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時間ではなくエネルギー配分で生活を考える|本の紹介

記事を見つけていただき、ありがとうございます。
私が読んだ、素敵な本を紹介します。

仕事やプライベートが上手くいかない…

仕事やプライベートで、いつも何かがうまくいかない。そんな悩みを抱えている人は少なくないのではないでしょうか。

そんな方におすすめしたいのが、ジム・レーヤー、トニー・シュウォーツ著『4つのエネルギー管理術』です。

この本では、仕事やプライベートでの成功と幸せを手に入れるためには、時間ではなくエネルギーを管理することが重要であると説いています。

視点を変えよう

多くの人は、時間管理に注力しがちです。しかし、時間は有限であり、いくら頑張っても増やすことはできません。

一方、エネルギーは、休息や適度な運動、好きなことに没頭することで回復させることができます。

つまり、エネルギーを管理することで、限られた時間の中で、より高いパフォーマンスを発揮することができるのです。

「時間」ではく「エネルギー」を管理しよう

本書では、エネルギーを4つのタイプに分けて、それぞれを効果的に管理する方法を紹介しています。

  • 身体的エネルギー:睡眠、食事、運動などのことで回復させる

  • 情緒的エネルギー:ストレスをうまく解消し、ポジティブな感情を維持する

  • 認知的エネルギー:集中力や記憶力を高める

  • 精神的エネルギー:自分の価値観や目的を明確にする

これらのエネルギーをバランスよく管理することで、仕事やプライベートで、高いパフォーマンスを発揮し、充実した人生を送ることができるのです(=フル・エンゲージメントの状態!)。

4つのエネルギー状態

「ストレス」は避けずに、上手にかける

ストレスは、ネガティブなイメージを持たれがちですが、実は適度なストレスは、パフォーマンスを向上させる効果があります。

本書では、ストレスを避けるのではなく、上手にかける方法を紹介しています。

具体的には、

  • ストレスをポジティブなエネルギーに変換する

  • ストレスをコントロールする方法を知る

  • ストレスを解消する方法を見つける

といった方法が挙げられています。

人生は短距離走の繰り返し

私たちの人生は、短距離走の繰り返しのようなものだと、本書では説いています。

短距離走では、スタートダッシュが重要ですが、ゴールまでの持久力も必要です。

持久力を鍛える、つまり、エネルギー量を増やすには、全力疾走と休憩を短いスパンで交互に行う、「インターバル・トレーニング」が有効です。

インターバル・トレーニングは、エネルギー量を増やし、大きなストレスに耐えられるようになる方法であり、体に効率的な回復方法を教える手段です。

エネルギー管理術を身につけることで、スタートダッシュだけでなく、ゴールまで持久力を保ち、成功と幸せを手にすることができるのです。

本『4つのエネルギー管理術』について

本書は、ビジネスパーソンはもちろん、学生や主婦など、誰でも役立つ内容です。

仕事やプライベートで悩んでいる人は、ぜひ一度手に取ってみてください。


目次

ロジャーの悩みをメインに、会社員や経営者、子育て中の親など、働く人の生活に対する悩みと、悩みを解消した取り組みを通して、エネルギー管理術が解説されています。

第Ⅰ部 フル・エンゲージメントの力

  • 第1章 フル・エンゲージメントとは何か

  • 第2章 ロジャーの場合

  • 第3章 ストレスと回復のバランスをとる

  • 第4章 肉体のエネルギー

  • 第5章 情動のエネルギー

  • 第6章 頭脳のエネルギー

  • 第7章 精神のエネルギー

第Ⅱ部 トレーニングシステム

  • 第8章 ステップ1 目標を定める

  • 第9章 ステップ2 真実と向き合う

  • 第10章 ステップ3 行動を起こす

  • 第11章 その後のロジャー 

著者

Jim Loehr(ジム・レ―ヤ―)
スポーツ心理学の権威。メンタル・タフネスのトレーニングシステムを開発・実践し、モニカ・セレス、マーク・オメーラらトッププロの指導にあたる。その理論はビジネスの分野にも応用され、IBMやメリルリンチ、ファイザーなど一流企業から高い評価を受けている。『メンタル・タフネス』シリーズの著書多数。

Tony Schwartz(トニー・シュワルツ)
ビジネスコンサルタント。ジム・レ―ヤ―とともにフル・エンゲージメント・モデル、コーポレート・アスリート・トレーニングシステムを開発。
著書に”What Really Matters : Searching for Wisdom in America”、ドナルド・トランプとの共著”Art of the Deal”、マイケル・アイズナーとの共著”Work in Progress”がある。

まとめ

本書では、時間ではなくエネルギーを管理することが、仕事やプライベートでの成功と幸せにつながると説いています。

  • 限られた時間の使い方を考えるのではなく、エネルギーの量と、出し方、回復方法を身につけて、最高のパフォーマンスが出せるようになろう

  • ストレスに向き合って、ポジティブなエネルギーに変換しよう

  • 全力疾走と休憩を繰り返す、「インターバル・トレーニング」を意識しよう

本書を参考に、ぜひあなたもエネルギー管理術を身につけて、充実した人生を送ってください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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『プロスポーツ選手のようにビジネス界を生きていく』という視点は、面白くて刺激になりました!気になった方は読んでみてください😊



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