#443 褒められたら心底受け入れてみる

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第588回】「自己肯定感をいかに作るかを考える。」を聴いたことのアウトプット。

自己肯定感をテーマにしたパネルトークをしていて、出てきたキーワードで、インポスター症候群というのがある。
別名、詐欺師症候群みたいな言い方をすることがあるらしく、自己肯定感に問題がある状態。
例えば、何かうまくいったり、褒められたりしても、「いやいや、自分なんて」とそれをうまく受け取れない。
自分がうまくいっているのは、何かの間違いであって、たまたま運が良かったり、人のおかげだったりして、これは謙虚な気持ちとはちょっと違い、強迫観念的に自分の持っている能力を受け入れることができないという症候群。
実は僕、結構この傾向がある。僕も何かこう、うまくいっていたり、いろいろなところで歓待をしていただいて、すごくよくしていただいてると思うが、心のどこかで「何か僕が空っぽなのがバレるんじゃないか」とずっと不安に思っている部分がある。端から見ているとわからないかもしれないが、常にそういったものがある。
自分は「何か秀でているものってあるんだっけ?」「自分は何か他の人より優れている部分なんてあるんだっけ?」と本気でわからない。
実際には、ほとんど何もないということがそのうちバレてしまって、「みんなが去ってしまうんじゃないか」と、どこかしら恐怖心が心の中に存在している。
セッションの中では、自分の中できちんとタグを作って、それに関して自分で認めるというのが大事という話が出ていた。
たしかに僕は、世の中で「それは得意な方ですよね」と言ってもらえる能力がいくつかあると思うが、それをもう少し素直に受け取ればいいものを、なかなかそれができない。
「あの人はすごく才能に恵まれているな」「学歴が素晴らしい」「とんでもない能力を持っている」というのを見ると、「やっぱりこれって才能にすごい差があって、僕はたまたまちょっと間違ってみなさんが受け取っているだけなんじゃないか」と思う。これは誰も得をしない。自分の実績、過去の積み重ねに対して失礼なので、こういった考え方は、本当はよくないと思っているが、つい思ってしまう。
(中略)
これは、心を許せる人、信頼できる人に客観的に見てもらって、そして肯定してもらうということを繰り返していくのが大事かなと思う。
それをやるためには、ここはGive Firstをやらなければいけないと思う。自分の方からどんどん他の人を褒めたり、認めたりすることをやっていくというのも大事なアプローチかと思ったりもする。

深夜の福音ラジオ 【第588回】
「自己肯定感をいかに作るかを考える。」

インポスター症候群というのを初めて聞きました。私もこれです。
知り合いにもいて、意外とそういう人は多いのかもしれません。
昔、親しい知人に褒められたときに、素直に受け入れられず「いやいや、そんなことはない」と言ったときに、「そういうときは素直に受け入れるんだよ」と言われたことを思い出しました。
これは、根底に「他人と比べること」が原因だと考えています。
あれから20年以上経って、根底にある他人と比べていたことに気づいてからは、褒められたときに「ありがとうございます」と少しずつ言えるようになってきました。しかし、口ではそう言いつつも「そんなことはない」「自分なんてぜんぜん大したことはない」と思っている自分がいます。
次のステップは、せっかく褒めてくれているので「そっか、俺はそれができるんだ」と心底受け入れることですね。
但し、私の場合は、天狗にならないよう注意が必要です。
そして、澤さんのおっしゃるようGive First。
自分の周りをハッピーにしていきたいです。

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