縁がない人にも層雲峡ホステルに 遊びに来ていただきたいと思い、イベントを企画しました。 出店者もALL上川という布陣での開催です。 KINUBARI C
第10編「本と珈琲とミルク」 会場. イノウエボクジョウ ゲストハウスアンドリビング ふくらい家 (滝上町) 出店. (本)pirka 書林 (置戸町・移動書店) (珈琲)RS COFFEE (名寄市) (ソフトクリーム)kokosoko (滝上町) (料理・酒)Craft Bar Panomo (朝食)KARSUI 今回の主題は「ミルク」。 牧場でのピクニック、宿でのヒュッゲ(心地よい時間)を楽しむ 牧歌的な一日ということで、 本、珈琲だけでなく、ランチやソフトクリーム
第9編「本と珈琲と帰路(かえりみち)」 出店. (本)カオル タケダ / まちなかぶんか小屋 (旭川市) (珈琲)nido (旭川市) (惣菜)ベイビースター (旭川市) (花)Lettre d'amour(レトルダムール) 場所. まちなかぶんか小屋 〒070-0037 北海道旭川市7条通7丁目32 今回の主題は「帰路(かえりみち)」。 仕事終わり、友人と楽しいひと時を過ごした後、 ひとりで気ままに出かけた後、我が家に向かう帰路。 一日の余韻を携えながらも、自分の時間に
前置きとなりますが、第7編までの振り返りに関しては、 以前作成したポートフォリオよりの引用となっており、 それぞれイベント開催からある程度時間が経ってから 振り返ってみた所存を書き連ねたものでございます。 今回より、イベント直後にしっかりと 振り返りを残していきますので、 是非一読していただければと思います。 第8編「本と珈琲と椅子」 出店. (本)カクナミ リュウマ (上富良野町) (珈琲)KINUBARI COFFEE (上川町) (椅子)nan ca deal (遠
第7編「本と珈琲と癒し」 出店. (本)本屋つむじかぜ(道東・東京) (珈琲)喫茶ゆゆひ(本別町) (癒し)rosa rugosa(浦幌町) RIKKA meal(札幌・道南・浦幌町など) takeshi fitness(上川町) はり灸 癒しの森(帯広市・浦幌町) 場所. ハハハホステル 〒089-5613 北海道十勝郡浦幌町幸町 ハハハホステルという宿を経営する株式会社リペリエンスの 代表の小松さんとは、私が北海道へ移住した際に、 友人を通じて知
特別編「本とキヌバリコーヒーと〇〇」 主催 ・キヌバリコーヒー ・itochi ・METHO ・北海道シャトルラジオ ・ランチブレイク ・Ceru ・ShouBit & Sim Ra (No.18) 場所. KINUBARI COFFEE ROASTERS 〒078-1753 北海道上川郡上川町南町1058 層雲峡ホステルの志水さんと同じく、キヌバリコーヒーの蝦夷丸さんも、 私が上川町へ移住する大きなきっかけとなった人物です。 2022年11月、キヌバリコーヒー待望の実店
第6編「本と珈琲と焼き菓子」 出店. (本)江別 蔦屋書店(江別市) (珈琲)キヌバリコーヒー(上川町) タソガレコーヒー(上富良野町) (焼き菓子)霜月堂(当別町) 森の果実(上富良野町) 場所. 江別 蔦屋書店 〒067-0005 北海道江別市牧場町14−1 最初にお話をしたのは6月末のこと。 札幌のとあるイベントに遊びに行った時、 出店していた友人(キヌバリコーヒー店主)が急に 「彼、本のイベントやってるんです、よかったら話聞いてやってください!」
第5編「本と珈琲と麦酒」 出店. (本)主催者展示 (珈琲)RS COFFEE(名寄市) (椅子)士別サムライブルワリー(士別市) 場所. naniroBASE&Lab. 〒096-0011 北海道名寄市西1条南7丁目6 Y・Yビル サムライブルワリーのブルワーであり、 モルトリップというバーの店主でもある風間さん、 実は私と同い年であります。 風間さんとは滝上での飲みの席にて初めてお会いしたのですが、 初めて飲んだ時も、私も大の麦酒好き、お酒好きでありますので、 最後には
第4編「本と珈琲と宿」 出店. (本)主催者展示 (珈琲)サワラコーヒー(帯広市) (宿)層雲峡ホステル(上川町) 場所. 層雲峡ホステル 〒078-1701 北海道上川郡上川町層雲峡39 私が北海道に移住するきっかけは、上川町の仕事での臨時求人のお話を、 層雲峡ホステルの宿主、志水さんよりいただいたことでした。 彼とはとある山小屋のアルバイトの同期で、 1シーズン同じ釜の飯を食い、 同じ屋根の下で苦楽を共にした間柄でございます。 そんな彼と一緒に、彼の山宿でイベントを開催