「紙」という素材と出会う
娘が「紙」と出会いました。
今までも日常の中で本やティッシュなど紙素材はたくさん触ってきましたが、紙本来の素材と向き合う時間を用意しました。
子ども×紙は、お絵描きが1番イメージしやすいかと思いますが、まずはお絵描きの前に、紙のみと触れ合います。
ロール紙を広げると、娘は即座に紙を手で触ります。触ったあとはたたいたり、うつ伏せになって紙を持ち上げたり。大きな紙なので全身を使って紙と向き合っている様子。
そのうち、破れることに気づきます。破れる音や感触を発見。そこからは何度も何度も破ります。破れることが面白い様子。
破って破って紙が小さくなると、口に入れようととします。紙は胃で消化できないのでやんわりと止めます。そこからは止めても止めても何度も口に入れることを繰り返します。そのうち、私が止めることが面白くなってきたようで、こっちを見てゆっくり口に→私が止めるという遊びに変化していきます。
このあとも何十分と紙との触れ合いを楽しんでいた娘。使った紙はすぐには捨てず、次の日もまた次の日も破ったりして遊びました。
素材との出会いは、その素材の本質を感じること。香り・質感・温度、さまざまな角度からその素材を知ります。赤ちゃんは毎日が出会いの連続、発見の連続です。
こうして素材ひとつひとつとの出会い、戯れの時間を丁寧に大切に、見守っていきたいと思います。