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【経験談】タイの大学で日本語教師をして感じたこと
🌟 タイの大学で日本語教師をして良かったこと
✅ 学士でも大学で働けるチャンスがある!
私が(正直あまり好きではない😂)タイで日本語教師をしようと思った一番の動機は、学士(学部卒)でも大学の教員になれるチャンスがあること!
✔ 他の国では修士号が必要なことが多い
海外の大学で日本語教師として働く場合、修士号(日本語教育・言語学など)が求められることがほとんどです。
例えば、日本国内の大学やアメリカ・ヨーロッパの大学では、学士だけでは採用が難しく、修士号やそれ以上の学位が必須になることが一般的。
また、日本の大学の募集要項では**「修士号以上+大学での教授経験◯年〜」**と記載されていることが多く、大学で働くにはそもそも大学での経験が必要という壁があります。
しかし、当時の私は修士号を持っていませんでした。(今も持っていません😂)
✔ タイでは学士でも大学の日本語講師になれる!
タイの大学では、学士の学位だけでも日本語講師として採用されるケースがある のです!
ただし、次のような資格や経験があると採用されやすいです。
✅ 日本語教師養成講座(420時間)を修了している
✅ 日本語教育能力検定試験に合格している
✅ 実際に日本語を教えた経験がある
✔ キャリアの第一歩としてのチャンス!
「大学で日本語を教えたいけど、修士号がない…」という方にとって、タイは海外での教育経験を積む絶好のチャンス になります。
タイで経験を積んだ後、他の国やより良い条件の大学へキャリアアップする道も!
⚠️ ただし、大学によっては修士号を求められる場合もあるため、求人情報をしっかり確認することが大事!
✅ 休みが多く、自由に旅行できる!
タイの大学は長期休暇が多く(2~3ヶ月の休み)、自由に使える時間がたくさんあります。
私の勤務していた大学では、この期間を利用して日本に帰国することも可能でした。
✔ 休暇の条件は大学によって異なる!
ただし、大学によっては**「長期休暇中の出国禁止」「休暇期間は無給」** というケースもあるため、事前に契約内容を確認することが重要 です。
✔ 休みの間に国内旅行ができる(ビーチや山、いろいろ行けた)
勤務先は自然が近くにある環境だったので、週末はビーチ沿いのカフェでのんびりしたり、山へハイキングに行ったりしていました。
「この2年間で一生分のリゾート体験をした」と思えるほど、充実した時間を過ごせました。
✔ のんびり過ごしたい人には最高の環境!
タイの大学は日本の教育機関と比べると比較的ゆるやかな雰囲気があり、仕事に追われることが少ない です。
ワークライフバランスを大事にしながら、のんびり暮らしたい人にはぴったり!
✅ 授業の自由度が高い!
✔ 使う教材や教え方を自由に決められる
以前勤務していた日本語学校では、統一されたカリキュラムがあり、教師はそれに従って授業を進めるスタイル でした。
新人の私にとっては、事前に整ったカリキュラムがあるのはとても助かりましたが、経験を積むうちに「もっとこうしたほうがいいのでは?」と感じる部分が増えてきました。
タイの大学では、カリキュラムをゼロから作る必要があるため、最初は大変でしたが、
「これまで感じていた違和感をトライ&エラーで改善する機会になった」という点では、とても良い経験になりました。
🔻 タイの大学で日本語教師をして厳しかったこと
❌ 給料が安く、日本に帰る際に不安になる
✔ 月給2万~4万バーツ(約8万~16万円)
私は家賃補助込みで1ヶ月4万バーツ(約16万円)ほどもらっていました。
✔ 生活は問題なくできる(地方は物価が安い)
✔ 1年に3回ほど海外旅行も可能
✔ コツコツ貯金もできた
でも、**「この給料で将来、日本に帰って生活できるか?」**と考えると不安がありました。
❌ タイの地方の医療環境は厳しく、社会保険はほぼ使えない
✔ すぐに病院へ行けない(交通の便が悪い)
例えば、街の病院へ行くためには前日の夜までにタクシーを予約する必要があり、急な体調不良でもすぐに受診できない という状況でした。
✔ 3分の診察+薬で2万円⁉
感染症のような症状で市立病院を受診した際、薬代と診察料で2万円以上かかりました。
⚠️ 「原因を検査するには追加料金が必要」と言われ、高額だったため諦めた…
🌟 まとめ
✔ タイの大学は休みが多く、自由度が高いので、1年目はとても楽しかった!
✔ でも、2年目になると「このまま続けるのは厳しいかも…」と感じた。
✔ 給料・医療・キャリア面の不安があり、「1年がちょうど良かった」と思う。
これからタイで日本語教師として働きたい方の参考になれば嬉しいです!😊✨